珍しくプレッシャーの無い朝。
近郊の町センテンドレを目指す。
かなりほのぼのとした電車に揺られる。
途中駅の乗り換えでそこそこ待ったがその駅もかなりのどかでほのぼのでかなり僕の好むモノだった。
そうして辿り着いたセンテンドレ。
絵に描いたようなヨーロッパの田舎駅、晴れてのどかでとてもいい感じ。
駅前の通りを真っ直ぐ歩く、大通りを地下道でくぐって更に歩くとセンテンドレの街並みが。
美しくてのどかでもう絶頂に僕好みな街並み。
ほのぼので何処をとってもいい感じ。
セビリア人が作った街らしくてまた今まで訪れた街とはまた違った独特な美しさがある。
本当に良い感じで歩いてるだけで心が洗われていった。
ここまで来たらそれらしい昼食を食べたいと頑張って探す。
とあるお店の前の写真を見てたらお姉さんにキャッチされたのでそのお店に入る。
なかなか洒落てて奥まった所にあり、中庭もあり客は僕一人の貸切で最高だった。
僕が入るとおじさん店員さんはBGMをビートルズに変えてくれた。
そのおじさん店員さんにハンガリーの郷土料理がオススメだと言われたのでそれを食す。
一先ず昼からビール、ご機嫌な観光地に来るとついつい昼間から飲んでしまう。
おじさん店員さんとかなり話し込んだ。
「日本人?」と聞かれたので「そう」と答え、「東京はとても美しい」と言うので僕は「ここの方が美しいよ!」と言ったりした。
街の歴史の説明もしてくれた。
ヨーロッパに行くと中国人に間違えられると聞かされていたが僕はほぼ間違いなく日本人と言われる。
セビリア人にも日本人?と言ってもらえてびっくりした。
ビーフシチューのような食べ物、デザートも付いてとても美味くて安くて最高だった。
食後はカプチーノを頼んだ、「中庭で飲んでいい?」と聞くと「もちろん」と言われたのでそこでタバコをくゆらしながら飲んだ。
青く澄みきったセンテンドレの空を観ながらカプチーノを飲む。
ホント夢の様な一時だと思った。
その後もセンテンドレの街をぶらついた、あまりに素敵だったので住宅街の方まで足を伸ばした。
ホントのどかで住人とかが「ハロー」と英語で挨拶してきてくれたりする。
この旅で何度目か?僕はなんだか嬉しくて癒されて人知れず涙を流して歩いていた。
とても素敵な街だが小さいので半日でどっぷり楽しめるくらいの規模である。
そして駅に戻りまたブダペストへ。
前日からドキドキしていた新たなチャレンジ、数日前からドキドキしていたチャレンジ。
ブダペストで温泉に入る!というミッション。
全くマナーもルールも必要なモノもわからないが英雄広場を通り、公園を通り有名なセーチェニ温泉へ。
水着が必要なので買おうとするがカードが使えないというので一旦出て探す。
すると公園の出店で1800ftの安い水着が売っていた。
残りの所持金(フォリント)が1810ftだったのでコレは運命だと思って購入。
そうしてようやく温泉へ。
ブダペストの温泉は日本で言ったら温泉プール。
広くて屋内、屋外様々なプールがあってかなり楽しめる娯楽施設。
何より嬉しいのは若い女性達のセクシーな水着姿。
欧州の女子達はTバック率が高くこの世の何よりTバックが好きな僕には嬉しかった。
名物の温泉チェスも見れた。
そこで同じく一人旅していたスペイン人(バレンシア人)の若者と親しくなる。
それまでは荷物から目が離せず大きな温泉の隅っこにしか居られなかったが、彼と親しくなったので荷物を見ててもらって僕は流れる温泉を楽しんだり出来た。
片言の英語同士でなかなかしんどい異文化交流だったが、こういう異文化交流こそが一人旅の醍醐味。
懐っこい若者で、彼は多分僕を年下と思ってたと思うが絶対に向こうの方が年下、じゃれ付いてくれて一気にフレンドリーになれた。
二人で女子グループを観ながら「どれがいい?」なんて話したりした。
二人共長旅、タイトな旅程をこなしてきたので今日はHP回復に専念しようとする。
初めての海外、初めての一人旅の僕はここ最近のハードな移動、ハードな観光に身も心もズタボロになっていた。
真に休める安住の場所も無かった。
だから「ブダペストに行ったら温泉に入ろう、温泉に入ったら全てがリセットされる、そこでHPは満タンになる」と言い聞かせて頑張ってきた。
実際は不慣れ過ぎる温泉にチャレンジしたり、勝手が分からない事ばかりで疲れることのが多かったが、無理矢理疲れが癒えたと自分を洗脳する。
だからプカプカとして青空を見上げて何もかも忘れていた。
「僕は今ハンガリーの温泉に浮かんでいる・・・」
ただそれだけを思っていた。
その後スペイン人の若者と着替えて外に出て散歩。
彼に引っ張ってもらって前日同様王宮の丘へ。
夜の王宮の丘はライトアップされて美しかった。
スペイン人とブラブラ。
偶然だろうけどスペイン人のフレンドリーさは僕に非常に合う。
スペイン人とは友達になりやすい。
バスで市街地に戻りブラブラ。
彼の買い物に付き合ったり。
最初温泉で彼が「晩御飯とビールを一緒に行こう」というので行動してたのだが、
「眠くなったので帰る、ゴメン」と言って帰って行った。
連絡先も聞かなかったが素敵な思い出が出来た。
前日同様、地下鉄で駅に戻る。
晩御飯に時間をかけれないのでバーガーキングで済ませて宿に帰る。
かなりのノープラン、予備知識無しでやってきたハンガリー。
最初は苦手な空気感に心折れそうだった。
しかし挫けず入り込んで街に自ら馴染んだ。
入り込めばどんな文化でも素晴らしいものである。
だってそこで暮らしてる人、そこで一生を過ごす人が居るのだから。
上辺だけで簡単に国や人や文化を判断出来るものじゃない。
良く「〇〇の国は合わなかった、苦手、嫌い、人が不親切」などという人が居るが、僕は簡単に国ごと嫌うなんて事はしない。
日本にだって親切な人も不親切な人もいる。
大事なのはその街の文化を知ること、入り込む事である。
世界は愛すべき魅力で満ちている。
そんなハンガリーを見ず知らずのスペイン人と旅をした今日も人生で忘れがたき一日だった。
近郊の町センテンドレを目指す。
かなりほのぼのとした電車に揺られる。
途中駅の乗り換えでそこそこ待ったがその駅もかなりのどかでほのぼのでかなり僕の好むモノだった。
そうして辿り着いたセンテンドレ。
絵に描いたようなヨーロッパの田舎駅、晴れてのどかでとてもいい感じ。
駅前の通りを真っ直ぐ歩く、大通りを地下道でくぐって更に歩くとセンテンドレの街並みが。
美しくてのどかでもう絶頂に僕好みな街並み。
ほのぼので何処をとってもいい感じ。
セビリア人が作った街らしくてまた今まで訪れた街とはまた違った独特な美しさがある。
本当に良い感じで歩いてるだけで心が洗われていった。
ここまで来たらそれらしい昼食を食べたいと頑張って探す。
とあるお店の前の写真を見てたらお姉さんにキャッチされたのでそのお店に入る。
なかなか洒落てて奥まった所にあり、中庭もあり客は僕一人の貸切で最高だった。
僕が入るとおじさん店員さんはBGMをビートルズに変えてくれた。
そのおじさん店員さんにハンガリーの郷土料理がオススメだと言われたのでそれを食す。
一先ず昼からビール、ご機嫌な観光地に来るとついつい昼間から飲んでしまう。
おじさん店員さんとかなり話し込んだ。
「日本人?」と聞かれたので「そう」と答え、「東京はとても美しい」と言うので僕は「ここの方が美しいよ!」と言ったりした。
街の歴史の説明もしてくれた。
ヨーロッパに行くと中国人に間違えられると聞かされていたが僕はほぼ間違いなく日本人と言われる。
セビリア人にも日本人?と言ってもらえてびっくりした。
ビーフシチューのような食べ物、デザートも付いてとても美味くて安くて最高だった。
食後はカプチーノを頼んだ、「中庭で飲んでいい?」と聞くと「もちろん」と言われたのでそこでタバコをくゆらしながら飲んだ。
青く澄みきったセンテンドレの空を観ながらカプチーノを飲む。
ホント夢の様な一時だと思った。
その後もセンテンドレの街をぶらついた、あまりに素敵だったので住宅街の方まで足を伸ばした。
ホントのどかで住人とかが「ハロー」と英語で挨拶してきてくれたりする。
この旅で何度目か?僕はなんだか嬉しくて癒されて人知れず涙を流して歩いていた。
とても素敵な街だが小さいので半日でどっぷり楽しめるくらいの規模である。
そして駅に戻りまたブダペストへ。
前日からドキドキしていた新たなチャレンジ、数日前からドキドキしていたチャレンジ。
ブダペストで温泉に入る!というミッション。
全くマナーもルールも必要なモノもわからないが英雄広場を通り、公園を通り有名なセーチェニ温泉へ。
水着が必要なので買おうとするがカードが使えないというので一旦出て探す。
すると公園の出店で1800ftの安い水着が売っていた。
残りの所持金(フォリント)が1810ftだったのでコレは運命だと思って購入。
そうしてようやく温泉へ。
ブダペストの温泉は日本で言ったら温泉プール。
広くて屋内、屋外様々なプールがあってかなり楽しめる娯楽施設。
何より嬉しいのは若い女性達のセクシーな水着姿。
欧州の女子達はTバック率が高くこの世の何よりTバックが好きな僕には嬉しかった。
名物の温泉チェスも見れた。
そこで同じく一人旅していたスペイン人(バレンシア人)の若者と親しくなる。
それまでは荷物から目が離せず大きな温泉の隅っこにしか居られなかったが、彼と親しくなったので荷物を見ててもらって僕は流れる温泉を楽しんだり出来た。
片言の英語同士でなかなかしんどい異文化交流だったが、こういう異文化交流こそが一人旅の醍醐味。
懐っこい若者で、彼は多分僕を年下と思ってたと思うが絶対に向こうの方が年下、じゃれ付いてくれて一気にフレンドリーになれた。
二人で女子グループを観ながら「どれがいい?」なんて話したりした。
二人共長旅、タイトな旅程をこなしてきたので今日はHP回復に専念しようとする。
初めての海外、初めての一人旅の僕はここ最近のハードな移動、ハードな観光に身も心もズタボロになっていた。
真に休める安住の場所も無かった。
だから「ブダペストに行ったら温泉に入ろう、温泉に入ったら全てがリセットされる、そこでHPは満タンになる」と言い聞かせて頑張ってきた。
実際は不慣れ過ぎる温泉にチャレンジしたり、勝手が分からない事ばかりで疲れることのが多かったが、無理矢理疲れが癒えたと自分を洗脳する。
だからプカプカとして青空を見上げて何もかも忘れていた。
「僕は今ハンガリーの温泉に浮かんでいる・・・」
ただそれだけを思っていた。
その後スペイン人の若者と着替えて外に出て散歩。
彼に引っ張ってもらって前日同様王宮の丘へ。
夜の王宮の丘はライトアップされて美しかった。
スペイン人とブラブラ。
偶然だろうけどスペイン人のフレンドリーさは僕に非常に合う。
スペイン人とは友達になりやすい。
バスで市街地に戻りブラブラ。
彼の買い物に付き合ったり。
最初温泉で彼が「晩御飯とビールを一緒に行こう」というので行動してたのだが、
「眠くなったので帰る、ゴメン」と言って帰って行った。
連絡先も聞かなかったが素敵な思い出が出来た。
前日同様、地下鉄で駅に戻る。
晩御飯に時間をかけれないのでバーガーキングで済ませて宿に帰る。
かなりのノープラン、予備知識無しでやってきたハンガリー。
最初は苦手な空気感に心折れそうだった。
しかし挫けず入り込んで街に自ら馴染んだ。
入り込めばどんな文化でも素晴らしいものである。
だってそこで暮らしてる人、そこで一生を過ごす人が居るのだから。
上辺だけで簡単に国や人や文化を判断出来るものじゃない。
良く「〇〇の国は合わなかった、苦手、嫌い、人が不親切」などという人が居るが、僕は簡単に国ごと嫌うなんて事はしない。
日本にだって親切な人も不親切な人もいる。
大事なのはその街の文化を知ること、入り込む事である。
世界は愛すべき魅力で満ちている。
そんなハンガリーを見ず知らずのスペイン人と旅をした今日も人生で忘れがたき一日だった。