メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

アニマル・キングダム

2012年02月16日 | 映画
アニマル・キングダム を観た。


珍しくオーストラリア映画です。

母親がヤク中で死んで、祖母の一家に引き取られるジョシュア。
母親の兄弟達、4人の叔父は皆過激なギャングで銀行強盗やクスリを売りさばいて財を成している。
警察に徹底的なマークをされるようになるが警察も腐敗しており、悪いヤツが居る。
もう足を洗おうとしてた叔父の一人が警察に理不尽に射殺されたことで怒った兄弟達が報復をしてジョシュアも巻き込まれていく。
破滅に向かうしか無いと理解しながらも他に居場所が無いジョシュア。

ってお話。

とても秀逸な映画でした。
冒頭、退屈系映画かな?って思わされましたが、役者さん達の鬼気迫る怖いオーラにどんどん引きこまれました。

とてもヒステリックで容赦ない悪で、ストーリーもとても素晴らしくかなりのめり込めました。

BGMベースで物語の重要な部分を進めたり、説明少なめで意味深で良かったです。
破滅しか無い物語の割に、ラストの展開も見事でした。

後味ずっしりでした。


そんなわけで8点です。


あまり馴染みのないオーストラリア映画でしたが、
どんな国にもセンスのいい人は居るのだなぁ、
世の中に映画が多すぎるなぁ、
なんて思ってしまいました。

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