青くて痛くて脆い
を観ました。
人付き合いが苦手で、常に人と距離をとろうとする大学生・田端楓と空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃。
ひとりぼっち同士の2人は磁石のように惹かれ合い秘密結社サークル【モアイ】を作る。
モアイは「世界を変える」という大それた目標を掲げボランティアやフリースクールなどの慈善活動をしていた。
周りからは理想論と馬鹿にされながらも、モアイは楓と秋好にとっての“大切な居場所”となっていた。
しかし秋好は“この世界”から、いなくなってしまった…。
秋好の存在亡き後モアイは社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系の就活サークルに成り下がってしまう。
変わり果てた世界。
取り残されてしまった楓の怒り、憎しみ、すべての歪んだ感情が暴走していく……。
アイツらをぶっ潰す。秋好を奪ったモアイをぶっ壊す。どんな手を使ってでも……。
楓は、秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み【モアイ奪還計画】を企む。
青春最後の革命が、いま始まる−− 。
狩山俊輔監督、住野よる原作です。
キミスイにはドハマりしたのでその余韻的な期待感があり見に行きました。
そもそも大好きな森七菜と松本穂香が出ているので必須です。
森七菜は今はどんな作品でも観ておきたいし、松本穂香は今最も勢いに乗っているとも言えるでしょう。
吉沢亮も今旬なトップ俳優だと思うしなかなかの企画だと思います。
恥ずかしげもなく世界を変えるとか戦争は要らないとか言い出すぶっ飛んだ女の子に巻き込まれた主人公が、
二人でそういう活動をするためのサークルを立ち上げて大きくなっていく過程の軋轢の物語です。
予告編や煽りでも言ってるように近年流行りっぽい構造にトリックがあるパターンの映画です。
ただコレはどんでん返しや衝撃的展開とは言えない気がします。
予告で言ってますがただの嘘なので、嘘をどんでん返しとは言わないと思うので狙いは謎でした。
例えば男だ男だと物語上で言い続けて実は女でしたと言われてもそれは作り物の中でそういう設定にされただけなので。
それを疑って観るのは流石にダルいですね。
なので全然びっくりしたりはしなかったので作り手の狙いは謎でした。
ここでびっくりさせようとしたのかな?
確かに要所要所のクセのあるメラメラした映像の謎が回収されたりはしましたが。
別にその辺の見せ方全般が無くて良いと思ってしまいました。
結局やってることはサークル内での人間関係の揉め事です。
自分も大学で部員が沢山いる部活やってたのでこういう空気感は非常にわかります。
サークル内で付き合ったり別れたりするので目的とは別のベクトルにエネルギーが注がれるものですね。
そして社会の縮図みたいな感じがありイキってるグループ、それを馬鹿にするグループ、女漁りをするグループ、それを嫌悪するグループ。
自分の時代と違うのはネットがあるということですが、根本は変わらないのだなと思いました。
主人公がクールなようでヒステリックで計画的で賢いようでかなりずさんで。
見方がわかりにくい不思議な物語でした。
この手の映画にしては誰にも共感出来ない感じで。
強いて言うなら岡山天音か松本穂香のキャラが見てる人が共感できる人物かもですね。
キャンパスライフ経験がある自分が見てもちょっとピンとこなかったので経験が無い人が見たら、何を見させられてるんだろう?ってなりそうな気がしました。
要所要所で朝井リョウ作品的な切れ味鋭いことを言っている、やっている雰囲気を出しますが。
演出に騙されそうになりますが冷静に見ると特別な事はやっていない気がしました。
主演の吉沢亮はハンサムですが、ハンサムを逆手に取ったようなちょっとヤバいキャラでした。
冷静でクールで賢いキャラと思いきやヒステリックで陰湿でかなりヤバい奴でした。
流石に存在感あって言いインパクトでした。
相手役の杉咲花も相変わらずの演技派っぷりを発揮してます。
なんか大学ってこういう人居るよなって絶妙な役作りをしてました。
どんな役も高品質にしてしまう貴重な女優ですね。
主人公と共にサークルを潰そうとするバディを岡山天音が演じていました。
この人は近年予想外に評価を上げて活躍してますね。
個性的なルックス含めとても好感度高いですね。
サークル仲間の松本穂香は言わずもがな大好きなので出てくるだけでテンション上がります。
今最も勢いある女優と言っても良いと思いますし演技力も凄いと思います。
クールな役や、悪女な役や、天然系おっとりな役まで全部高品質にやる上に可愛いです。
今作はおっとり可愛いキャラでかなり好みのやつでした。
同じく愛してやまない森七菜も出ていて。
ボランティアに行く先の施設の登校拒否の女の子でバンドでベースを弾いてて。
自分もバンドをやってますが背の低い女の子ベーシストが大好物です。
できれば指弾きが希望ですが、右利き用を左利きで弾いてるのでより良かったです。
ちょっとヒステリックで極端な演技をさせられてるシーンがあって謎でした。
清水尋也がサークルのリーダー的なチャラい役でした。
なんか憎まれ役をやらされることが多いですね。
ソロモンの偽証の不良役とかのイメージが強いのでしょうね。
大学の後輩役を茅島みずきが演じていました。
今作が初映画らしいですがまだ16歳なのに高身長でなかなか大人っぽかったです。
菜々緒やシシド・カフカ的なポジションに行ける可能性もありそうです。
柄本佑がサークルを手伝う役で出ていました。
最近のドラマ同様イケメン役でした。
光石研がワンポイントで出てましたがなんか大クセの怪しすぎるキャラでした。
ちょっとこの辺の展開や演出が不自然でした。
ちょっと期待よりは劣る狙いが難しい映画でした。
そんなわけで5点。
を観ました。
人付き合いが苦手で、常に人と距離をとろうとする大学生・田端楓と空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃。
ひとりぼっち同士の2人は磁石のように惹かれ合い秘密結社サークル【モアイ】を作る。
モアイは「世界を変える」という大それた目標を掲げボランティアやフリースクールなどの慈善活動をしていた。
周りからは理想論と馬鹿にされながらも、モアイは楓と秋好にとっての“大切な居場所”となっていた。
しかし秋好は“この世界”から、いなくなってしまった…。
秋好の存在亡き後モアイは社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系の就活サークルに成り下がってしまう。
変わり果てた世界。
取り残されてしまった楓の怒り、憎しみ、すべての歪んだ感情が暴走していく……。
アイツらをぶっ潰す。秋好を奪ったモアイをぶっ壊す。どんな手を使ってでも……。
楓は、秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み【モアイ奪還計画】を企む。
青春最後の革命が、いま始まる−− 。
狩山俊輔監督、住野よる原作です。
キミスイにはドハマりしたのでその余韻的な期待感があり見に行きました。
そもそも大好きな森七菜と松本穂香が出ているので必須です。
森七菜は今はどんな作品でも観ておきたいし、松本穂香は今最も勢いに乗っているとも言えるでしょう。
吉沢亮も今旬なトップ俳優だと思うしなかなかの企画だと思います。
恥ずかしげもなく世界を変えるとか戦争は要らないとか言い出すぶっ飛んだ女の子に巻き込まれた主人公が、
二人でそういう活動をするためのサークルを立ち上げて大きくなっていく過程の軋轢の物語です。
予告編や煽りでも言ってるように近年流行りっぽい構造にトリックがあるパターンの映画です。
ただコレはどんでん返しや衝撃的展開とは言えない気がします。
予告で言ってますがただの嘘なので、嘘をどんでん返しとは言わないと思うので狙いは謎でした。
例えば男だ男だと物語上で言い続けて実は女でしたと言われてもそれは作り物の中でそういう設定にされただけなので。
それを疑って観るのは流石にダルいですね。
なので全然びっくりしたりはしなかったので作り手の狙いは謎でした。
ここでびっくりさせようとしたのかな?
確かに要所要所のクセのあるメラメラした映像の謎が回収されたりはしましたが。
別にその辺の見せ方全般が無くて良いと思ってしまいました。
結局やってることはサークル内での人間関係の揉め事です。
自分も大学で部員が沢山いる部活やってたのでこういう空気感は非常にわかります。
サークル内で付き合ったり別れたりするので目的とは別のベクトルにエネルギーが注がれるものですね。
そして社会の縮図みたいな感じがありイキってるグループ、それを馬鹿にするグループ、女漁りをするグループ、それを嫌悪するグループ。
自分の時代と違うのはネットがあるということですが、根本は変わらないのだなと思いました。
主人公がクールなようでヒステリックで計画的で賢いようでかなりずさんで。
見方がわかりにくい不思議な物語でした。
この手の映画にしては誰にも共感出来ない感じで。
強いて言うなら岡山天音か松本穂香のキャラが見てる人が共感できる人物かもですね。
キャンパスライフ経験がある自分が見てもちょっとピンとこなかったので経験が無い人が見たら、何を見させられてるんだろう?ってなりそうな気がしました。
要所要所で朝井リョウ作品的な切れ味鋭いことを言っている、やっている雰囲気を出しますが。
演出に騙されそうになりますが冷静に見ると特別な事はやっていない気がしました。
主演の吉沢亮はハンサムですが、ハンサムを逆手に取ったようなちょっとヤバいキャラでした。
冷静でクールで賢いキャラと思いきやヒステリックで陰湿でかなりヤバい奴でした。
流石に存在感あって言いインパクトでした。
相手役の杉咲花も相変わらずの演技派っぷりを発揮してます。
なんか大学ってこういう人居るよなって絶妙な役作りをしてました。
どんな役も高品質にしてしまう貴重な女優ですね。
主人公と共にサークルを潰そうとするバディを岡山天音が演じていました。
この人は近年予想外に評価を上げて活躍してますね。
個性的なルックス含めとても好感度高いですね。
サークル仲間の松本穂香は言わずもがな大好きなので出てくるだけでテンション上がります。
今最も勢いある女優と言っても良いと思いますし演技力も凄いと思います。
クールな役や、悪女な役や、天然系おっとりな役まで全部高品質にやる上に可愛いです。
今作はおっとり可愛いキャラでかなり好みのやつでした。
同じく愛してやまない森七菜も出ていて。
ボランティアに行く先の施設の登校拒否の女の子でバンドでベースを弾いてて。
自分もバンドをやってますが背の低い女の子ベーシストが大好物です。
できれば指弾きが希望ですが、右利き用を左利きで弾いてるのでより良かったです。
ちょっとヒステリックで極端な演技をさせられてるシーンがあって謎でした。
清水尋也がサークルのリーダー的なチャラい役でした。
なんか憎まれ役をやらされることが多いですね。
ソロモンの偽証の不良役とかのイメージが強いのでしょうね。
大学の後輩役を茅島みずきが演じていました。
今作が初映画らしいですがまだ16歳なのに高身長でなかなか大人っぽかったです。
菜々緒やシシド・カフカ的なポジションに行ける可能性もありそうです。
柄本佑がサークルを手伝う役で出ていました。
最近のドラマ同様イケメン役でした。
光石研がワンポイントで出てましたがなんか大クセの怪しすぎるキャラでした。
ちょっとこの辺の展開や演出が不自然でした。
ちょっと期待よりは劣る狙いが難しい映画でした。
そんなわけで5点。