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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ

2011年12月20日 | 映画
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ を観た。


富山県のローカル線が舞台。
35年間無事故無違反で定年を控えた滝島徹(三浦友和)とその妻佐和子(余貴美子)。
長年連れ添った夫婦だが徹の頑固さの陰で色々我慢してきた佐和子は夫の定年をきっかけに看護師の仕事を再開したいと思っていた。
夫は妻と旅行に行ったりのんびり過ごしたかった。

その意見の衝突で佐和子は出ていってしまう。

徹は最後の日々を孤独に過ごし、若手指導に当たる。

ってお話。


富山の風景がとても綺麗で、電車を撮る構図もとても良かったです。
それだけでも評価に値すると思いました。

三浦友和はいつの間にやらすっかりスーパー役者ですね。
演技が上手すぎて全然入り込めました。

余貴美子もスーパー役者なのでその夫婦の演技がホント素晴らしかったと思います。

中川家礼二も脇役で出てます、ななめ45°の岡安もチョイ役で出てます。
電車系のネタもしっかりやってれば仕事に繋がるのだなぁと感じちゃいました。

脇役も渋くて上手くて観やすい映画でした。

徹のラストラン的な運転を感動的に描いていて素晴らしいシーンでした。
運転席から見える光景、ホームで称える馴染みの人々、感動的でした。

ちょっと強引なドラマティック展開、強引な演出が気になりましたがトータル悪くなかったです。


そんなわけで6点です。


優しい映画で良かったです。

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