ヒーローショー を観た。
井筒和幸監督作品ですし、僕の比較的好きなジャルジャルが主演なので観ました。
不良たちの青春映画って感じでしょうか。
（お話）
お笑い芸人を目指す鈴木ユウキ（福徳秀介）は養成所を卒業したもののうだつの上がらない貧しい生活。
養成所を中退したチンピラの元相方の剛志（桜木涼介）に誘われヒーローショーのバイトを始める。
剛志はボス怪人バクゲルグ、ユウキはその手下ゲル。
剛志は同じバイトの司会のお姉さん美由紀（石井あみ）と付き合っている。
しかし学生バイトで役者志望、ギガレッド役のノボル（松永隼）に彼女を寝取られる。
それに気付いた剛志は舞台の上でノボルに殴りかかるが、ノボルと同じ大学の友達でギガブルー役の勉（米原幸佑）と二人がかりで逆にやられる。
悔しい剛志はチンピラ仲間のとっても怖い鬼丸（阿部亮平）とその弟（ジェントル）を使って大学に乗り込みノボルと勉を恐喝する。
勉は出会い系サイトの会社を経営している兄の拓也（林剛史）に相談する。
拓也は自衛隊時代の親友、最強で隊長と慕う石川勇気（後藤淳平）を頼り、逆に恐喝してきた連中を返り討ちにしようと金を払うからと勝浦に呼び出す。
勇気にはバツイチで年上のあさみ（ちすん）という彼女が居て、沖縄で一緒に店を出そうと思っている。
母親は自分の友人と付き合っていて家に居場所が無いのでアパート暮らしを始める。
そしてあさみと暮らして行こうと思うがあさみに子どもが居ることを知りショックを受ける。
（評価）
井筒監督らしい青春映画だったと思います。
これといった巧妙さや盛り上がりも無く一本調子で淡々と時系列を描いていきます。
その辺が不思議なリアルさを醸し出していました。
不良というか、ちょっと過激なチンピラ連中の暮らしはきっとこんな感じなんだろうな、って思わせる力とリアリティがありました。
ジャルジャルの福徳は駄目駄目な情けない男、後藤は硬派で強い男を演じていましたが結構ハマっていたと思います。
途中からは全然ジャルジャルって感じしなくなりました。
特に後藤が普段とかけ離れた役だったので、今後役者の仕事が増えるかもしれないですね。
その他のキャストも異様にリアルで良かったです。
濡れ場も豪快で躊躇ない感じで良かったです。
人物描写に関して明確な説明が無いのも井筒作品らしいなと思いました。
ワンシーンが淡々と長く描かれるので少々眠くなりがちな映画でした。
そんなわけで７点。
正直、長くて途中から早く終わってくれないかな・・・と思いながら観ていたが、うだるような夏の描写、生々しい描写。
ひと夏の青春の思い出みたいに意外に心に残る映画になると思いました。
（ネタバレ）
勝浦にやって来た剛志や鬼丸を奇襲のように勇気は襲い、武器で激しくボコボコにする。
もういいだろと思う程縛ってボコボコにする。
鬼丸は絶対復讐してやると恐ろしい表情で言うので殴ってる方が怯えてくる。
そして興奮した勉が遂にやりすぎて、バットで鬼丸の頭を殴り鬼丸は動かなくなる。
死んでしまったと怯える面々。
こうなったら剛志もやるしかないと同じように頭をバットで殴る。
どうするか困る勇気と拓也、二人の死体を埋める事にする。
埋め業者みたいのを待ってるあいだ間抜けな見張りが実は生きていた鬼丸を逃がしてしまう。
仕方なく剛志だけ埋める事にする。
ずっと殴られながら連れ回された目撃者のユウキは殺さないけど共犯者になれと剛志を穴に落とす役目をやらされる。
かろうじで生きていて息を吹き返した剛志をユウキは落とし、勇気は大きい石などで埋めていく。
そしてショベルカーで埋める。
ユウキの始末は勇気が任されることになった。
どうするか決めかねながら連れ回す。
あさみから電話があり葬式で子供に会えなかったと悲しんでいた。
ユウキがヒーローの格好をして子供を連れ出しあさみは子供と再会できる。
そして４人で水族館に行ったりして楽しむ。
あさみには自衛隊時代の友達と嘘をつく。
必死に東京へ帰ろうとするユウキだが勇気に捕まり失敗する。
しかし何かと自分の為に必死に尽くすユウキに情が移り勇気はユウキを逃がしてあげる。
中途半端な暮らししてるからお前はこんな事件に巻き込まれている、田舎に帰って母親の店を手伝えと説教される。
その後勇気の舎弟の馬鹿ヤンキーのヒロトが死体を運んだ証拠の車で事故を起こし拓也と勉はパニックになる。
拓也と勉の父親は政治家でお金持ち。
再び勇気を頼るが、ユウキを逃がした事を聞き怒る、そして助けを懇願される。
ユウキはやはり勇気を始末しなければと東京のアパートを訪ね再びユウキを拉致する。
しかしやはり始末出来ず姿を消す。
ユウキはあさみと一緒になりたいが人を殺してしまったから暫く待って欲しいと告白する。
涙を流す勇気をあさみは受け止める。
あさみが買い物に行ってる隙に鬼丸兄弟が復讐に現れ勇気は血だるまにされる。
ユウキは山梨の田舎に帰り母親の店を手伝い始める。
剛志の笑顔が忘れられない。
井筒和幸監督作品ですし、僕の比較的好きなジャルジャルが主演なので観ました。
不良たちの青春映画って感じでしょうか。
（お話）
お笑い芸人を目指す鈴木ユウキ（福徳秀介）は養成所を卒業したもののうだつの上がらない貧しい生活。
養成所を中退したチンピラの元相方の剛志（桜木涼介）に誘われヒーローショーのバイトを始める。
剛志はボス怪人バクゲルグ、ユウキはその手下ゲル。
剛志は同じバイトの司会のお姉さん美由紀（石井あみ）と付き合っている。
しかし学生バイトで役者志望、ギガレッド役のノボル（松永隼）に彼女を寝取られる。
それに気付いた剛志は舞台の上でノボルに殴りかかるが、ノボルと同じ大学の友達でギガブルー役の勉（米原幸佑）と二人がかりで逆にやられる。
悔しい剛志はチンピラ仲間のとっても怖い鬼丸（阿部亮平）とその弟（ジェントル）を使って大学に乗り込みノボルと勉を恐喝する。
勉は出会い系サイトの会社を経営している兄の拓也（林剛史）に相談する。
拓也は自衛隊時代の親友、最強で隊長と慕う石川勇気（後藤淳平）を頼り、逆に恐喝してきた連中を返り討ちにしようと金を払うからと勝浦に呼び出す。
勇気にはバツイチで年上のあさみ（ちすん）という彼女が居て、沖縄で一緒に店を出そうと思っている。
母親は自分の友人と付き合っていて家に居場所が無いのでアパート暮らしを始める。
そしてあさみと暮らして行こうと思うがあさみに子どもが居ることを知りショックを受ける。
（評価）
井筒監督らしい青春映画だったと思います。
これといった巧妙さや盛り上がりも無く一本調子で淡々と時系列を描いていきます。
その辺が不思議なリアルさを醸し出していました。
不良というか、ちょっと過激なチンピラ連中の暮らしはきっとこんな感じなんだろうな、って思わせる力とリアリティがありました。
ジャルジャルの福徳は駄目駄目な情けない男、後藤は硬派で強い男を演じていましたが結構ハマっていたと思います。
途中からは全然ジャルジャルって感じしなくなりました。
特に後藤が普段とかけ離れた役だったので、今後役者の仕事が増えるかもしれないですね。
その他のキャストも異様にリアルで良かったです。
濡れ場も豪快で躊躇ない感じで良かったです。
人物描写に関して明確な説明が無いのも井筒作品らしいなと思いました。
ワンシーンが淡々と長く描かれるので少々眠くなりがちな映画でした。
そんなわけで７点。
正直、長くて途中から早く終わってくれないかな・・・と思いながら観ていたが、うだるような夏の描写、生々しい描写。
ひと夏の青春の思い出みたいに意外に心に残る映画になると思いました。
（ネタバレ）
勝浦にやって来た剛志や鬼丸を奇襲のように勇気は襲い、武器で激しくボコボコにする。
もういいだろと思う程縛ってボコボコにする。
鬼丸は絶対復讐してやると恐ろしい表情で言うので殴ってる方が怯えてくる。
そして興奮した勉が遂にやりすぎて、バットで鬼丸の頭を殴り鬼丸は動かなくなる。
死んでしまったと怯える面々。
こうなったら剛志もやるしかないと同じように頭をバットで殴る。
どうするか困る勇気と拓也、二人の死体を埋める事にする。
埋め業者みたいのを待ってるあいだ間抜けな見張りが実は生きていた鬼丸を逃がしてしまう。
仕方なく剛志だけ埋める事にする。
ずっと殴られながら連れ回された目撃者のユウキは殺さないけど共犯者になれと剛志を穴に落とす役目をやらされる。
かろうじで生きていて息を吹き返した剛志をユウキは落とし、勇気は大きい石などで埋めていく。
そしてショベルカーで埋める。
ユウキの始末は勇気が任されることになった。
どうするか決めかねながら連れ回す。
あさみから電話があり葬式で子供に会えなかったと悲しんでいた。
ユウキがヒーローの格好をして子供を連れ出しあさみは子供と再会できる。
そして４人で水族館に行ったりして楽しむ。
あさみには自衛隊時代の友達と嘘をつく。
必死に東京へ帰ろうとするユウキだが勇気に捕まり失敗する。
しかし何かと自分の為に必死に尽くすユウキに情が移り勇気はユウキを逃がしてあげる。
中途半端な暮らししてるからお前はこんな事件に巻き込まれている、田舎に帰って母親の店を手伝えと説教される。
その後勇気の舎弟の馬鹿ヤンキーのヒロトが死体を運んだ証拠の車で事故を起こし拓也と勉はパニックになる。
拓也と勉の父親は政治家でお金持ち。
再び勇気を頼るが、ユウキを逃がした事を聞き怒る、そして助けを懇願される。
ユウキはやはり勇気を始末しなければと東京のアパートを訪ね再びユウキを拉致する。
しかしやはり始末出来ず姿を消す。
ユウキはあさみと一緒になりたいが人を殺してしまったから暫く待って欲しいと告白する。
涙を流す勇気をあさみは受け止める。
あさみが買い物に行ってる隙に鬼丸兄弟が復讐に現れ勇気は血だるまにされる。
ユウキは山梨の田舎に帰り母親の店を手伝い始める。
剛志の笑顔が忘れられない。
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