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グリンチ

2018年12月17日 | 映画
グリンチ
を観ました。


家族も友だちもいないグリンチはいつも一人ぼっち。
ずっとさみしい毎日を過ごしていた。
だから、オトナになって・・・ひねくれ者になってしまった!
そんなグリンチが一番嫌いなのは、村中が幸せな気分に包まれるクリスマス。
みんなの笑顔が我慢できないグリンチはとんでもない作戦を思いつく。
「サンタクロースに変装して村中からプレゼントを盗んでやる!」
その頃、フーの村に住む少女シンディ・ルーはある”願い”を叶えてもらうため秘密の計画を立てていた。
そしてクリスマスイヴ、シンディはサンタの格好をしたグリンチと出会う・・・


ヤーロー・チーニー、 スコット・モージャー監督です。

イルミネーション・エンターテインメント制作なので冒頭にはミニオンズの短編が上映されていました。
ミニオンズ依存がちょっと気になるところではあります。

本編はイルミネーション・エンターテインメントらしい、ひねくれ者の主役です。
毎度ピュアな主人公は作らず曲者を主役に置くのが特徴的ですね。

元ネタは児童文学のようですが読んだことも無ければ予備知識もなかったです。
なかなか狭い世界観の物語でがっつりクリスマス映画だったのでこの時期に見るには最適でした。
クリスマスに観るクリスマス映画はやっぱり良いものです。

いかにもおとぎ話的な幸せそうで楽しそうな村からちょっと離れたところに住む孤独な嫌われ者の暮らし。
その寂しい暮らしの感じは良かったです。
めちゃくちゃこじらせていてクリスマスが大嫌いで。
そもそも幸せそうにしてる人々が嫌いというこじらせ感はほぼ自分と同じなので共感せずには居られませんでした。
自分も近くでこんなに楽しそうにクリスマスを過ごす人々が居たら同じようなメンタルになってしまいますね。

ただ物語の中では予定調和的な展開、そういうひねくれから良くないことが起きて主人公が反省して素直になって行きます。
自分が嫌うほどに相手は自分を嫌っていないような。
そういうピュアな心に心が洗われるようなお話で自分も素直に反省してしまいました。

健気にグリンチに従う愛犬のマックスがとても良いやつで愛犬家の自分にはジーンとしてしまいました。

同じく途中で仲間になるトナカイのフレッドも良かったです。
でもマックスのほうが大分色々やらされてなんか妙に感動しました。

吹き替えで見ましたが声優のクオリティは妥当でとかく苦言を呈することもなかったです。
有名人の声優はピンとこないことが多いのですが今作は大丈夫でした。

期待したほどではなかったですが、クリスマスに見るにはいい映画だと思います。


そんなわけで5点。

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