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映画 妖怪人間ベム

2012年12月21日 | 映画
映画 妖怪人間ベム を鑑賞。


あてのない旅を続けていたベム(亀梨和也)、ベラ(杏)、ベロ(鈴木福)。
かつて一度訪れたことのある街で殺されそうになっている男を助ける。
その男は大手製薬会社MPL製薬の社員で近頃そのMPL製薬の社員を狙った連続殺人事件が起きていた。
名前のない男(柄本明)の幻影に惑わされるベム、その街で出会ったみちるに恋をするベロ、人間になる為に邁進するベラ。
事件現場にはみちるの父、MPL製薬で働く上野達彦(筒井道隆)の姿が。
上野家にはMPL製薬の陰謀で殺され植物妖怪として夫に蘇らせられた妻サユリ(観月ありさ)も密かに生きていた。
暴走すると自分をコントロール出来ないサユリをベム達は手助けする。
そして良き理解者の刑事夏目章規(北村一輝)らと協力して上野家を助け、MPL製薬の陰謀に立ち向かう。


ってお話。

テレビドラマを全く観てませんでしたが、観てみました。
子供の頃アニメの妖怪人間ベムには夢中になったものです。

思ったよりCGとかがしっかりしてて、お金のかかった大作って感じでした。

ドラマ観てないので初見でしたが、ベラ役の杏、ベロ役の鈴木福はまあそれなりになりきってますが、
肝心のベム役の亀梨和也は全然違いますよね。
ロン毛て!って感じでした。
スキンヘッドがトレードマークのベムがロン毛て!
まあ、アイドルさんだしかっこ良くなきゃいけない商売なので致し方ないですが、
ずっと違うなーと思ってしまいました。
キャラも人間味に溢れ過ぎの若者って感じで、もっとお父さんみたいな感じだと思うんだけど。
妖怪になった時の醜さはまあなかなかの完成度で凄いメイクでしたが、そこだけがちょっと・・・。

杏は一番のなりきりですかね。
この人の演技は初めて観ましたが、ベラっぽさがよく出てて良かったです。
演技の美味さはこの作品では判断つきませんが。

鈴木福くんは相変わらずで可愛いので良かったです。
数字持ってますよね、この子。

観月ありさはこんな役でも上手くこなします、流石です。
「あーさーくーらー」って感じです。

昔好きだった筒井道隆は今やこんな使われ方多いですが、やっぱり好きですね。

北村一輝ももう少しキワモノの役をやって欲しいのですがね。

あまりアニメの空気感は出てないですかね。
まあ、時代も違うし企画的な事を考えれば致し方無いですが。

物語は子供も楽しめるようなわかり易いモノでした。


そんなわけで3点です。


近年、ホントこういう昔の物を掘り起こすような企画物多いですね。

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