チィファの手紙
を観ました。
姉、チィナンが死んだ。彼女宛に届いた同窓会に出かけ、そのことを伝えようとした妹、チィファだったが、姉に間違えられた上、スピーチまでするはめに。
同窓会には、チィファが憧れていたイン・チャンも来ていた。
途中で帰ったチィファをチャンが追いかけ、呼びとめる。
チャンがチィナンに恋していたことを知っていたチィファは姉のふりを続けた。
連絡先を交換するが、チャンが送ったメッセージのスマホ通知を、チィファの夫ウェンタオが目撃。
激昂し、チィファのスマホは破壊されてしまう。
仕方なくチィファは、チャンに住所を明かさないまま、一方通行の手紙を送ることに。
かくして始まった「文通」は、思いもかけない出来事を巻き起こす……。
岩井俊二原作・脚本・監督です。
今年観た同監督のラストレターの中国版ですね。
同監督によるリメイクと思いきや撮影自体はこっちの方が先で日本版の方がリメイク的な立ち位置らしいです。
ただ観た順番は日本版が先なのでどうしてもそれをトレースする用な見方とその比較の感想になってしまいます。
ラストレターはかなり好きな映画で大絶賛でした。
キャストも最高でノスタルジックとお洒落で綺麗な映像でかなり好みでした。
それがまんま中国に舞台を移した感じですが、設定やストーリー展開に若干のマイナーチェンジはありました。
ただ映画に漂う空気感や質感、カメラワーク等はほぼ同じですね。
その分中国感を味わえる要素は強かった印象でした。
あとラストレターは切ないながらもほっこりするシーンや微笑ましいシーンが結構ありましたが今作はその辺が無くてより切ないです。
作品としてのトーンは若干暗いくて若干重い印象でした。
いい映画は展開しってると先回りして感動してしまうので、クオリティはやはり全然高かったので号泣しました。
日本版のキャスティングが素晴らしすぎたのでキャスティングだけがちょっと懸念事項でしたが、かなり納得の仕上がりでした。
とかく主演の福山雅治のポジションはかなり似ていて、そこで作品の共通性を強く生んでいた気がしました。
同じ原作で2本映画を作るくらい岩井俊二の思い入れがあるのがよく伝わります。
それに相応しい素晴らしい感動的な物語で相変わらず凄い繊細で天才的なセンスだと思います。
岩井俊二の登場によって日本映画は彼の影響を受けた作り手だらけになり、風潮もガラッと変わったと思っていますが。
未だに強い影響力を持っていますね。
主演のジョウ・シュンは綺麗なおばさんって感じで良かったです。
日本版の松たか子とはなかなか違う印象でしたがまた違った魅力がありました。
日本版と大きく違う男の子の設定とそれにまつわるエピソードのシーンがとても印象的でした。
もうひとりの主演のチン・ハオは日本版の福山雅治の役ですが、どことなく似ていていい印象でした。
妹の娘役兼回想シーンの妹役をチャン・ツィフォンが演じていました。
日本版では森七菜だったので大分印象は違いましたが愛嬌のある可愛さがあってとても好感度高かったです。
上白石萌歌系でしょうかね。
古風さも新しさもあって。
姉の娘役兼回想シーンの姉役をダン・アンシーが演じていました。
日本版では広瀬すずのポジションでしたがどちらも非常に美形で似た印象でした。
コレは何度も見れる、時を経て子供に観させられるような素晴らしい物語だと思います。
そんなわけで9点。
を観ました。
姉、チィナンが死んだ。彼女宛に届いた同窓会に出かけ、そのことを伝えようとした妹、チィファだったが、姉に間違えられた上、スピーチまでするはめに。
同窓会には、チィファが憧れていたイン・チャンも来ていた。
途中で帰ったチィファをチャンが追いかけ、呼びとめる。
チャンがチィナンに恋していたことを知っていたチィファは姉のふりを続けた。
連絡先を交換するが、チャンが送ったメッセージのスマホ通知を、チィファの夫ウェンタオが目撃。
激昂し、チィファのスマホは破壊されてしまう。
仕方なくチィファは、チャンに住所を明かさないまま、一方通行の手紙を送ることに。
かくして始まった「文通」は、思いもかけない出来事を巻き起こす……。
岩井俊二原作・脚本・監督です。
今年観た同監督のラストレターの中国版ですね。
同監督によるリメイクと思いきや撮影自体はこっちの方が先で日本版の方がリメイク的な立ち位置らしいです。
ただ観た順番は日本版が先なのでどうしてもそれをトレースする用な見方とその比較の感想になってしまいます。
ラストレターはかなり好きな映画で大絶賛でした。
キャストも最高でノスタルジックとお洒落で綺麗な映像でかなり好みでした。
それがまんま中国に舞台を移した感じですが、設定やストーリー展開に若干のマイナーチェンジはありました。
ただ映画に漂う空気感や質感、カメラワーク等はほぼ同じですね。
その分中国感を味わえる要素は強かった印象でした。
あとラストレターは切ないながらもほっこりするシーンや微笑ましいシーンが結構ありましたが今作はその辺が無くてより切ないです。
作品としてのトーンは若干暗いくて若干重い印象でした。
いい映画は展開しってると先回りして感動してしまうので、クオリティはやはり全然高かったので号泣しました。
日本版のキャスティングが素晴らしすぎたのでキャスティングだけがちょっと懸念事項でしたが、かなり納得の仕上がりでした。
とかく主演の福山雅治のポジションはかなり似ていて、そこで作品の共通性を強く生んでいた気がしました。
同じ原作で2本映画を作るくらい岩井俊二の思い入れがあるのがよく伝わります。
それに相応しい素晴らしい感動的な物語で相変わらず凄い繊細で天才的なセンスだと思います。
岩井俊二の登場によって日本映画は彼の影響を受けた作り手だらけになり、風潮もガラッと変わったと思っていますが。
未だに強い影響力を持っていますね。
主演のジョウ・シュンは綺麗なおばさんって感じで良かったです。
日本版の松たか子とはなかなか違う印象でしたがまた違った魅力がありました。
日本版と大きく違う男の子の設定とそれにまつわるエピソードのシーンがとても印象的でした。
もうひとりの主演のチン・ハオは日本版の福山雅治の役ですが、どことなく似ていていい印象でした。
妹の娘役兼回想シーンの妹役をチャン・ツィフォンが演じていました。
日本版では森七菜だったので大分印象は違いましたが愛嬌のある可愛さがあってとても好感度高かったです。
上白石萌歌系でしょうかね。
古風さも新しさもあって。
姉の娘役兼回想シーンの姉役をダン・アンシーが演じていました。
日本版では広瀬すずのポジションでしたがどちらも非常に美形で似た印象でした。
コレは何度も見れる、時を経て子供に観させられるような素晴らしい物語だと思います。
そんなわけで9点。