メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ぶどうのなみだ

2014年10月12日 | 映画
ぶどうのなみだ を観た。

父親が遺した小麦畑と葡萄の樹のそばで、
兄のアオはワインをつくり、
ひとまわり年の離れた弟のロクは小麦を育てている。
かつて東京へ出たアオは夢破れて故郷に戻り、
“黒いダイヤ”と呼ばれる葡萄ピノ・ノワールの醸造に励んでいるが、
なかなか理想のワインはできない。
そんなある日、キャンピングカーに乗ったひとりの旅人が、
突然ふたりの目の前に現れた。
エリカと名乗る不思議な輝きを放つ彼女は、
アオとロクの静かな生活に、新しい風を吹き込んでいく・・・。

って話。


僕が一昨年くらい偉い感動させられたしあわせのパンの三島有紀子監督作品です。
かなり期待して観に行きました。

しあわせのパンでは「好きな場所で、好きな人と、好きなことをしたい」というセリフがあり、
ひどく影響を受けました。
こういう映画を観ると影響を受けるのではないか・・・といらぬ心配をしてしまいます。

前作ほどは影響受けなかったですが、
やっぱり素晴らしい日本映画らしい癒しの映画でした。

僕もど田舎に引きこもってワイン造り始めちゃおうかなーって、
やっぱり思わされてしまった力のある映画でした。

大泉洋は今回はちょっと気性の荒い役どころでしたが、
やっぱり上手い役者さんですね。

シンガーソングライターの安藤裕子さんがヒロインを演じていますが、
一気にオシャレ感が増す素晴らしいキャスティングですね。
演技も上手で女優としても充分通用すると思います。
ただしこういうオシャレ系な役どころに限りますが。

今やすっかり売れっ子の染谷将太が大泉洋の弟役でしたが、
流石に良い味だしますね。
すっかり日本映画で欠かせないポジションを築いてしまいましたね。

とにかくほのぼのでした。

ちょっとムムムな演出もありました、オチもさほどピンとは来ない僕の苦手なタイプのやつでした。
もうちょっとハイセンスに難解にしてくれた方が僕好みでした。

それでも絵本みたいに優しくわかりやすく綺麗な起承転結でした。
いずれにせよ好きなテイストの映画で良かったです。


そんなわけで6点です。


僕もアンモナイト探したくなりました。

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