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「ごらん、世界は美しい」

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レゴ®バットマン ザ・ムービー

2017年04月05日 | 映画
レゴ®バットマン ザ・ムービー
を観ました。


ヒーローも、悪者も、レゴ®になって大集合!さぁ世界の運命は!?
悪いヤツらから街を守るレゴ®バットマンは、みんなの人気者!
だがその正体は超“かまってちゃん”な、こまったちゃんヒーローだった!
でも家に帰ると、彼はいつもひとりボッチ。
そんなある日、元気すぎる新入りがやってくる!パンツ一丁の“パンいち”ボーイ、ロビンのせいでバットマンのペースはガタガタに。
おまけに世界をのっとろうと、ジョーカーが悪の軍団をめざめさせてしまった!
キングコング、「あの」怪獣、ハリポタの「あの人」まで!あらゆるワルがおしよせて、世界が終わってしまう!?
はたしてレゴ®バットマンはロビンたち仲間と力を合わせ、世界を救うことができるのか!?


クリス・マッケイ監督です。
このシリーズが何本かあるようで、全然ノーマークでどれも見たことなかったです。
そして相当関心のない作品でしたが観てみたらなかなか面白かったです。

かなりのシュールコメディでハイセンスなクリエイターが作ってるのはビシビシ伝わりました。
アメリカだとバットマンパロディのコメディは多い印象がありますが、
それをがっつりやった感じですね。

冒頭、画面が暗くなったところからもうコメディな語りが入ります。
ワーナー・ブラザーズから次々と表示されるロゴにも語りを入れています。
「画面が黒くなったな、いい映画ってのは黒い画面に語りから始まるものだ!」
「DC・・・バットマンのお陰で大きくなった会社だ!」
などバットマンボイスで言ってました。
そんな手法の作品は初めてだったし、その時点でかなり飛んだ作品であることは伝わりました。

そこからかなりハイテンポな演出でバットマンの世界観やら、登場人物を雑に紹介して行く感じです。
一つ一つを伝える目的は薄めで、テンポいい作風を作ることにフォーカスしてました。

なのにバットマンが夜に一人のシーンは静かでかなりシュールに描いてました。
この辺は個人的にはかなり笑えました。
電子レンジの押し間違いを一人でブツブツとつぶやいている場面、
テレビの入力切り替えのボタンを連打して行き過ぎてしまう描写など、
なんてハイセンスな目の付け所だろうかと思ってしまった。

ジョーカーとのライバルシーンもなかなかシュールで。
「愛してる!」を言わせ合うような人類の数々の物語を全く裏で行くような、
「俺を嫌いと言ってくれ!」なやり取りでした。

登場するキャラクターもなかなかカオスで良かったです。
アメリカ人にはもっとウケそうな気がします。

終盤はちょっと似たようなやり取りの繰り返しで”う~む”な気分にもなりましたが。
そのやり取り一本で行くのか?もう3周目くらいな気がするが・・・。
と、思っていました。

でもとてもハイセンスでシュールなコメディで全然ありでした。
場内は小さい子供が多かったですが、子供にもウケてました。
オチもなかなかでした。


そんなわけで7点。

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