メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

しあわせのパン

2012年02月15日 | 映画
しあわせのパン を観た。


月浦のカフェで美味しいコーヒーを出すりえさん(原田知世)とおいしいパンを焼く水縞君(大泉洋)の夫婦が経営するcafeマーニ。

夏、傷心の女の子香織(森カンナ)が一人泊まりにやってきて、地元の常連の青年時生(平岡祐太)と語らい恋をする。

秋、母のことが忘れられず父との間に壁を感じてナイーブになっている未久(八木優希)とその父(光石研)に食事を振る舞う。

冬、何か思いつめた老夫婦阪本史生(中村嘉葎雄)とアヤ(渡辺美佐子)がやってきて常連のみんなで楽しい時間を提供する。

そんな人々のお話。


冒頭の童話のアニメから最高に僕ごのみで最後まで完璧に優しく素敵な映画でした。

あまりに優しくて一人ボロボロと泣いてしまいました。

映像も繊細で綺麗で心を揺さぶられまくりました。
絵葉書にしたいようなシーンだらけでした。

三島監督は初めて拝見しましたが、とても素晴らしいセンスを持っていると思いました。
女性にしか出せない様な最高級の優しさを生み出していました。

主演二人のキャスティングから始まり、その演技や世界観がとにかくパーフェクトでした。
キャラ設定も絶妙な塩梅でした。

ジブリ映画のほのぼの空気感を実写にしたような感じですね。


そんなわけで9点です。


コレは早速今年の俺アカデミー賞ノミネート作品ですね。

パンとコーヒーが好きではないぼくですが、
パンとコーヒーも悪くないと思える映画でした。

ってかドロップアウトしてこんな暮らししちゃおうかな?
なんて思わされる、下手したら人生変わってしまうかもしれない
そんな力を持った映画でした。

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