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ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命

2017年04月02日 | 映画
ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命
を観ました。


1963年11月22日、ジョン・F・ケネディ大統領は、テキサス州ダラスでのパレードの最中に銃撃される。
目の前で愛する夫を暗殺されたファーストレディのジャッキーことジャクリーン・ケネディは、怒りと衝撃に震えていたが、悲しんでいる時間はなかった。すぐに副大統領が新たな大統領に就任して激務を引き継ぎ、刻一刻と夫が過去の人になっていくのを目の当たりにしたジャッキーは、彼の名前と功績が後世に残るかどうかは、この数日間の自分の行動にかかっていると気付いたのだ。
自らの手で築き上げてきた<ケネディ伝説>を永遠にするために、ジャッキーは命の危険さえも顧みず、最後の使命に身を投じる──。


パブロ・ラライン監督です。

JFKの妻ジャクリーン・ケネディの伝記映画ですね。
ほぼケネディ暗殺からその後の数週間を描いている感じです。

自分はケネディにはかなり関心があるのですが、まだなかなか勉強出来ていないので。
この手の映画は結構ありがたかったです。

ケネディ現職時代にジャクリーンが行った事を分かり易く説明して、
ジャクリーンがどういう人間かを教えてくれます。

作品としてはジャラーンの心の中を一人称で語っていくような、
精神性が強く気怠い雰囲気の作品です。
相当ショッキングな事件に遭遇したファーストレディなので、
こういう演出になるのは妥当な気もしますが、
外人として観るには正直ちょっと退屈過ぎましたかね。
セリフのやり取り等はいい言葉のチョイスで印象的なのですが、
盛り上がりやピークも無くハイセンス系に描いています。
個人的にはもうちょっとドラマティックにわかり易いテイストを望んでしまいました。

同じようなところをぐるぐると回るようなやり取りです。
ケネディの葬儀をどうするか?みたいなやり取りを結構延々とやっています。
そして自分への批判に対する苦悩を延々と反論しています。
非常に静かなテイストです。

ジャクリーンを演じたナタリー・ポートマンは上手でした。
ブラック・スワンの時みたいに自分と向き合う暗くて重たい役作りでした。
なかなか壮絶なことも淡々と語ったりします。
他にもいぶし銀な脇役が居ますが、90%はナタリー・ポートマンの独壇場です。

ピーター・サースガード、グレタ・ガーウィグ、ジョン・ハート、ビリー・クラダップなどの脇役は控えめな演技だったけど、
適切にいい演技をしていたと思います。

それにしてもやっぱりJFKは興味深いです。
暗殺シーンの再現はやっぱり怖かったです。


そんなわけで5点。

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