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アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲

2019年07月22日 | 映画
アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲
を観ました。


人類は月面ナチスとの戦いに勝利するも、核戦争で自滅し、地球は荒廃してしまった。
それから30年後、人々はナチスの月面基地で生き延びていたがエネルギーが枯渇し、滅亡の危機を迎えていた。
主人公オビは地球の深部に新たなエネルギーがあることを知り、人類を救うため、前人未到の<ロスト・ワールド>へと旅立つ。
しかし、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界だった。
ヤツらは人類絶滅を企て、恐竜とともに地底から攻めて来るッ!!


ティモ・ヴオレンソラ監督・脚本です。

前作も劇場で見て非常に色物なSF映画でした。
SFとナチスを絡めたブラック・コメディなSF映画でなかなかインパクトはありました。

今作はその数年後の世界を描いていて。
前作の騒動を受けての未来の月の世界設定でした。

人類が滅んだあとの世界みたいな設定なので、スケール感は大分小さくなった印象です。
その分恐竜を出して盛り上げていた感じですが。

映像のクオリティは意外となかなか高いんですよね。
それは前作も思いましたが、無駄に映像のクオリティは高いって思わされます。

しかしこの作品の肝であろうコメディが全然おもしろくなかったんですよね。
前作はもっと攻めていた記憶があるんですが、コンプライアンスの基準が変わったのでしょうか。
国際問題のブラックさは結構無くなり、何故かアップル製品とそれ以外を差別するようなコメディが多かったです。
wifiパスワードを変えるわよ!とか言う脅迫にみんなが黙るようなITテクノロジーなコメディ多めでシュールでした。

肝であるコメディがハマらないとこの作品は厳しいですね。

ララ・ロッシが主演でした。
ルックスとしても演技としてもあまりピンと来なかったです。
この子にもう少しコメディセンスがあれば違ったかも知れないです。

前作の主演のユリア・ディーツェはおばあさんみたいな役になっていました。
このシリーズ以外であまり見かけないのでもう少しインパクト欲しいですね。

その他も無名なキャスティングでB級コメディらしいですが。

正直大分クオリティやインパクトが落ちた続編だと思いました。


そんなわけで3点。

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