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劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明-

2020年01月21日 | 映画
劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明-
を観ました。


隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。
アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。
リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。
深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。
リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。
ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。
そこで、プルシュカと名乗る女の子に出会い…


小島正幸監督です。

全く知らない作品ですが劇場版と付いているのできっと何か別のメディアでやっていたことは容易に想像つきます。
殆どのアニメは劇場版で知り劇場版しか知らないような人間です。

全く知らないのに信じられないほどの客入りで異様に映画館を賑わしていたので結構気になりました。
自分が見た回もほぼ満席でした。

絵のタッチは結構苦手ですが作品はすごかったですね。
なにかカルト的な支持率があるのも納得なかなりシュールでクールで難解のタイプでした。
そしてこんな絵のタッチなのに衝撃的に残虐でした。
この絵のタッチだからギリギリ描写が許されている感じですが。
もっとシリアルなキャラクターのアニメでこの内容をやったら見れないかもですね。

ストーリーは基礎知識が無いとかなりついていけない感じで。
一見さん向けに冒頭の説明等もなく、なにかの続きみたいなプロローグでした。

そこからかなり残虐で壮絶な人体実験な話で。
キャラクターは可愛いのにバトルはかなりすごかったです。
それでいて登場人物たちのやり取りはルパン三世並みにクールでした。

残虐描写は嫌いですが、ちゃんと意味がある残虐で哲学的な考察のやり取りに不可欠にも思えたので悪くなかったです。
全く期待してなかったし自分には合わないと思いましたがここまでやりきってると評価出来ますね。

かなり根強い支持がありそうなのでちゃんと劇場版じゃないやつも見ようと思いました。


そんなわけで6点。

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