メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ゼロ・グラビティ

2013年12月25日 | 映画
ゼロ・グラビティ を観た。


医療技師を務めるライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)は、スペースミッションに初めて参加する。
ライアンは指揮を務めるマット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)とシャリフと共に、宇宙空間での船外活動を行う。
ヒューストンの管制から、膨大な量の宇宙ゴミが高速で接近しているため、船内に避難するよう緊急連絡が来る。
ロシアが自国の衛星を破壊したところ、他の衛星も連鎖的に破壊され、宇宙ゴミが拡散してしまったという。
スペースシャトルが宇宙ゴミと衝突し、2人は宇宙空間に投げ出される。
極限状態で二人は生存の道を探す。


って話。


アルフォンソ・キュアロン監督作品です。
3D映画です。

いやー、コレは凄い!!むっちゃ凄い宇宙映画です!
まさに宇宙のバーチャル体験です。

実際に宇宙で撮影したの?
と思わずにはいられない。

何が凄いと言うと、物凄い情報量の場面転換をワンカットでシームレスに描いていたことです。
恐らく実際にワンカットで撮ってるわけじゃないと思いますがずっと一連のシーンとして描かれます。
コレはホント凄いです!

そして主人公たちの背景でも凄い多くの動きが描かれています。
展開もシームレスなら、同時進行の出来事も同じフレームに収める発想力。
この手法は尋常じゃない臨場感を生み出していました。

そして音。
冒頭は暗闇でクレッシェンドしていく効果音、やがて爆音へ。
急に静かになり宇宙のシーンへ。
この演出で一気に観衆は宇宙へ。

この手の手法は何度もありました。
爆音と無音の最大限のギャップを見事に活かしてました。

映画館は完全に宇宙でした。
絶対に映画館で観るべき映画だと思います。

こんなに映画館向けの映画は久々に出会いました。
こんなすごい映画だとは思ってなかったので油断してビビりまくりました。
映画の進歩を一気に数段飛ばした様な完全な進歩の映画です。

物語もシンプルですが深くて良かったです。
原作はGravity(重力)、まさに重力と生命とも言うべきシンプルかつ壮大なテーマ。
ラストも象徴的で見事でした。

ただの映像モノでは無い感動がありました。


そんなわけで9点です。


アルフォンソ・キュアロン監督作品をあまり観てきてないので今後積極的におさらいしていこうと思いました。

いやー名画!!

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