メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25

2017年08月05日 | 音楽
2017/8/5
初めてミスターチルドレンのライブを観に日産スタジアムに行きました。
世代なのでミスターチルドレンは君がいた夏で知りそれ以来聴き続けています。
ライブも映像作品等では散々観てきていますが実際観るのは初めてでした。

その点で25周年ライブというのは初めて行くにはちょうど良いライブだったかも知れません。
最近じゃドコモのCMでもそんな感じの世界観が描かれていますね。

ファンクラブに入っている友人に誘われのこのこ付いていきましたが、日産スタジアムのアリーナ席で前から7列目という非常に良い席で驚きました。
ライブ演出のスケール感の大きさ、パフォーマンスのクオリティ、桜井和寿というボーカリストのあまりのスペシャル感はさすがでした。
今更こんな評価はバカバカしいですが、歌が上手でそれ以上に表現力やら魂を揺さぶる物があり。

17時13分くらい、まだ明るい時間帯にスタートして楽しい感じから徐々に夜になって暗闇に映える演出。
本当に夢の様な1日でした。

当日のセットリスト
※自分の記憶、記録によるものです。overtureとかprintingも流れてましたが省いています。

1 CENTER OF UNIVERSE
2 シーソーゲーム
3 名もなき詩
4 GIFT
5 Sign
6 ヒカリノアトリエ
7 CROSS ROAD
8 innocent world
9 Tomorrow never knows
10 simple
11 思春期の夏 〜君との恋が今も牧場に〜
12 365日
13 HANABI
14 1999年、夏、沖縄
15 足音 〜Be Strong
16 ランニングハイ
17 ニシヘヒガシヘ
18 himawari
19 掌
20 Dance Dance Dance
21 fanfare
22 エソラ

アンコール
23 蘇生
24 ポケット カスタネット
25 終わりなき旅

本人達が登場する前にモニターでは25年のCDの歴史がクールな感じの映像で流れ、その時々の音楽も少しずつ聴かせながらで。
焦らしとともに良い高揚感を煽っていました。

彼らが登場すると勿論の歓声。
CENTER OF UNIVERSE
でウォーミングアップの様に入り、桜井「行くよー!!」の絶叫と共にシーソーゲームが始まり爆発して空からひらひらが降ってきていきなりの絶頂感でした。
後ろのモニターでは全く揃って過去のシーソーゲームのPVが流れていて、まるで今の桜井と過去の桜井がデュエットしているかの様な演出でオジサン世代には嬉しかったです。

その後は基本的にヒット曲の連発で。
あまりにヒット曲が多いのでどの角度から切り取ってもベスト盤でした。

ひかりのアトリエは中央のステージで演奏していて素敵な空気感でした。
流石のベテランロックバンドだけあってお客さんへの気遣い等は流石でした。
「始まる前暑かったでしょ?物販には扇風機置いたよ、かち割りやかき氷も用意したよ」
「トイレ行きたい人は全然行っていいよ、トイレまでちゃんと伝わるように歌うから」
「座ってもいいよ、水も飲んでね、今日は長いから」
などなどの些細なMCは正直お客さんには非常に助かる素晴らしい心遣いだと思いました。
桜井の言う通りにみんなそうしてました。
ひたすら観客を煽り続けるようなバンドはちょっと苦手なので。

GIFTの前には、セットリストは本当に悩んで沢山打ち合わせして決めたと言ってて、
その中で自分が歌いたい曲と言っていました。

CROSS ROADの前のMCでは、デビュー当時の自分は以来もないのにドラマの主題歌やCMソングを作っていたと言っていました。
売れたくて売れたくてしかたなかったから、だからCROSS ROADがドラマの主題歌になった時は本当に嬉しかったのだと。
自分たちの方向性を決める大きな曲だったと言っていました。

simpleはファンには人気の曲ですが、桜井一人での弾き語りでした。
演奏前のMCで、擬人的な表現をするけど、自分で作詞作曲した曲が自分が思ってたのと違う成長をして帰ってきた感じ。
みたいなことを言っていました。
確かに当時だとアルバムの中で目立たないタイプの曲だったのに年々人気が上がっていって最近だとやたら人気ある曲ですものね。
長谷部誠の結婚発表でも引用されていた気がしたし。
桜井一人での弾き語りですが凄い世界観で聞き入ってしまいました。
めちゃくちゃ良かったですね。

思春期の夏の前にはなんか謎のシュールな映像作品が流れました。
動物ドキュメンタリーから胡散臭いアメリカンなテレビショッピングな映像で。
そしたら変な格好したJENが表れて歌いだしてビックリしました。
正直、こういうのをライブでやるとは思っていなかったので。
モニターの漫画みたいのも微笑ましくてなんか休憩的な時間だけどちゃんと素晴らしい娯楽性があって流石でした。
そのまま続けて365日が始まったのでそのギャップには驚きました。

1999年、夏、沖縄
自分の世代にフォーカスした特別な歌のようで、様々な思いを込めた歌だそうで。
後ろに流れる映像の素晴らしさ含めて非常に引きが強い曲でした。

足音はほぼ音源と同じようなクオリティで最高で、
その後のランニングハイで個人的に結構絶頂を迎えていました。
自分の目の前の方で歌ってくれていたし、ほんのり涙も浮かべてしまいました。

himawariは最近のマイブームな曲で、先日見た映画も非常に感動的だったせいか、聴きながらやはり泣けました。
このキャリアでこの感じの名曲を作る才能は恐るべしですね。
この曲が一番良かったかもですね。

fanfareは自分がバックパックしていた時に心底支えられた曲なので本当に好きでカラオケでもよく歌うのでやってくれて嬉しかったですね。

アンコール前ラストのエソラはキラキラの紙吹雪的な物の中で歌ってて本当に夢のような光景でした。

アンコールもしっかりした演出で、またリセットするかのように蘇生で始まり。

ポケットカスタネットは個人的にはこの日一番意外な曲でした。
ああ、アンコールでこういうのやるのか、余程本人が気に入っている曲なのだな、と。

ラストはやはりな感じの、終わりなき旅。
ここまでの曲は過去を振り返る曲だけど最後の曲だけは未来の曲と言っていました。
日本音楽史に輝く、多くの夢追い人を支えてきた名曲だと思いますが本当に素晴らしい曲でした。

そして挨拶して終了。

客層は本当に老若男女でまんべんなく、心優しいタイプの人間が多く集まる場所という感じで。
本当に国民的なバンドだなと実感しました。

一生に一度は観ておきたいと想っていたミスチルのライブだったので。
この日のライブが観れて本当に良かったと思いました。
この夢から覚めたくない、という感じですね。

最近は夏フェスにも行っていないのでその代わりにも十分でした。

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