ドラゴン・ブレイド

ドラゴン・ブレイド
を観ました。


シルクロードの警備隊の隊長だったフォ・アン（ジャッキー・チェン）はいわれのない罪で僻地の砦の建築に従事する羽目に。
そこにローマ帝国を亡命して彷徨うルシウス（ジョン・キューザック）の一隊が現れ最初は争うが彼らを助けお礼に砦の建築を手伝ってもらいフォ・アンとルシウスには掛け替えのない友情が芽生える。
そこにルシウスを追ってティベリウス（エイドリアン・ブロディ）率いる強大な軍隊が現れシルクロードを支配しようとするお話です。


ジャッキー・チェン主演の壮大な歴史物語です。
ダニエル・リー監督作品です。

かなりのスケール感でシルクロードの覇権争いを描いていてかなり見応えありました。

ジャッキー・チェン老いないですねー。
この年齢でこのキレキレのアクションは素晴らしいです。
やっぱり定期的にジャッキーアクションは必要ですね。

戦争モノですけど局面局面の戦いにはジャッキー・チェンらしい動き、アクションが満載で素晴らしかったです。

自分の中ではアクションのイメージが全然無かったジョン・キューザックも素晴らしいアクションっぷりでした。

最大の悪役はエイドリアン・ブロディでしたが、この人のこの手の役での完成度は素晴らしいです。
偉そうにしてるけどめちゃめちゃ容赦なく残酷でそして強いです。

色んな部族が争ったり手を組んだりとわかり易い勧善懲悪の起承転結。

しかしこの手の作風にしては容赦なく主要メンバーたちが死んでいきます。
風魔の小次郎ばりです。

ちょっとチープでセンスを感じない演出もありましたが。

ささやかな争いから壮大な軍隊での戦争まで、エンターテイメント性が強くて見事な大作だったと思います。
ジャッキー・チェンファンには必見ですね。


そんなわけで7点です。