ピクセル

ピクセル　を観た。

1982年―NASAが宇宙に向けて「友好」のメッセージを発信した。
2015年―しかし、そのメッセージは大きな誤解を招き、我々人類に襲い掛かる。
ヤツらはゲームキャラに姿を変え、地球を侵略開始したのだ。
グアムの空軍基地を襲う「ギャラガ」インドのタージ・マハルを崩す「アルカノイド」ロンドンの空を覆いつくす「センチピード」NYの街を食べ尽くす「パックマン」そして、ワシントンDCに現れた巨大母船からは、「スペースインベーダー」をはじめとする大量のゲームキャラが…「ドンキーコング」まで!?!?
全てをピクセル化させ、ブロック状にボロボロと破壊してしまう攻撃に、ピコピコと崩壊する世界。
米国大統領は決断する―この最大の危機を乗り越える為の秘策を。
それは、1982年当時のビデオゲームのチャンピオン達を集め、ヤツらに対抗することだった。
見た目は残念なオヤジ達を“アーケーダーズ”として組織し、米国陸軍中佐の指揮の下、対ゲームキャラ用の兵器を開発し、戦いに挑むのだが―。
ゲームオタク vs 80年代ゲームキャラ、今「決戦」がスタートする！

って話。


クリス・コロンバス監督です。

子供時代はゲーマーで世界チャンピオンになった男がうだつのあがらない電気屋になっていたが、
宇宙人の動きを予想できる男として救世主になる痛快な設定。

映画の醍醐味は８０年代を懐かしもう的な感じです。
クリス・コロンバス監督作品ですし。

当時流行ったゲームを通じて８０年代の空気感を漂わせる手法です。
ただ、コレはドラマっ子な僕に言わせれば、
去年観てて高評価したノーコンキッドと同じですね。

作品スケールも国も文化も違いすぎるますけどノスタルジーはあっちの方が強かったですね。

でも８０年代のアメリカの雰囲気はよく出てて良かったです。

宇宙人がゲームのキャラで攻めてくる設定も悪くは無いかな。
対決がうまいことゲームの世界を具現化した対決になっていて見事でした。
特にパックマンの対決はうまいこと出来てました。

しかし何と言ってもコメディがつまらなかったですね。
ボケまくりな映画ですが、
ほぼ全部スベっていた気がします。

読みやす過ぎる予想通りのボケとオチの連続で。
作り手のコメディセンスがまるわかりな感じでした。

ぶっ飛んだキレキャラみたいな仲間いますが、
セス・マクファーレンが台頭しているハリウッドではこの程度はただスベるだけな気がします。

売れっ子なアダム・サンドラーはクセが無く相変わらず見やすいです。

まあライトなコメディパニック映画で見やすさはあると思いますが。

僕みたいな笑いのセンス抜群人間が見るにはちょいとしんどいです。
笑いのセンス無い凡人たちなら笑えるのかもしれないです。
そうしたら楽しめるかもです。


そんなわけで４点です。


コレヘタしたら続編とかあるかもですね。