ちはやふる －結び－
を観ました。
いつも一緒に遊んでいた、幼なじみの千早・太一・新。
家の事情で新が引っ越してしまい、離ればなれになってしまうが、高校生になった千早は、新にもう一度会いたい一心で、太一とともに仲間を集め、瑞沢高校かるた部を作った。
「新に会いたい。会って『強くなったな』と言われたい。」
創部一年目にして、全国大会に出場した瑞沢かるた部だったが、千早は個人戦で史上最強のクイーンに敗れ、さらに強くなることを部員たちと誓った。
あれから二年―、かるたから離れていた新だったが、千早たちの情熱に触れ、自分も高校でかるた部を作って、全国大会で千早と戦うことを決意する。
一方、新入部員が入り、高校三年最後の全国大会を目指す瑞沢かるた部だったが、予選を前に突然、部長の太一が辞めてしまう。
動揺と悲しみを隠せない千早…。
千早、太一、新は、再びかるたで繋がることができるのか？
今、一生忘れることのない最後の夏が始まる。
小泉徳宏監督です。
上の句、下の句が非常に面白くて相当大好きだったのでこの続編は嬉しくてしかたなかったです。
ただし、前2作があまりに良かったので今作は大丈夫だろうか？と若干期待値が下がっていましたが。
全然大丈夫でした。
それどころか演出のクオリティやら脚本のクオリティは上がっていたと思います。
せっかく一つになっていた仲間たちがバラバラになってしまう適度なドラマ性とサブイボなクライマックス。
それと今作で急に増したコメディ感。
漫才的な笑いのとり方で好感が持てました。
青春映画の金字塔という宣伝文句ですが、そのフレーズは間違ってないと思います。
自分も青春映画の名作を挙げろ、と言われたらベストテンにはこの作品は入るでしょう。
今旬な俳優たちを、一番輝かせている作品だと思います。
そして競技かるたというマイナーなテーマにも関わらず全然興奮できるくらい入り込めます。
この作品で競技かるたを始める人も居るでしょうし、興味を持つ人も居るでしょう。
百人一首に興味を持つ人も居るでしょう。
相変わらずの顔のどアップとスローモーション。
かるたをこんなにかっこよく表現したのは快挙だと思います。
それと毎作ながらテーマにする句が素晴らしいですね。
勉強になります。
主演の広瀬すずは言わずもがな今、若手No.1女優ですがその良さが最も出ている作品だと思います。
とにかく可愛いし彼女らしい明るいキャラクターが最高です。
そして競技かるたでのカッコよさ、リーダーシップなんかも非常に様になっています。
彼女自身も特別に思っている作品だと思いますが、ファンとしても特別な作品だと思います。
「私ね、ずっと思ってた。とても素敵な事が始まったって。」
とっても素敵なセリフでした。
野村周平は良いと思える時とそうでない時があるのですが、この作品での野村周平は相当良いですね。
シンプルにカッコいいです。彼の正しい起用法を示していると思います。
新田真剣佑は結構目つき鋭い役が多いですが、このシリーズは非常に柔和なキャラをやってますね。
このテイストも全然ありだと思います。
凄い訛りのある役ですが、ほのぼのします。
そして清原果耶との漫才みたいなやり取りが最高でした。
上白石萌音がいつもどおり広瀬すずをさり気なく支える非常に素敵なポジションで素敵ですね。
この子の声を聴くだけで日本人ならばちょっとキュンとしてしまいますしね。
サラッと素敵な事をしてくれる感じが良いです。
大好きな矢本悠馬ですが、何か日に日にその演技力がすごくなっていますね。
この世代での名バイプレーヤーっぷりが半端ないですね。
尖った人間のあしらい方が素敵で参考になります。
数年後にはこの子の時代が来るような予感もプンプンします。
実力と実績で全然主演とかやるようになる予感です。
森永悠希も最近良く見かけますね。
この子も矢本悠馬と非常に近いタイプの名バイプレーヤーだと思っています。
今後のますますの活躍が予想されます。
佐野勇斗と優希美青が新入部員役でしたが、意外といい感じでした。
最初はちょっと物足りないキャスティングかな？と思ったのですが見事に活かされてました。
そして僕の大好きな清原果耶が新キャストでライバルチームのメンバーをやっていました。
広瀬すずと対決する場面もあり個人的には最高過ぎるツーショットでした。
それでいて意外にもお笑い担当でした。
松岡茉優も前作から引き続き絶対的な女王として出ています。
今作では主にお笑い担当と解説担当でした。
すごく強い選手を解説的なポジションでつかうのは漫画的でわかりやすくて良いです。
清水尋也実は結構好きな若手俳優なのですが。
どの作品でも役の大きさ以上のインパクトを残していると思います。
賀来賢人が超天才的な名人として出ていますが、めちゃくちゃクセの強い役で素晴らしかったです。
福田雄一作品の印象が強い最近ですがちゃんとシリアスな演技も出来ますね。
と思いきや、後半には予想外にコメディもやってました。
この堅物っぽい印象を序盤で作っての前振りは見事ですね。
もう心が洗われるような爽やか過ぎる青春映画ですね。
今後も全然続けて欲しいのですが、流石にコレで終わりですかね。
中田ヤスタカ的な音楽も効果的で見事に高揚感を作ってくれます。
ちょいちょいアニメが挟まる映画ですが、ラストのアニメーションの使い方が素晴らしかったです。
非常に素晴らしい映画です。
そんなわけで8点。
を観ました。
いつも一緒に遊んでいた、幼なじみの千早・太一・新。
家の事情で新が引っ越してしまい、離ればなれになってしまうが、高校生になった千早は、新にもう一度会いたい一心で、太一とともに仲間を集め、瑞沢高校かるた部を作った。
「新に会いたい。会って『強くなったな』と言われたい。」
創部一年目にして、全国大会に出場した瑞沢かるた部だったが、千早は個人戦で史上最強のクイーンに敗れ、さらに強くなることを部員たちと誓った。
あれから二年―、かるたから離れていた新だったが、千早たちの情熱に触れ、自分も高校でかるた部を作って、全国大会で千早と戦うことを決意する。
一方、新入部員が入り、高校三年最後の全国大会を目指す瑞沢かるた部だったが、予選を前に突然、部長の太一が辞めてしまう。
動揺と悲しみを隠せない千早…。
千早、太一、新は、再びかるたで繋がることができるのか？
今、一生忘れることのない最後の夏が始まる。
小泉徳宏監督です。
上の句、下の句が非常に面白くて相当大好きだったのでこの続編は嬉しくてしかたなかったです。
ただし、前2作があまりに良かったので今作は大丈夫だろうか？と若干期待値が下がっていましたが。
全然大丈夫でした。
それどころか演出のクオリティやら脚本のクオリティは上がっていたと思います。
せっかく一つになっていた仲間たちがバラバラになってしまう適度なドラマ性とサブイボなクライマックス。
それと今作で急に増したコメディ感。
漫才的な笑いのとり方で好感が持てました。
青春映画の金字塔という宣伝文句ですが、そのフレーズは間違ってないと思います。
自分も青春映画の名作を挙げろ、と言われたらベストテンにはこの作品は入るでしょう。
今旬な俳優たちを、一番輝かせている作品だと思います。
そして競技かるたというマイナーなテーマにも関わらず全然興奮できるくらい入り込めます。
この作品で競技かるたを始める人も居るでしょうし、興味を持つ人も居るでしょう。
百人一首に興味を持つ人も居るでしょう。
相変わらずの顔のどアップとスローモーション。
かるたをこんなにかっこよく表現したのは快挙だと思います。
それと毎作ながらテーマにする句が素晴らしいですね。
勉強になります。
主演の広瀬すずは言わずもがな今、若手No.1女優ですがその良さが最も出ている作品だと思います。
とにかく可愛いし彼女らしい明るいキャラクターが最高です。
そして競技かるたでのカッコよさ、リーダーシップなんかも非常に様になっています。
彼女自身も特別に思っている作品だと思いますが、ファンとしても特別な作品だと思います。
「私ね、ずっと思ってた。とても素敵な事が始まったって。」
とっても素敵なセリフでした。
野村周平は良いと思える時とそうでない時があるのですが、この作品での野村周平は相当良いですね。
シンプルにカッコいいです。彼の正しい起用法を示していると思います。
新田真剣佑は結構目つき鋭い役が多いですが、このシリーズは非常に柔和なキャラをやってますね。
このテイストも全然ありだと思います。
凄い訛りのある役ですが、ほのぼのします。
そして清原果耶との漫才みたいなやり取りが最高でした。
上白石萌音がいつもどおり広瀬すずをさり気なく支える非常に素敵なポジションで素敵ですね。
この子の声を聴くだけで日本人ならばちょっとキュンとしてしまいますしね。
サラッと素敵な事をしてくれる感じが良いです。
大好きな矢本悠馬ですが、何か日に日にその演技力がすごくなっていますね。
この世代での名バイプレーヤーっぷりが半端ないですね。
尖った人間のあしらい方が素敵で参考になります。
数年後にはこの子の時代が来るような予感もプンプンします。
実力と実績で全然主演とかやるようになる予感です。
森永悠希も最近良く見かけますね。
この子も矢本悠馬と非常に近いタイプの名バイプレーヤーだと思っています。
今後のますますの活躍が予想されます。
佐野勇斗と優希美青が新入部員役でしたが、意外といい感じでした。
最初はちょっと物足りないキャスティングかな？と思ったのですが見事に活かされてました。
そして僕の大好きな清原果耶が新キャストでライバルチームのメンバーをやっていました。
広瀬すずと対決する場面もあり個人的には最高過ぎるツーショットでした。
それでいて意外にもお笑い担当でした。
松岡茉優も前作から引き続き絶対的な女王として出ています。
今作では主にお笑い担当と解説担当でした。
すごく強い選手を解説的なポジションでつかうのは漫画的でわかりやすくて良いです。
清水尋也実は結構好きな若手俳優なのですが。
どの作品でも役の大きさ以上のインパクトを残していると思います。
賀来賢人が超天才的な名人として出ていますが、めちゃくちゃクセの強い役で素晴らしかったです。
福田雄一作品の印象が強い最近ですがちゃんとシリアスな演技も出来ますね。
と思いきや、後半には予想外にコメディもやってました。
この堅物っぽい印象を序盤で作っての前振りは見事ですね。
もう心が洗われるような爽やか過ぎる青春映画ですね。
今後も全然続けて欲しいのですが、流石にコレで終わりですかね。
中田ヤスタカ的な音楽も効果的で見事に高揚感を作ってくれます。
ちょいちょいアニメが挟まる映画ですが、ラストのアニメーションの使い方が素晴らしかったです。
非常に素晴らしい映画です。
そんなわけで8点。
