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ウォークラフト

2016年07月11日 | 映画
ウォークラフト
を観ました。


“アゼロス”は長い間、平和な時代が続いていたが、悪しき勢力が迫っていた。その者たちとは、滅びゆく故郷“ドラエナー”を捨て、新たな定住地を求めるオークの戦士である。オークたちは、世界と世界をつなぐ異次元の入口“ダークポータル”を開き、侵略を始めていた。人間たちはアゼロスを守るため、強力な魔力を持つガーディアン、メディヴの力を借り、オークとの全面戦争を決意する。しかし、アゼロスの騎士ローサーは人間とオークのハーフ、ガローナと協力し全面戦争を避けようと試みる。一方、人間との戦いに疑問を持っている一人のオーク、デュロタンも争いを避け、一族を守るために、人間と手を結ぶことを決断するのだが……果たして、この壮絶な戦いの先に待つ結末とは――


ダンカン・ジョーンズ監督作品です。

ゲームが元らしいですけど全然知りませんでした。

いわゆるロード・オブ・ザ・リング的なアドベンチャーファンタジーです。

異世界からオークという巨漢な種族がやってきて人間界を侵略しようとするので、
魔法使いやら戦士やらがそれと戦います。

オークは化け物的な造形をしてますが、実は化物では無いです。
呪術師的な一人の魔法使いオークの恐怖政治や魔法で操られているだけで、
個々のオークは人間とさして変わらず。

正義を貫こうとするもの、姑息なもの、根っからの悪のモノがいます。
なのでかなりの内部抗争をしながら人間界への侵略をします。
化物の様な敵が一枚岩では無いのはなかなか斬新に感じました。

人間の方はガーディアンという魔法使いが相当スペシャルです。
その弟子的な男と王を守る戦士が主役という感じで強大な敵に立ち向かう構図です。
オーク族ながら人間とのハーフみたいな女もかなり重要なポジションです。

王様が意外に存在感弱めで短絡的な展開になってました。
結局ガーディアンが何においてもスペシャルです。
一人でストーリーをかなり担ってました。

主人公たちを乗せるグリフォン的な動物が良かったです。
こういう子たちは設定以上に活躍させられますね。
人を乗せつつ戦いつつなので何か気の毒になります。

それなりのスケールの戦闘に加え、戦況が厳しい人間軍の策略、オーク軍の仲間割れ。
予想外の見応えはありました。
映像もなかなか気持ちよくて、化物の造形もなかなか良かったです。
ロード・オブ・ザ・リング的なものが好きな人にはなかなかいいんじゃないでしょうか?

多分続編も作られるでしょう。


そんなわけで6点です。

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