メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

8、そしてイタリア

2013年02月12日 | 魂の旅立ち
12時間かけて辿り着いたチューリッヒの空港。
想像以上に外国、もう一気に不安でいっぱいになる。
僅かな乗り換え時間、荷物検査で戸惑い、入国審査で捕まる。
預けた荷物は一回受け取るのか?そのまま次の飛行機に乗っけられてるのか?
そんなこともわからないし聞けない。

念のため探すがそれらしき場所は無い。
もう最悪荷物はなくなっても仕方がない、飛行機に乗らねば・・・と急ぐ。
乗り場に行くにはちょっとした電車に乗らなきゃならず、もしコレが間違えてたらもう時間には間に合わないのでは?
と不安でパニック。
あっという間に周りは外人しかおらず不安のピークで、二度と一人旅はしたくない!と早速心折れていた。

飛行機もまともに乗ったこと無い、ましてや乗り換えなんてしたことがない、英語が喋れない、内向的。
そんな人間が一人で海外行くのはかなりのハンデキャップだと知る。

そうして乗り込んだ小さめの飛行機。
乗客は4人でガラガラだったがちゃんと飛ばしてくれた。
そのほのぼの感が少し僕を安心させた。

そうして遂に、遂に。
こんなに”遂に”という言葉を心底使ったことは無かったと思うほどに、
遂に目的地のベローナに到着。
ちゃんと荷物は来ていた。

ずっと太陽と共に移動していたので長い昼の中に居た。
ベローナについた頃ようやく日が暮れて宵闇の雪景色の中。
小さくてこじんまりとした空港。
人も全然居ない。
こんな信じられない程遠くに、たった一人でやってきた。
初めてのおつかいくらい人に泣いてほしい気分。

友人と待ち合わせていたが少し相手が遅れてその待っている間も相当不安になる。
が、待つしか無い。
ようやく友人と落ち合えほんとに安堵。

そこから車で2時間ほどの移動。
しかし早速のアウェイの洗礼、人生でも体験したことが無いほどの吹雪。
すぐに落ち着いたが外国を目の当たりにする。

そうして辿り着いた友人宅で軽い宴をしてもらう。
イタリアの食の旨さとビールとワインの美味さに早速囚われる。

40時間ほど寝ていなかったのでいきなりフラフラに酔っ払った。
そうして泥のように眠った。

チューリッヒ上空


チューリッヒ空港にて


貸切な飛行機


ヴェローナ空港到着


からの猛吹雪

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