ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
を観ました。
1996年。
父親がビーチで偶然拾ってきたボードゲーム「ジュマンジ」に、高校生の息子は古臭いからと興味を示さない。
ある夜、ジュマンジの箱から太鼓の音が響き、息子は箱の中にテレビゲームのカセットを見つける。
そのカセットをマシンにセットするとーー。
そして現代。
4人の高校生が学校で居残りとなっていた。
気弱なゲームオタクのスペンサー、頭が悪いアメフト部員のフリッジ、セルフィー大好きうぬぼれ美人のベサニー、そしてシャイで真面目なガリ勉のマーサ。
地下倉庫の片付けを言い渡された彼らは、そこで古いテレビゲーム「ジュマンジ」を発見する。
それぞれプレイするキャラをセレクトして遊び始めると、なんとそのままゲームの中へ吸い込まれてしまった・・・。
気がつくと、周りはジャングル!しかも選んだゲームキャラの外見に!!
案内人ナイジェルによると、ジュマンジの世界が機器を迎えているという。
ヴァン・ペルトという男が伝説のジャガー像から聖なる宝石を奪い、平和だったジュマンジに呪いがかけられてしまったからだ。
その宝石をジャガー像の眼に戻し、「ジュマンジ!」と叫んで呪いを解く、というゴールが4人に託された。
恐るべき強敵に、危険な野生動物たち、ジャングルの大自然・・・。
それぞれのスキルを駆使し、次々と立ちふさがる難関と戦う4人。
各自に与えられた「ライフ」は3回。つまり3回命を落とすとゲームオーバーになるのだ。
現実世界に帰るには、ゲームクリアしかない!
ジュマンジ内で出会った仲間も加わり新たなチームとなった5人は、果たして全員生きて帰ることができるのか?
おそらく初めて観るジェイク・カスダン監督です。
前作のジョー・ジョンストン監督はジュマンジが出世作になった印象もあるのでこの人もコレで出世するかも知れません。
20年以上前の前作もリアルタイムで見て、テレビのロードショー等で何回も見てきた作品ですね。
妥当に楽しめるアドベンチャーパニック映画だと思います。
正直、かなり期待値低かったので見なくても良いかな?くらいだったのですが。
30年来のプロレスファンとしてはどうしてもドウェイン・ジョンソンを役者と見れない部分があるからかも知れませんが。
しかしその予想は大きく裏切られかなり面白かったです。
作品全体に漂う80年代、90年代くらいのノスタルジック感の醸し出し方は非常に素晴らしいと思いました。
別にあえて古い演出やら作りをしてるわけでは無いのですが、こういうがっつりのアドベンチャーやらSFやらを高品質に仕上げると、
こういう懐かしい雰囲気になるのだと思いました。
そもそも前作もそんな感じがあり、時を跨いだ作品でした。
今作も時代を跨いだ作りになっており、それが見事に感動を作り出していました。
まずコメディ要素が強くて、場内はなかなかの笑い声が上がっていました。
ちょっと周りが笑い過ぎな感じがあり序盤は冷めていたのですが、ガチで面白いシーンもあるので中盤くらいからは自分も声を出して笑ってしまいました。
少年ジャンプのワンピースくらいのわかりやすく優しいテイストの笑いなので老若男女安心して見れるやつです。
フリがわかりやすく、想像のちょっと上のオチが来るような繰り返しでした。
時代背景を細やかに上手く描写していて。
前作はがっつりのすごろくだったのですが今作はテレビゲームになっています。
1996年と現代で子供たちが遊ぶハードがプレステからPS4に変わってるのとか何か良いですね。
謎解きやストーリーはもう少し複雑さがあっても良かったかもですが、
逆にライトに楽しめる感じは増していました。
クライマックスもかなり想定内ですが、ちゃんと納得のオチでした。
そして急に感動シーンが来てうっかりうるうるでした。
まさか泣くとは思っておらず、準備もしておらず、逆にコレで泣いたら何か恥ずかしい気もして。
でもこの手のシンプルな感動ってハリウッドって得意ですね。
大きな困難を一緒に乗り越えたことによりいつの間にか芽生えてた絆のお話ですね。
前作のジュマンジ同様テレビのロードショーとかで繰り返しやりそうな、
適度に愛されるハリウッド映画になると思います。
ドウェイン・ジョンソンは未だにプロレスイメージが強くて役者として見れないのですが、
見た作品はどれもちゃんとしてるんですよね。
そろそろちゃんと役者として見れるように気をつけようと思います。
もうマッチョなのに中身は弱虫なオタクって設定で良いフリにはなってますね。
僕の好きなジャック・ブラックは相変わらず演技派でこの作品には最高にマッチするキャスティングだと思いました。
コレが一番ギャップのある設定で、中身はナルシストでモテモテの美人ギャルで。
髭面オッサンですが、喋り方や所作は常に女の子です。
後半にはもう普通に女の子に見えてきました。
ケヴィン・ハートはドウェイン・ジョンソンの設定と逆で中身はアメフト部のマッチョで。
いじめっ子といじめられっ子のパワーバランスが逆になるわかり易いコントラストでした。
こういう展開を経てお互いがお互いを理解する裏テーマの様なものも感じました。
カレン・ギランは最近良く見かけますが可愛くて好きです。
セクシーな見た目ですが、中身は地味な女の子です。
下手すると一番大きな笑いを作っていました。
いやはやまさかこの子に笑わされるなんて、最高でした。
アレックス・ウルフは現実世界の主人公でしたが、オーラある役者で良いですね。
多分世の中の人が思っているよりは面白い映画だと思います。
僕からすると、非常に映画らしい映画だと思いました。
そんなわけで8点。
を観ました。
1996年。
父親がビーチで偶然拾ってきたボードゲーム「ジュマンジ」に、高校生の息子は古臭いからと興味を示さない。
ある夜、ジュマンジの箱から太鼓の音が響き、息子は箱の中にテレビゲームのカセットを見つける。
そのカセットをマシンにセットするとーー。
そして現代。
4人の高校生が学校で居残りとなっていた。
気弱なゲームオタクのスペンサー、頭が悪いアメフト部員のフリッジ、セルフィー大好きうぬぼれ美人のベサニー、そしてシャイで真面目なガリ勉のマーサ。
地下倉庫の片付けを言い渡された彼らは、そこで古いテレビゲーム「ジュマンジ」を発見する。
それぞれプレイするキャラをセレクトして遊び始めると、なんとそのままゲームの中へ吸い込まれてしまった・・・。
気がつくと、周りはジャングル!しかも選んだゲームキャラの外見に!!
案内人ナイジェルによると、ジュマンジの世界が機器を迎えているという。
ヴァン・ペルトという男が伝説のジャガー像から聖なる宝石を奪い、平和だったジュマンジに呪いがかけられてしまったからだ。
その宝石をジャガー像の眼に戻し、「ジュマンジ!」と叫んで呪いを解く、というゴールが4人に託された。
恐るべき強敵に、危険な野生動物たち、ジャングルの大自然・・・。
それぞれのスキルを駆使し、次々と立ちふさがる難関と戦う4人。
各自に与えられた「ライフ」は3回。つまり3回命を落とすとゲームオーバーになるのだ。
現実世界に帰るには、ゲームクリアしかない!
ジュマンジ内で出会った仲間も加わり新たなチームとなった5人は、果たして全員生きて帰ることができるのか?
おそらく初めて観るジェイク・カスダン監督です。
前作のジョー・ジョンストン監督はジュマンジが出世作になった印象もあるのでこの人もコレで出世するかも知れません。
20年以上前の前作もリアルタイムで見て、テレビのロードショー等で何回も見てきた作品ですね。
妥当に楽しめるアドベンチャーパニック映画だと思います。
正直、かなり期待値低かったので見なくても良いかな?くらいだったのですが。
30年来のプロレスファンとしてはどうしてもドウェイン・ジョンソンを役者と見れない部分があるからかも知れませんが。
しかしその予想は大きく裏切られかなり面白かったです。
作品全体に漂う80年代、90年代くらいのノスタルジック感の醸し出し方は非常に素晴らしいと思いました。
別にあえて古い演出やら作りをしてるわけでは無いのですが、こういうがっつりのアドベンチャーやらSFやらを高品質に仕上げると、
こういう懐かしい雰囲気になるのだと思いました。
そもそも前作もそんな感じがあり、時を跨いだ作品でした。
今作も時代を跨いだ作りになっており、それが見事に感動を作り出していました。
まずコメディ要素が強くて、場内はなかなかの笑い声が上がっていました。
ちょっと周りが笑い過ぎな感じがあり序盤は冷めていたのですが、ガチで面白いシーンもあるので中盤くらいからは自分も声を出して笑ってしまいました。
少年ジャンプのワンピースくらいのわかりやすく優しいテイストの笑いなので老若男女安心して見れるやつです。
フリがわかりやすく、想像のちょっと上のオチが来るような繰り返しでした。
時代背景を細やかに上手く描写していて。
前作はがっつりのすごろくだったのですが今作はテレビゲームになっています。
1996年と現代で子供たちが遊ぶハードがプレステからPS4に変わってるのとか何か良いですね。
謎解きやストーリーはもう少し複雑さがあっても良かったかもですが、
逆にライトに楽しめる感じは増していました。
クライマックスもかなり想定内ですが、ちゃんと納得のオチでした。
そして急に感動シーンが来てうっかりうるうるでした。
まさか泣くとは思っておらず、準備もしておらず、逆にコレで泣いたら何か恥ずかしい気もして。
でもこの手のシンプルな感動ってハリウッドって得意ですね。
大きな困難を一緒に乗り越えたことによりいつの間にか芽生えてた絆のお話ですね。
前作のジュマンジ同様テレビのロードショーとかで繰り返しやりそうな、
適度に愛されるハリウッド映画になると思います。
ドウェイン・ジョンソンは未だにプロレスイメージが強くて役者として見れないのですが、
見た作品はどれもちゃんとしてるんですよね。
そろそろちゃんと役者として見れるように気をつけようと思います。
もうマッチョなのに中身は弱虫なオタクって設定で良いフリにはなってますね。
僕の好きなジャック・ブラックは相変わらず演技派でこの作品には最高にマッチするキャスティングだと思いました。
コレが一番ギャップのある設定で、中身はナルシストでモテモテの美人ギャルで。
髭面オッサンですが、喋り方や所作は常に女の子です。
後半にはもう普通に女の子に見えてきました。
ケヴィン・ハートはドウェイン・ジョンソンの設定と逆で中身はアメフト部のマッチョで。
いじめっ子といじめられっ子のパワーバランスが逆になるわかり易いコントラストでした。
こういう展開を経てお互いがお互いを理解する裏テーマの様なものも感じました。
カレン・ギランは最近良く見かけますが可愛くて好きです。
セクシーな見た目ですが、中身は地味な女の子です。
下手すると一番大きな笑いを作っていました。
いやはやまさかこの子に笑わされるなんて、最高でした。
アレックス・ウルフは現実世界の主人公でしたが、オーラある役者で良いですね。
多分世の中の人が思っているよりは面白い映画だと思います。
僕からすると、非常に映画らしい映画だと思いました。
そんなわけで8点。