メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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beijingオリンピック

2008年08月14日 | サッカー
オリンピックっていいよね。
スポーツ観戦好きの俺にとってオリンピックって素敵な期間なわけ。

選手達はこの舞台に立つため4年間を費やしているわけで、俺はこの4年間に何の目的のためにも何にも費やしていないわけでその点で尊敬してしまいます。

確固たる目標の為に生きるのは素敵ね。
選ぶ人がいるゆえ全て思い通りにならないし、その分人より多く挫折と喜びを味わえ成長できるのだね。

僕の好きなサッカーの日本代表チームは残念ながら3連敗で過去最低の結果で終わってしまいました。

A代表経験者も多くJリーグの強豪チームで出場機会の多い選手ばかり。
選ばれた選手の実績で見れば圧倒的にアテネ組より上でした。
アテネ組はすぐ上の黄金世代に蓋をされていたので現状はもっと厳しく一概に比較はできませんが。
にしてもシドニー、アテネと見てきて今回の代表に不思議と一番期待が持てなかったです。
面子に華がないというか、これと言った武器もないし、オーバーエイジもいないし。
そう感じた人も多いと思います。

散々言われてますがやはりオーバーエイジがいなかったのが厳しかったですね。
闘莉王、中澤、憲剛、小野、松井、俊輔、山瀬、高原、永井・・・・
上記のような国際経験豊かな選手達から3人使っていれば一勝くらいは出来たとおもえてしまう後の祭り。
予選を戦った選手を落とすならば、迷わずOAだと思うのですが、結局トゥーロン国際大会という僅かな期間でほとんど決めてしまいましたね。

試合内容はどれもそんなに悪いとは思わずそれなりだったと僕は思います。
でも点を取る術がない、アテネはたしか6点くらい取ったし、印象深いゴールもあったけど今回1点だしいいゴールでもなかったし。

サッカーがプロ化し日本サッカーの熱と個々の力の世界との差はどんどん右肩上がりに良くなっていくと漠然と信じていましたが、黄金世代の誕生、2002W杯を境に早くも衰退を始めてしまいました。
オシムがその上で日本人が世界と戦う大きなヒントを残したが、結局今のところそれは体現できずにいる感じですね。
何か今が一番中途半端な時期なのかもしれない。
次のW杯も当たり前の様に出れると思うのは相当考えなおさねばなるまい。

武器が無い
これが今回僕が感じた一番の感想です。
しいて武器を言うなら内田君と安田君のサイドアタックですけど他のチームもそこは基本同じ水準のものがあったから武器ではなく土台かな。
中盤でためてバンバンスルーパスを出す選手が欲しいです。
それが日本的な気がします。

しかし柔道女子63キロ級の谷本さんのオール一本は見事でした。
忙しくてお盆休みも無い僕の鬱も吹き飛ばさんばかりの素晴らしい、感動的な金メダルでした。

勝つだけではなく一本を取る!と言う強い信念がオーラのように出ていてKO勝ちかKO負けみたいな潔さが見ててすがすがしいです。

信念を持てる人間はカッコよく、それを貫ける強さを持った人はさらにカッコいいもんです。

信念があれば負けたときの救いにもなります。
日本サッカーにもそれが早く芽生えればいいですね。

後は野球が楽しみでしかたない。
初戦負けちゃったけどあの緊張感はとても面白い。

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