マリアンヌ
を観ました。
カサブランカで出逢い、一瞬で恋に落ちた。
孤独だった人生に、初めて幸福を感じた。
このままずっと続くと思っていた。
愛する妻マリアンヌに向けられた、信じられない“疑惑”
疑いを晴らせなければ、妻の命はこの手で奪うことになる。
愛する妻マリアンヌは何者なのか―?
巨匠ロバート・ゼメキス監督作品です。
ブラット・ピットとマリオン・コティヤールという豪華なキャスティングです。
第二次世界大戦の終盤あたりが舞台でしょうか?
ヨーロッパではまだかなりの戦火の中にあったのですね。
ロバート・ゼメキス作品だけあってかなりのスケール感で劇場映えする映像でした。
戦闘シーンはなかなか残虐で生々しさがありました。
近年の戦争映画の描写でごまかす様な作品はほぼ無くなりましたね。
カサブランカにスパイとして入り込んだ二人が夫婦のフリをして初対面からいきなりキスしたりラブラブです。
カサブランカはナチス政権下のようでかなりスリリングで怖い社会です。
なのでためらいなくとことん抜け目なく過ごそうとする二人のやり取りはなかなかでした。
妻のほうがフランス人なので現地ではフランス語と英語を使い分けて話していて、
その感じも非常にリアルでした。
言語とは人種を区別する最も大きな要素と自分は思っていますが、
なのでこのスパイたちも扱う言葉に非常に慎重でした。
死ぬ可能性が高いミッションに挑む見知らぬ二人の仮面夫婦は案の定恋仲になります。
そして誰も観ていない砂漠の車中での濡れ場となりますが、コレがなかなか素晴らしかったです。
かつてエッチシーンの名場面の映画はいくつかありますが、タイタニックとか郵便配達は二度ベルを鳴らすとか。
コレもそれに加えても良いような、物凄い迫力のある塗れ場でした。
いやらしさみたいのを出さずに見事に二人が内に抱える恐怖や決意や愛を表現していたと思います。
そこから作戦成功でイギリスに移住して本当の夫婦になって幸せな生活描写が続きますが、
妻にスパイ容疑がかかって非常に重々しい嫌な展開になってしまいます。
夫は妻を愛していて信じたいが故にかなりグイグイで様々な行動に出ます。
上司には罠をかける以外してはいけないと言われているにも関わらず。
かなりスリリングな展開ですが最後はかなり悲しかったです。
後を引くような、しばらく思い出して切なくなってしまいそうな悲しさでした。
ブラット・ピットは相変わらず上手で、すっかりカッコつける事をやめていい塩梅の演技です。
鬼気迫る愛の演技でした。
すっかりハリウッドセレブなマリオン・コティヤールは相変わらず美しいですね。
最初はタイプでは無かったですが、日に日に好きになっています。
こんな美人が妻になるならば例えスパイだとして、バレたら処刑されるリスクがあったとしても。
そのリスクを侵すだけの価値はありますね。
ちょっとミステリアスで非常に出来る女から普通の母になっていく感じは良かったです。
ハリウッド映画として非常に見応えありました。
カサブランカの風景やロンドンの風景、戦争シーンなど劇場で観るには最適な映画でした。
にしても終盤はなんか悲しくて暗い気持ちの後味です。
そんなわけで8点。
を観ました。
カサブランカで出逢い、一瞬で恋に落ちた。
孤独だった人生に、初めて幸福を感じた。
このままずっと続くと思っていた。
愛する妻マリアンヌに向けられた、信じられない“疑惑”
疑いを晴らせなければ、妻の命はこの手で奪うことになる。
愛する妻マリアンヌは何者なのか―?
巨匠ロバート・ゼメキス監督作品です。
ブラット・ピットとマリオン・コティヤールという豪華なキャスティングです。
第二次世界大戦の終盤あたりが舞台でしょうか?
ヨーロッパではまだかなりの戦火の中にあったのですね。
ロバート・ゼメキス作品だけあってかなりのスケール感で劇場映えする映像でした。
戦闘シーンはなかなか残虐で生々しさがありました。
近年の戦争映画の描写でごまかす様な作品はほぼ無くなりましたね。
カサブランカにスパイとして入り込んだ二人が夫婦のフリをして初対面からいきなりキスしたりラブラブです。
カサブランカはナチス政権下のようでかなりスリリングで怖い社会です。
なのでためらいなくとことん抜け目なく過ごそうとする二人のやり取りはなかなかでした。
妻のほうがフランス人なので現地ではフランス語と英語を使い分けて話していて、
その感じも非常にリアルでした。
言語とは人種を区別する最も大きな要素と自分は思っていますが、
なのでこのスパイたちも扱う言葉に非常に慎重でした。
死ぬ可能性が高いミッションに挑む見知らぬ二人の仮面夫婦は案の定恋仲になります。
そして誰も観ていない砂漠の車中での濡れ場となりますが、コレがなかなか素晴らしかったです。
かつてエッチシーンの名場面の映画はいくつかありますが、タイタニックとか郵便配達は二度ベルを鳴らすとか。
コレもそれに加えても良いような、物凄い迫力のある塗れ場でした。
いやらしさみたいのを出さずに見事に二人が内に抱える恐怖や決意や愛を表現していたと思います。
そこから作戦成功でイギリスに移住して本当の夫婦になって幸せな生活描写が続きますが、
妻にスパイ容疑がかかって非常に重々しい嫌な展開になってしまいます。
夫は妻を愛していて信じたいが故にかなりグイグイで様々な行動に出ます。
上司には罠をかける以外してはいけないと言われているにも関わらず。
かなりスリリングな展開ですが最後はかなり悲しかったです。
後を引くような、しばらく思い出して切なくなってしまいそうな悲しさでした。
ブラット・ピットは相変わらず上手で、すっかりカッコつける事をやめていい塩梅の演技です。
鬼気迫る愛の演技でした。
すっかりハリウッドセレブなマリオン・コティヤールは相変わらず美しいですね。
最初はタイプでは無かったですが、日に日に好きになっています。
こんな美人が妻になるならば例えスパイだとして、バレたら処刑されるリスクがあったとしても。
そのリスクを侵すだけの価値はありますね。
ちょっとミステリアスで非常に出来る女から普通の母になっていく感じは良かったです。
ハリウッド映画として非常に見応えありました。
カサブランカの風景やロンドンの風景、戦争シーンなど劇場で観るには最適な映画でした。
にしても終盤はなんか悲しくて暗い気持ちの後味です。
そんなわけで8点。