いぬやしき
を観ました。
定年を間近に控える冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎(木梨憲武)は会社や家庭から疎外された日々を送っていたが、ある日突然、医者から末期がんによる余命宣告を受け、深い虚無感に襲われる。
その晩、突如墜落事故に巻き込まれ機械の体に生まれ変わった彼は、人間を遥かに超越する力を手に入れることに。
一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神皓(佐藤健)は、手に入れた力を己の思うがままに行使し始めていた。
自分の意思に背く人々をただただ傷付けていく獅子神と、獅子神によって傷付けられた人々を救い続ける犬屋敷。
人間の本質は善なのか、それとも悪なのか・・・強大な力を手に入れた二人が、いま、それぞれの想いで動き出すー。
佐藤信介監督作品です。
原作が奥浩哉で監督が佐藤信介ということでGANTZと同じですね。
漫画や小説や、現代社会を舞台にしたSFの映像化が得意な監督ですね。
原作は知らないのですが、日常から急に非日常になる感じ。
世の人々が知らないところで暗躍するところはGANTZと通ずるモノを感じました。
そしてこの手の雰囲気はかなり好きですね。
子供時代に妄想していたような世界が具現化されたようです。
夜中空を飛び回る妄想をめちゃくちゃしてましたからね、それが現実になってる感じだけで大分興奮はしました。
そしてメインのバトルの舞台になるのが新宿で。
新宿の街並みの中を飛び回り格闘するシーンはかなり見応えありました。
ハリウッドだと麻痺しますが、馴染みの街が舞台になると途端に没入感は増します。
馴染みの町並みを飛び回り壊しまくりで。
一体どうやって撮影したのだろうか?等かなりのめり込んでしまいました。
バトルが見どころですが、家族内での父親の見方が少しだけ変わるってのはなかなか良いですね。
コレほど社会を揺るがす
主人公は木梨憲武でなかなか良いキャスティングだと思いました。
最大級のネームバリューの割に役者としてはまだ何の色にも染まっていない感じもあって。
あまりにモジモジしていて全然自分の意見を言えず、そこが物語を転がす要素になっているってのはちょっと歯がゆくてしんどかったですが。
説得出来ないからトラブルが起こるってのはちょっと強引な感じでしたが。
悪役は佐藤健で、近年だと珍しいキャスティングですね。
作中で本人もそんな事を言ってますが、佐藤健自体を観ると基本ヒーロー役者ですからね。
こちらは容赦なくためらいなく矛盾のない悪でなかなか良かったですね。
ダークサイドに落ちる描写がちょっと弱い感じもありましたが、それだけでここまでの悪になるかね?という気持ちにはなりました。
三吉彩花久々に結構いい役で、いい演技していたと思います。
二階堂ふみも出てるのにそれより大分重要な役をやっていて良かったですね。
活躍して欲しいの女優さんなので嬉しかったです。
逆に今やトップ女優の二階堂ふみをずいぶん贅沢な使い方をするなとは思いました。
出番は少なめですがしっかりとした存在感はちゃんと発揮していました。
本郷奏多はなかなか重要な役で三番手くらいの役でした。
最近かなり活躍していますが、非常にらしい役でした。
伊勢谷友介もポジションの割に出番が少なく贅沢な使い方だと思いました。
日本のSF映画ではかなり上質な方の映画だと思います。
肝心の最大の謎には一切触れないところが気になりましたが、GANTZもそうだったので。
そう思って納得しました。
そんなわけで7点。
を観ました。
定年を間近に控える冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎(木梨憲武)は会社や家庭から疎外された日々を送っていたが、ある日突然、医者から末期がんによる余命宣告を受け、深い虚無感に襲われる。
その晩、突如墜落事故に巻き込まれ機械の体に生まれ変わった彼は、人間を遥かに超越する力を手に入れることに。
一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神皓(佐藤健)は、手に入れた力を己の思うがままに行使し始めていた。
自分の意思に背く人々をただただ傷付けていく獅子神と、獅子神によって傷付けられた人々を救い続ける犬屋敷。
人間の本質は善なのか、それとも悪なのか・・・強大な力を手に入れた二人が、いま、それぞれの想いで動き出すー。
佐藤信介監督作品です。
原作が奥浩哉で監督が佐藤信介ということでGANTZと同じですね。
漫画や小説や、現代社会を舞台にしたSFの映像化が得意な監督ですね。
原作は知らないのですが、日常から急に非日常になる感じ。
世の人々が知らないところで暗躍するところはGANTZと通ずるモノを感じました。
そしてこの手の雰囲気はかなり好きですね。
子供時代に妄想していたような世界が具現化されたようです。
夜中空を飛び回る妄想をめちゃくちゃしてましたからね、それが現実になってる感じだけで大分興奮はしました。
そしてメインのバトルの舞台になるのが新宿で。
新宿の街並みの中を飛び回り格闘するシーンはかなり見応えありました。
ハリウッドだと麻痺しますが、馴染みの街が舞台になると途端に没入感は増します。
馴染みの町並みを飛び回り壊しまくりで。
一体どうやって撮影したのだろうか?等かなりのめり込んでしまいました。
バトルが見どころですが、家族内での父親の見方が少しだけ変わるってのはなかなか良いですね。
コレほど社会を揺るがす
主人公は木梨憲武でなかなか良いキャスティングだと思いました。
最大級のネームバリューの割に役者としてはまだ何の色にも染まっていない感じもあって。
あまりにモジモジしていて全然自分の意見を言えず、そこが物語を転がす要素になっているってのはちょっと歯がゆくてしんどかったですが。
説得出来ないからトラブルが起こるってのはちょっと強引な感じでしたが。
悪役は佐藤健で、近年だと珍しいキャスティングですね。
作中で本人もそんな事を言ってますが、佐藤健自体を観ると基本ヒーロー役者ですからね。
こちらは容赦なくためらいなく矛盾のない悪でなかなか良かったですね。
ダークサイドに落ちる描写がちょっと弱い感じもありましたが、それだけでここまでの悪になるかね?という気持ちにはなりました。
三吉彩花久々に結構いい役で、いい演技していたと思います。
二階堂ふみも出てるのにそれより大分重要な役をやっていて良かったですね。
活躍して欲しいの女優さんなので嬉しかったです。
逆に今やトップ女優の二階堂ふみをずいぶん贅沢な使い方をするなとは思いました。
出番は少なめですがしっかりとした存在感はちゃんと発揮していました。
本郷奏多はなかなか重要な役で三番手くらいの役でした。
最近かなり活躍していますが、非常にらしい役でした。
伊勢谷友介もポジションの割に出番が少なく贅沢な使い方だと思いました。
日本のSF映画ではかなり上質な方の映画だと思います。
肝心の最大の謎には一切触れないところが気になりましたが、GANTZもそうだったので。
そう思って納得しました。
そんなわけで7点。