16歳の合衆国を見た。 ・・・世界は悲しみで溢れている・・・なんとも僕好みのテーマである。なんとも繊細で感情を押し殺した感じの主人公。ある日彼は恋人の知的障害を持った弟を殺し逮捕される。そして施設で講師の男、小説家でもあるその男が主人公の少年の心を知ろうとする。なぜ彼は恋人の弟を殺したのか?と言うお話。 なかなか哲学的なセリフで溢れた僕の好きな感じの映画でした。・・・天使と悪魔はいつも戦争ごっこをしていて、僕らはそれに巻き込まれている・・・・・・善を確認する為に悪があるのかもしれない・・・・・・忘れないで、断片の総和は人生よりも大きいのよ・・・・・・もし、断片のまま終わってしまったら・・・・・・世界は悲しみで溢れている・・・印象深いセリフが多くて、ケビン・スペイシーもほれ込んで脇役で出ています。大抵の人間は思春期は繊細で傷つきやすく、世界の謎に取り込まれてしまうものです。僕もそうでした。主役の少年はそれになんとか答えを出したかったのでしょう。人間関係、事件背景など最初は編集のせいでわかりにくいが、終わりに近づくにつれて気持ちよく理解できていく作りでした。 ということで8点。
最新の画像[もっと見る]
- 6、永遠に完璧にはたどり着けない 12年前
- 全曲BOOWYライブ 14年前
- 全曲BOOWYライブ 14年前
- 全曲BOOWYライブ 14年前
- 全曲BOOWYライブ 14年前
- 全曲BOOWYライブ 14年前
- 全曲BOOWYライブ 14年前
- 近代バーベキューの父 トーマス・マッコイ 14年前
- 近代バーベキューの父 トーマス・マッコイ 14年前
- 近代バーベキューの父 トーマス・マッコイ 14年前