岳 -ガク- を観た。
僕の好きな長澤まさみと小栗旬のかなりのベストカップルな映画なので楽しみにしていた作品です。
小栗旬はもうホントにザ・主演って感じの大作向けの貴重な役者になったと思います。
実際に山のぼりました的なアピールのシーンが多かったです。
主役の三歩の感じがナチュラルで良かったです。
まぁ原作読んだことないのでその辺の完成度はわかりませんが映画だけ観る分には良かったです。
とことんまでお人好しで優しい役、なんとも親しみやすいキャラでした。
何においても僕の場合は長澤まさみがスクリーンで観たいだけなので、いいからもっと映せ!とばかり思ってました。
上司の命令を聞かず、イチイチ私だって出来る!って失敗を繰り返すパターンのキャラでそれがまた鬱陶しくて可愛かったです。
しかし意外にもその悲壮だが諦めない健気な女の子に最後の盛り上がりは結構感動してしまいました。
中盤事故で顔がボッコボコになるシーンがありましたがそれがいただけませんでした。
リアリティなんて要らないので崖から落ちたとしても可愛い顔のまま物語進行して欲しかったです。
その他僕の好きなぼくちゅうで対決してた佐々木蔵之介や石田卓也も熱い演技で良かったです。
クローズゼロで小栗旬と共演してたやべきょうすけも出てて良かったです。
渡部篤郎がクールなヘリのスペシャリストで最近悪役の印象が強いですが今回久々にかっこ良かったです。
大衆向け映画としては妥当に感動できるし完成度も高いし悪くないと思います。
そんなわけで7点です。
長澤まさみが出てたのでプラスです。
でも曲がれ!スプーンみたいな方がいいです。
(ネタバレ)
北部警察署山岳救助隊に新たに配属された椎名久美(長澤まさみ)。
挨拶に行くとちょうど遭難事故が起きている最中で慌ただしく挨拶もできない。
助けられないと思われる切迫した事態だが隊長の野田正人(佐々木蔵之介)は、三歩が居ると三歩と呼ばれる男に助けを依頼する。
久美は勘違いして隊長の野田正人、隊員の阿久津敏夫(石田卓也)のヘリに乗り込んでしまう。
駄目だと思われた事故だが島崎三歩(小栗旬)がクレパスに落ちた登山者を危機一髪助ける、そして君が生きててくれた事に感動した、ありがとうと言い無事解決。
落ち着いてようやく挨拶する久美は三歩の事が気になり野田や阿久津に三歩の事を聞く。
世界中の山を制覇し、山に暮らす山のスペシャリストでボランティアで遭難救助をしている男だった。
久美は三歩に弟子入りして山に関する色んなことを学ぶ、久美の事が気に入ってる阿久津は気が気でない。
その後親子で登山していて父親が帰ってこない横井ナオタという少年が久美や三歩が居る山小屋に訪ねてくる。
野田や三歩たちが救助に向かうが助けられなかった。
三歩は孤児になったナオタの面倒をみるようになる。
久美は正義感が強く、野田に制止されても一人で出来ると事あるごとにアピールする。
ある日プライベートでロッククライミングしてたときに転落事故に遭遇する。
野田が転落者をフォールして残った人を救えという指令を聞かず助けようとするが背中で絶命してしまう、そのに現れた三歩が転落者をフォールして残りを助ける。
フォールした三歩は遺族に人殺しと責められ、土下座して謝る。
その直後山小屋名物の大盛りナポリタンを笑いながら食べる三歩に、その神経が信じられないと苦言を呈する久美。
かつて二日間死者を背負って山を降りた事があるけどその時考えていたことは、ナポリタンを食べてて良かった、ナポリタンを食べてたおかげで僕はこの人をおぶって歩けてると考えたと言う。
その後も山で事故にあった人を助けに行く久美と三歩、ただ捻挫しただけの年配の登山者。
そんな靴で山に来るな、我々はタクシーじゃない、山を馬鹿にするなと怒り一人帰ろうとした時に滑落する。
雨の中人気のない崖下で動かない体で三歩に教わったモールス信号を送る。
それに気づいたかろうじて三歩に助けられる。
ヘリのスペシャリスト牧英紀(渡部篤郎)にお前はアマチュアだと怒られる。
三歩は何時も通り優しいが久美はショックと自暴自棄で仕事を休む。
そんな久美を野田は三歩の話をして励ます、三歩には幼い頃から一緒に世界中の山を登った無二の親友が居て三歩が最初に背負った死体は彼だったと。
ボロボロになった死体とちぎれた腕を持って二日間山を降ったと、以前三歩に聞いた話は親友のことだったと知る。
三歩がただヘラヘラしている男じゃないとわかり仕事に復帰する。
三歩と山に上り、身の上話をする久美。
久美の父は山岳救助隊でクレパスで死に、その直前まで久美に向けて言葉を録音していた。
久美はいつもその父の言語を聞いていた。
三歩は山に捨てちゃいけないのはゴミと命、久美ちゃんは生きようと言う。
数日後、登山客で賑わう山小屋に久美と三歩は居た。
二人は結婚前に頂上をプレゼントしたいという梶一郎(光石研)、陽子(中越典子)親子と親しくなる。
三歩はナオタの父親参観に出席するために小学校に向かう。
その頃山は爆弾低気圧と呼ばれる急激な天候の変化で多くの遭難者が出る大変な事態に見舞われる。
他県の応援も頼み幾つものグループに別れ救出に向かう。
山の天候が不安定になったのを感じた三歩は授業参観に行かず山へ向かう、ナオタは察してそんな三歩を応援する。
他のグループや三歩達は救出しやすい遭難者達を次々に救出し残るは梶親子。
山小屋に居た久美は牧のヘリで一人梶親子を救出に向かう。
僅かなチャンスを狙って二人を引き上げようとするが娘を引き上げた時点でもう父の方は諦めるしかないと牧は判断するが久美はロープを切り一人雪山に残ってしまう。
野田は二次災害を防ぐために嵐が止むまで救出に出てはいけないと命令を下す。
三歩は一人久美の救出に向かう。
しかし三歩は雪崩に飲まれダメージを負ってしまう。
同じく雪崩に飲まれた久美と一郎はクレパスに閉じ込められる。
一郎は大きな雪の塊に足を挟まれ死にかけていた。
這いつくばってでも私は父に生きていて欲しかった!娘さんの結婚式に出てください!足を切断します!と一郎を説得し一郎の足を切断し治療して背負ってクレパスからの脱出を試みる久美。
嵐のなか這いつくばって久美達を探す三歩はクレパスを発見して降りるが一郎を背負ったまま固まってる久美を発見する。
一郎はかろうじて生きていたが久美は心肺停止状態だった。
三歩は必死に蘇生して二人の無事を本部に伝えみんな見事に助かるハッピーエンド。
その後も三歩は山に登り続け、昨年助けた若者と再会しまた感動する。
僕の好きな長澤まさみと小栗旬のかなりのベストカップルな映画なので楽しみにしていた作品です。
小栗旬はもうホントにザ・主演って感じの大作向けの貴重な役者になったと思います。
実際に山のぼりました的なアピールのシーンが多かったです。
主役の三歩の感じがナチュラルで良かったです。
まぁ原作読んだことないのでその辺の完成度はわかりませんが映画だけ観る分には良かったです。
とことんまでお人好しで優しい役、なんとも親しみやすいキャラでした。
何においても僕の場合は長澤まさみがスクリーンで観たいだけなので、いいからもっと映せ!とばかり思ってました。
上司の命令を聞かず、イチイチ私だって出来る!って失敗を繰り返すパターンのキャラでそれがまた鬱陶しくて可愛かったです。
しかし意外にもその悲壮だが諦めない健気な女の子に最後の盛り上がりは結構感動してしまいました。
中盤事故で顔がボッコボコになるシーンがありましたがそれがいただけませんでした。
リアリティなんて要らないので崖から落ちたとしても可愛い顔のまま物語進行して欲しかったです。
その他僕の好きなぼくちゅうで対決してた佐々木蔵之介や石田卓也も熱い演技で良かったです。
クローズゼロで小栗旬と共演してたやべきょうすけも出てて良かったです。
渡部篤郎がクールなヘリのスペシャリストで最近悪役の印象が強いですが今回久々にかっこ良かったです。
大衆向け映画としては妥当に感動できるし完成度も高いし悪くないと思います。
そんなわけで7点です。
長澤まさみが出てたのでプラスです。
でも曲がれ!スプーンみたいな方がいいです。
(ネタバレ)
北部警察署山岳救助隊に新たに配属された椎名久美(長澤まさみ)。
挨拶に行くとちょうど遭難事故が起きている最中で慌ただしく挨拶もできない。
助けられないと思われる切迫した事態だが隊長の野田正人(佐々木蔵之介)は、三歩が居ると三歩と呼ばれる男に助けを依頼する。
久美は勘違いして隊長の野田正人、隊員の阿久津敏夫(石田卓也)のヘリに乗り込んでしまう。
駄目だと思われた事故だが島崎三歩(小栗旬)がクレパスに落ちた登山者を危機一髪助ける、そして君が生きててくれた事に感動した、ありがとうと言い無事解決。
落ち着いてようやく挨拶する久美は三歩の事が気になり野田や阿久津に三歩の事を聞く。
世界中の山を制覇し、山に暮らす山のスペシャリストでボランティアで遭難救助をしている男だった。
久美は三歩に弟子入りして山に関する色んなことを学ぶ、久美の事が気に入ってる阿久津は気が気でない。
その後親子で登山していて父親が帰ってこない横井ナオタという少年が久美や三歩が居る山小屋に訪ねてくる。
野田や三歩たちが救助に向かうが助けられなかった。
三歩は孤児になったナオタの面倒をみるようになる。
久美は正義感が強く、野田に制止されても一人で出来ると事あるごとにアピールする。
ある日プライベートでロッククライミングしてたときに転落事故に遭遇する。
野田が転落者をフォールして残った人を救えという指令を聞かず助けようとするが背中で絶命してしまう、そのに現れた三歩が転落者をフォールして残りを助ける。
フォールした三歩は遺族に人殺しと責められ、土下座して謝る。
その直後山小屋名物の大盛りナポリタンを笑いながら食べる三歩に、その神経が信じられないと苦言を呈する久美。
かつて二日間死者を背負って山を降りた事があるけどその時考えていたことは、ナポリタンを食べてて良かった、ナポリタンを食べてたおかげで僕はこの人をおぶって歩けてると考えたと言う。
その後も山で事故にあった人を助けに行く久美と三歩、ただ捻挫しただけの年配の登山者。
そんな靴で山に来るな、我々はタクシーじゃない、山を馬鹿にするなと怒り一人帰ろうとした時に滑落する。
雨の中人気のない崖下で動かない体で三歩に教わったモールス信号を送る。
それに気づいたかろうじて三歩に助けられる。
ヘリのスペシャリスト牧英紀(渡部篤郎)にお前はアマチュアだと怒られる。
三歩は何時も通り優しいが久美はショックと自暴自棄で仕事を休む。
そんな久美を野田は三歩の話をして励ます、三歩には幼い頃から一緒に世界中の山を登った無二の親友が居て三歩が最初に背負った死体は彼だったと。
ボロボロになった死体とちぎれた腕を持って二日間山を降ったと、以前三歩に聞いた話は親友のことだったと知る。
三歩がただヘラヘラしている男じゃないとわかり仕事に復帰する。
三歩と山に上り、身の上話をする久美。
久美の父は山岳救助隊でクレパスで死に、その直前まで久美に向けて言葉を録音していた。
久美はいつもその父の言語を聞いていた。
三歩は山に捨てちゃいけないのはゴミと命、久美ちゃんは生きようと言う。
数日後、登山客で賑わう山小屋に久美と三歩は居た。
二人は結婚前に頂上をプレゼントしたいという梶一郎(光石研)、陽子(中越典子)親子と親しくなる。
三歩はナオタの父親参観に出席するために小学校に向かう。
その頃山は爆弾低気圧と呼ばれる急激な天候の変化で多くの遭難者が出る大変な事態に見舞われる。
他県の応援も頼み幾つものグループに別れ救出に向かう。
山の天候が不安定になったのを感じた三歩は授業参観に行かず山へ向かう、ナオタは察してそんな三歩を応援する。
他のグループや三歩達は救出しやすい遭難者達を次々に救出し残るは梶親子。
山小屋に居た久美は牧のヘリで一人梶親子を救出に向かう。
僅かなチャンスを狙って二人を引き上げようとするが娘を引き上げた時点でもう父の方は諦めるしかないと牧は判断するが久美はロープを切り一人雪山に残ってしまう。
野田は二次災害を防ぐために嵐が止むまで救出に出てはいけないと命令を下す。
三歩は一人久美の救出に向かう。
しかし三歩は雪崩に飲まれダメージを負ってしまう。
同じく雪崩に飲まれた久美と一郎はクレパスに閉じ込められる。
一郎は大きな雪の塊に足を挟まれ死にかけていた。
這いつくばってでも私は父に生きていて欲しかった!娘さんの結婚式に出てください!足を切断します!と一郎を説得し一郎の足を切断し治療して背負ってクレパスからの脱出を試みる久美。
嵐のなか這いつくばって久美達を探す三歩はクレパスを発見して降りるが一郎を背負ったまま固まってる久美を発見する。
一郎はかろうじて生きていたが久美は心肺停止状態だった。
三歩は必死に蘇生して二人の無事を本部に伝えみんな見事に助かるハッピーエンド。
その後も三歩は山に登り続け、昨年助けた若者と再会しまた感動する。