メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

トイ・ストーリー4

2019年07月15日 | 映画
トイ・ストーリー4
を観ました。


“おもちゃにとって大切なことは子供のそばにいること”
―― 新たな持ち主ボニーを見守るウッディ、バズら仲間たちの前に現れたのは、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキー。
しかし、彼は自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまう。
ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは、一度も愛されたことのないおもちゃや、かつての仲間ボーとの運命的な出会いを果たす。
そしてたどり着いたのは見たことのない新しい世界だった。最後にウッディが選んだ“驚くべき決断”とは…?


ジョシュ・クーリー監督です。

トイ・ストーリーはもちろん知っていたのですが今まで見たことなかったので、この映画に備えて数十年ぶりにレンタルで既存の3作を見ました。
アメリカではとても評価が高くて日本でもそれなりに人気があるだけあってなかなかおもしろかったです。
しかも作品を重ねる毎にクオリティが上がっていて素晴らしいと思います。

立て続けに観たのでより理解はしやすかったですが。
1と2はセットくらい近かったですが3でちょっとスケールアップというかレギュラーのおもちゃが急に減っていました。
特に見ていて気になったのは1、2でかなり重鎮感があったヒロインのボー・ピープが何の説明も無く居なくなっていてどういうことだろうか?と思っていました。

そしたら4は急にボー・ピープの物語でした。
自分は3を観た翌日に4を観たのですが普通のファンからすると9年くらいの振り幅があるんですよね。
ちなみに2から3も10年近くあり、それはちゃんと作中の時の流れともリンクしていましたが。
3と4は10年近く経っていますが、作中では3と同じ時代設定でした。
アンディがボニーにおもちゃをあげてから直後の始まりでした。

とても人気のシリーズらしいですが、3はかなりきれいに完結な感じで終わっていて。
感動的にきれいに終わっていましたが4はどうやって続くんだろう?って思いましたが。
個人的にはそのストーリーは非常に見事で全然違和感ない作品でした。
持ち主が代わり舞台がボニーのおもちゃに変わってそこで序列は変わったけどモチベーションは変わらないウッディでした。

ボニーの成長に付き添い、彼女が作ったゴミのおもちゃが新入りとして物語を転がして。
キャンプに行くけどそこでトラブルの連続なお話です。

今作で特筆すべき点はまず映像が凄いです。
もうコレって実写だよね?アニメって何だっけ?
でも実写よりクリアで綺麗だから実写より綺麗なのがアニメなのかな?って思ってしまうほど。
光と反射がずっと綺麗でずっと気になってしまいました。

ボー・ピープが重要なポジションを演じていたためにバズライトイヤーはだいぶ出番が減っていましたが流石に目立っていました。
最近全部観たので最近知ったのですがバズライトイヤーの音楽はM-1で使われているのでお笑い馬鹿としてはテンションぶち上がります。
劇場で躍動感満載のバズライトイヤーに合わせてかかるあの音楽はかなり素晴らしいです。

ストーリーは毎度のクライムアクションな感じで。
やってることは毎度ながらミッション・インポッシブル感です。
あちこちで同時にそれぞれがミッションをこなしていて誰も失敗出来ないという。

そこで困難になるのは敵よりも味方たちのメンタルですね。
そこは過去の作品同様ですが。
自信を無くしたり諦めてしまったりの味方をウッディ中心に奮い立たせたり。
毎度の
「人間は成長するからやがて捨てられるのに子供のおもちゃで居るのはどうなの?」
「他の方法で生きたほうがおもちゃは幸せなんじゃないの?」
なイデオロギー闘争は健在です。
今作はそこがなかなか強めでしかもなかなかの結論で印象的でした。

チョコレートプラネットが声優やっていたキャラが思ったより全然主要キャラでした。
ポイントの出番とばかり思っていたので。
次回作でも登場する可能性は十分ありそうなので声優共々消えないように頑張って欲しいですね。

劇場で見るに最適なアニメーション映画だと思います。
そしていかにもアメリカで受けそうな設定と内容とメッセージ性だと思います。
この手のひたすら平和なお話は好きですね。


そんなわけで7点。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。