メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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猫なんかよんでもこない。

2016年02月06日 | 映画
猫なんかよんでもこない。
を観ました。


ボクシングに集中するため兄の家に転がり込んで兄の拾ってきた猫の世話係をするミツオ。
兄は結婚して居なくなりボクサーで挫折してミツオに残ったのは二匹の猫クロとチンだけ。
そんなミツオが漫画を描き始めバイトを始め、二匹と共に人生を再スタートさせるお話です。


去年、かなり高評価した探検隊の栄光の山本透監督です。

予告編は良く観ていたので、そこそこの期待値で観に行きました。
そしたらそこそこの期待通りでした。

近年、猫ブームの影響か?
猫映画が急に増えてきてる気がしますが。
この映画は中でも最も猫を自由にさせている気がします。

子猫時代のシーンなんてホント自由で、
当然ですが人間がそれに合わせて演技するしか方法は無かったでしょう。
なかなかのチャレンジ映画ですね。

猫が映ってるシーンの多さや、猫オンリーのシーンも多いので、猫好きにはたまらないでしょう。

人間は主演の風間俊介の割合が非常に多く、
他のキャストはポイントでしか出てない感じです。

風間俊介はそこそこ好きですが猫に合わせてるせいか?
ちょっと窮屈で不自然な演技は否めないですね。

決して悪くは無いですが、この子がベストキャスティングだったのか?という疑問は少々あります。
しかし、相変わらずの童顔ですね。

探検隊の栄光では腹が捩れそうなほどのコメディでしたが、
今作のコメディはほぼ笑えずでした。

当然才能のある監督だとは思います。
今作も斬新な映画だとも思います。

でも今のところあれほど面白かった探検隊の栄光はラッキーパンチ扱いにしておきます。

そして未だ愛犬のペットロス症候群に悩む自分にはしんどいシーンがありました。

自分は実家で猫と犬を飼ってますがどいつも可愛くて比べるものでは無いですが、
圧倒的に犬派なのはやはり変わらないですね。

原作者の自伝っぽいですが、ボクシングと漫画の才能があるのは凄いですね。


そんなわけで6点です。

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