ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
を観ました。
ご存知、超大人気漫画の遂にの実写化です。
三池崇史監督です。
素材は何故か第4部です。
第4部だけは全編通して日本が舞台なのでそういう判断でしょうか。
規格時点で大きな賛否、主に否の方ですが、それで話題でしたね。
自分はジャンプの連載でジョジョが開始されたことも覚えています。
そんな1話目から読んでいて単行本も全部持っている、かなりコアなジョジョファンです。
ジョジョを読むことでその時代時代の記憶が甦るくらい、ジョジョファンの1期生くらいの存在だと思っています。
なので自分も気持ち的にはかなり否定的な気分で観に行きました。
ストーリー的には第4部の最初のふたつくらいの戦いを描いています。
単行本でいうと30巻と31巻あたりです。
勿論そこそこのアレンジは入っています。
映画らしく猟奇的なシーンのプロローグが差し込まれていて、そこから空条承太郎との出会いや片桐安十郎との戦いへ。
原作にちょいちょい差し込まれるコメディ的な要素はかなり削られて重厚なテイストに仕上がっていました。
杜王町のモデルは仙台市と言われていますが、映画も仙台で撮ればいいと思っていたのですが、ロケ地はスペインのシッチェスです。
自分がバルセロナ滞在中に行きたかったがスケジュール的に行けなかったシッチェスです。
コレは良いような悪いようなですが好きな街なので町並みを楽しむことは出来ましたが。
ただめちゃくちゃ外国だな・・・とは思いました。
そこを日本っぽく見せる努力はなかなかでした、看板やら表記やらは全部日本語で、街中の人々のエキストラも日本人で。
学生服着ている人も沢山で。
おお、頑張ってるな!と思いました。
そういう狙い含め実写映画としてジョジョっぽい世界観を作る狙いはなかなかだったと思います。
日本を舞台にしたらもうちょっと厳しい雰囲気になっていたかもしれませんが、
風景が外国ということでそもそもの別世界観にしたのは良かったかもですね。
アンジェロの猟奇殺人映画みたいな雰囲気も良かったかもです。
スタンドの描写、能力の描写は悪くなかったです。
と言うかかなり良かった気がします。
山崎賢人の東方仗助は悪くなかったです。
なんか最初、ニュースを観た時、仗助役は松本潤という噂でしたが・・・。
コレは山崎賢人で良かったと思います。
元々のキャラのクセが凄いので山崎賢人であることを意識しないで観ていた時間もありました。
広瀬康一役の神木隆之介も妥当でしょうか。
元々が近い雰囲気もあるのでそこを活かした感じですね。
虹村億泰役の新田真剣佑は結構心配していましたが思った以上に億泰でした。
雰囲気もよく出ていたし、なかなか頑張ったと思います。
虹村形兆役の岡田将生はちょっと綺麗過ぎる気がしましたが、もっといかつい人のが良かった気もしますが。
まあギリギリセーフでしょうか。
空条承太郎役の伊勢谷友介含め、みんな背の高い、スタイルの良い俳優で揃えたのは良かったと思います。
それはジョジョっぽさを出すに結構効果的だったと思います。
片桐安十郎役の山田孝之はなかなかいい仕上がりだったかもですね。
メインキャストではないので原作のキャラをあまり再現せず、映画っぽい猟奇殺人犯なキャラでした。
原作より大分早い登場の小松菜奈演じる山岸由花子は予感だけの存在でストーリーには絡んでいませんでした。
確かに雰囲気は近い気がしますが、山岸由花子は凄いですからね・・・あれをどこまで再現できるのか。
コレは第一章となっているので勿論続きモノだと思いますし、思いっきり途中な感じで終わりますが。
勿論原作全部を再現するわけないのでアレンジされたラストでした。
ファンとしては次のキャスティングは大いに気になりますね。
岸辺露伴、吉良吉影、杉本鈴美あたりは気になります。
ジョジョの奇妙な冒険は国民的な漫画で誰もが知っている必須科目という扱いですが、
勿論知らない人も沢山居ると思います。
ジョジョとともに生きてきた自分にはもはやそちら側の人々の感情は理解出来ません。
そういう人々がコレを観て理解できるのか?はかなり疑問です。
スタンドの説明も弱めですし、この時点でそこそこキーになるDIOという名も一切出てきませんでした。
ジョースター家の説明も無いのでDIOとジョースター家の因縁というジョジョのメインストーリーはがっつり省くと思われます。
第4部だけで成立させなければ行けない難しいミッションですね。
で、感想ですが。
もっとしんどい仕上がりも覚悟していたので思っていたよりは悪くなかった。
実写ならではの世界観は頑張って作っていた。
そもそもの、実写化する必要があるのか?
は、観終わった後も同じ気持ちでした。
この手の作品は例えば誰かが強く望んだり、どうしても実写化したいという作り手が居たとは思えず。
少しでも黒字が望める素材は無いか?とみたいな打ち合わせの果に作られる商業作品だと思うので。
黒字になれば成功なのでしょうが。
コレで喜ぶジョジョファンがどれくらい居るのか?そこは疑問です。
そんなわけで5点。
を観ました。
ご存知、超大人気漫画の遂にの実写化です。
三池崇史監督です。
素材は何故か第4部です。
第4部だけは全編通して日本が舞台なのでそういう判断でしょうか。
規格時点で大きな賛否、主に否の方ですが、それで話題でしたね。
自分はジャンプの連載でジョジョが開始されたことも覚えています。
そんな1話目から読んでいて単行本も全部持っている、かなりコアなジョジョファンです。
ジョジョを読むことでその時代時代の記憶が甦るくらい、ジョジョファンの1期生くらいの存在だと思っています。
なので自分も気持ち的にはかなり否定的な気分で観に行きました。
ストーリー的には第4部の最初のふたつくらいの戦いを描いています。
単行本でいうと30巻と31巻あたりです。
勿論そこそこのアレンジは入っています。
映画らしく猟奇的なシーンのプロローグが差し込まれていて、そこから空条承太郎との出会いや片桐安十郎との戦いへ。
原作にちょいちょい差し込まれるコメディ的な要素はかなり削られて重厚なテイストに仕上がっていました。
杜王町のモデルは仙台市と言われていますが、映画も仙台で撮ればいいと思っていたのですが、ロケ地はスペインのシッチェスです。
自分がバルセロナ滞在中に行きたかったがスケジュール的に行けなかったシッチェスです。
コレは良いような悪いようなですが好きな街なので町並みを楽しむことは出来ましたが。
ただめちゃくちゃ外国だな・・・とは思いました。
そこを日本っぽく見せる努力はなかなかでした、看板やら表記やらは全部日本語で、街中の人々のエキストラも日本人で。
学生服着ている人も沢山で。
おお、頑張ってるな!と思いました。
そういう狙い含め実写映画としてジョジョっぽい世界観を作る狙いはなかなかだったと思います。
日本を舞台にしたらもうちょっと厳しい雰囲気になっていたかもしれませんが、
風景が外国ということでそもそもの別世界観にしたのは良かったかもですね。
アンジェロの猟奇殺人映画みたいな雰囲気も良かったかもです。
スタンドの描写、能力の描写は悪くなかったです。
と言うかかなり良かった気がします。
山崎賢人の東方仗助は悪くなかったです。
なんか最初、ニュースを観た時、仗助役は松本潤という噂でしたが・・・。
コレは山崎賢人で良かったと思います。
元々のキャラのクセが凄いので山崎賢人であることを意識しないで観ていた時間もありました。
広瀬康一役の神木隆之介も妥当でしょうか。
元々が近い雰囲気もあるのでそこを活かした感じですね。
虹村億泰役の新田真剣佑は結構心配していましたが思った以上に億泰でした。
雰囲気もよく出ていたし、なかなか頑張ったと思います。
虹村形兆役の岡田将生はちょっと綺麗過ぎる気がしましたが、もっといかつい人のが良かった気もしますが。
まあギリギリセーフでしょうか。
空条承太郎役の伊勢谷友介含め、みんな背の高い、スタイルの良い俳優で揃えたのは良かったと思います。
それはジョジョっぽさを出すに結構効果的だったと思います。
片桐安十郎役の山田孝之はなかなかいい仕上がりだったかもですね。
メインキャストではないので原作のキャラをあまり再現せず、映画っぽい猟奇殺人犯なキャラでした。
原作より大分早い登場の小松菜奈演じる山岸由花子は予感だけの存在でストーリーには絡んでいませんでした。
確かに雰囲気は近い気がしますが、山岸由花子は凄いですからね・・・あれをどこまで再現できるのか。
コレは第一章となっているので勿論続きモノだと思いますし、思いっきり途中な感じで終わりますが。
勿論原作全部を再現するわけないのでアレンジされたラストでした。
ファンとしては次のキャスティングは大いに気になりますね。
岸辺露伴、吉良吉影、杉本鈴美あたりは気になります。
ジョジョの奇妙な冒険は国民的な漫画で誰もが知っている必須科目という扱いですが、
勿論知らない人も沢山居ると思います。
ジョジョとともに生きてきた自分にはもはやそちら側の人々の感情は理解出来ません。
そういう人々がコレを観て理解できるのか?はかなり疑問です。
スタンドの説明も弱めですし、この時点でそこそこキーになるDIOという名も一切出てきませんでした。
ジョースター家の説明も無いのでDIOとジョースター家の因縁というジョジョのメインストーリーはがっつり省くと思われます。
第4部だけで成立させなければ行けない難しいミッションですね。
で、感想ですが。
もっとしんどい仕上がりも覚悟していたので思っていたよりは悪くなかった。
実写ならではの世界観は頑張って作っていた。
そもそもの、実写化する必要があるのか?
は、観終わった後も同じ気持ちでした。
この手の作品は例えば誰かが強く望んだり、どうしても実写化したいという作り手が居たとは思えず。
少しでも黒字が望める素材は無いか?とみたいな打ち合わせの果に作られる商業作品だと思うので。
黒字になれば成功なのでしょうが。
コレで喜ぶジョジョファンがどれくらい居るのか?そこは疑問です。
そんなわけで5点。