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トランスフォーマー/最後の騎士王

2017年08月07日 | 映画
トランスフォーマー/最後の騎士王
を観ました。


中世イギリス。アーサー王は円卓の騎士達との戦闘の中オートボットの騎士達から授けられた魔法の杖の力で勝利する。
一方、前作の最後で創造主(クリエイター)と呼ばれる存在を探すために宇宙に旅立ったオプティマス。
地球上では対トランスフォーマー部隊TRFとオートボット、ディセプティコンが三つ巴の戦闘を繰り広げていた。
そんな中、惑星サイバトロンが地球に急接近していることが判明。
発明家のケイド(マーク・ウォールバーグ)と大学教授ヴィヴィアン(ローラ・ハドック)、バンブルビーたちは、地球の危機を救うためにはオートボットの騎士達がアーサー王に授けた杖が必要であることを、エドマンド(アンソニー・ホプキンス)から聞かされる。
杖をめぐりバンブルビーたちがTRFと乱闘を繰り広げる中、クインテッサ人に洗脳され悪のトランスフォーマーと化したオプティマスが登場。
さらにクインテッサ人の狙いが地球滅亡と惑星サイバトロンの復活であることも判明。
オプティマス・プライムに代わりオートボットの新たなリーダーとなったバンブルビーは、ケイドたちと共に人類を救うために奮闘する。


言わずと知れた人気シリーズの第5弾です。
監督もいつも通りマイケル・ベイです。

壮大な映像を描くハリウッド映画は沢山ありますが、映画とはある種その辺の競争でもある気がしますが。
僕はこのシリーズがNo.1だと思っています。

そしてストーリーの壮大さや深刻さも毎度見事な設定で来ますね。
前作からマーク・ウォールバーグ主演になって、多少シリーズはリブートされた感じですが。

冒頭は「あれ?トランスフォーマーだよね?」と不安になるくらい中世のヨーロッパの戦争映画です。
片手間の感じの描写ですが、それでも凄いスケール感の映像で描いてしまうのがマイケル・ベイですね。
この戦闘もかなり気持ち良かったです。

そこから現代になります。
このシリーズの結構好きな設定ですが、人類の歴史の要所要所はトランスフォーマーが関わっている、
ってパターンの最たるものでした。
太古の昔から人類の歴史はトランスフォーマーたちが関わっているのに秘密結社がそれを秘密にしている。
そんな設定です。

今作はオプティマスは殆ど出ていなくて、バンブルビーがその分活躍しています。
自分が好きだった前作の恐竜たちもあまり出てきませんでした。

映像は相変わらず凄まじいクオリティです。
本当にどうやって撮影しているのか?な2時間半です。
CG感やら合成感が無いので、実在のロボットたちで描いているように思えて麻痺してきます。
格闘シーンの凄まじさもさることながら、普通オートボットたちとのの生活シーンも凄いです。

大抵の映画だったらこのスケールのシーンが一つあったら十分、ってシーンが20個くらいはありますかね。

終盤はスケールが大きすぎて収拾がついていない感じもありますが。
全体像がわかりにくかったり、何をしてるのか?何をしたのか?
がわかりにくい場面はありました。

オプティマス含め強烈な敵が結構簡単な事柄で改心するのは、ちょっとムムムでしたが。
あんなに殺し合ってたのに?って気分にはなりました。

マーク・ウォールバーグが今一番の売れっ子ですかね?
TEDみたいな作品からトランスフォーマーシリーズから、ハイセンス系な作品まで。
なんでもこなしますね。
今作もカッコいいし、鍛え上げられているし存在感あるし、アクションも見事でした。
スーパーマリオみたいにドローンを踏んづけていました。

アンソニー・ホプキンスが裏社会のルールを知り尽くして重要なルールを守っている重要な役でした。
流石の存在感と意外とアクションも頑張っていました。

ヒロインのローラ・ハドックはなかなか美人で良いですね。
このシリーズは不本意な感じでヒロインチェンジがちょいちょいありますが、今作もそんな感じです。

前作の娘役のニコラ・ペルツがかなり好みだったのですが、今作は出ておらず少々残念でした。
その代わり的なイザベラ・モナーって子が出ていました。
なかなか可愛かったです。
活躍しそうなスキルを持っていましたがイマイチ活躍してませんでした。

その子が連れているロボットがR2D2っぽくて、
アンソニー・ホプキンスのところに居るロボット執事がC3POっぽかったです。
と思って観てたら劇中でそんなツッコミされていました。

ジョシュ・デュアメルとジョン・タトゥーロが復活していました。
シリーズのファンを意識した仕上がりですね。

何にせよ娯楽作品として秀逸だと思います。
映像の凄さは相変わらずNo.1な気がします。
何れにせよ劇場で観るべく映画の最たるものですね。


そんなわけで8点。

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