つづき
もうどれも繰り返し見たい名画ゾーンのランキングですね。
235本中のトップ20ですから。
感情によってはどれもトップになりうるくらいめちゃくちゃいい映画たちです。
20位 愛がなんだ
今泉力哉監督の出世作と言って良いでしょう名画です。
あまりに生々しい現代的な若者の恋愛観、女性のプライドをギリギリやりくるするような愛し方。
正解も不正解も無いような恋愛模様をあまりにハイセンスに見せていて非常に見心地が良かったです。
個人的には東京の描き方が絶妙で東京に住んでいる自分にも不思議と東京っぽさを感じさせる映画でした。
キャスティングも絶妙でした。
何度でも見れる映画だと思います。
19位 アイネクライネナハトムジーク
再び今泉監督作品です、近年の活躍は目覚ましいですね。
ロマンチストな故にこじらせてずっとアローンな僕ですがそんな人間をフォローしてくれるような素晴らしくミラクルでロマンチックな壮大なラブストーリー群像劇でした。
恋愛には誰だって完璧を求めるはずなのに、大抵がそれ以外で済ませてしまう世の中に疑惑しか無い自分ですが。
出会いから運命的じゃないとやっぱり嫌で、合コンもマッチングアプリもやらない自分ですが。
そんな人間にビシビシ響く内容をとてつもなく素敵でロマンチックな物語で見せてくれていました。
コメディの質も良くてキャスティングも相当絶妙でした。
今泉監督作品の最大の特徴はラストカットに最大の余韻と予感を入れる子とですね。
18位 天国でまた会おう
とてもドラマティックで数奇で怖くて悲しい盛りだくさんな映画でした。
第一次世界大戦で負傷した帰還兵たちが突拍子もないことを始める物語。
ちょっと頼りない間抜けな人々が隠れ家で壮大な計画を立てる感じって妙に引き込まれますね。
驚きの起承転結とブラックなコメディと刹那的な幸福感、それでいて芸術性の高さにかなり胸を打たれました。
17位 殺さない彼と死なない彼女
びっくりするくらい油断を裏切られました。
最初から最後までほとんどが名言で綴られるめちゃくちゃクールな青春ラブストーリーでした。
各場面が観心地がやたら良いので構造の謎を度外視して見れる上に構造もしっかりとパズル的に解明されて。
ほのかだけど響くメッセージ性も悲しくとも爽やかな観た後感でした。
愛してやまない桜井日奈子のキャリアハイ、明確な代表作ができたことも非常に価値あることだと思います。
同じく愛してやまない堀田真由と箭内夢菜がちゃんと可愛い役で出ていて、高評価の恒松祐里が名演をしている素晴らしい映画でした。
すっかり売れっ子の間宮祥太朗にとってもキャリアハイの作品だと思いました。
16位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
自分世代だとそれだけで事件なレオナルド・ディカプリオ&ブラット・ピットの共演をタランティーノが撮るという。
何も考えずに映画館に行ってしまう企画ですね。
実際の事件をモデルにしてますが、それどころじゃないタランティーノ感でした。
何を観させられているんだろう?何を意図してるんだろう?というシーンも多いですが結局めちゃくちゃ惹きつけられる緊張感でした。
非常に大人向けなブラックな雰囲気なコメディもとても効果的でした。
高次元での男の友情、ディカプリオとブラピの生活シーンやらちょっとした所作のすべて、世界中の男の子が真似したくなります。
ブラット・ピットはやっぱり我々世代が目指す男像だと再確認させられる、ディカプリオも過去最高クラスの出来で両ファンには大喜びの映画でしょう。
古き良きハリウッドに酔いしれます。
15位 ライオン・キング
かの有名なディズニーアニメを実写映画風に描いた超実写という新たなジャンルですが。
もともとさほど好きでは無かったライオン・キングですがこれはアニメより数段良い仕上がりだったと思います。
音楽がフォーカスされたり魅力的なディズニー作品ですが、これは純粋に映像力が素晴らしかったです。
もうどうやってこんなクオリティで様々な動物たちを描いたのか?どれくらいの時間がかかるのか?ほとほと関心しました。
それでいて絵力強くて印象にのこる芸術点が高いシーンが多かったです。
わかりきった物語をこんなにも没入して見れた時点でクオリティが素晴らしかったと思います。
14位 アベンジャーズ/エンドゲーム
映画史に残る最大規模のシリーズにおいて最大の衝撃的なオチを残した前作を引き継いでの最終作、それにふさわしい内容だったと思います。
毎作長尺で物凄い映像で物凄い過激な内容を見せてきますが、今作はその最たる作品でした。
前作のあんなに凄い事件が思ったより序盤に片付いて、最悪の結末を取り返そうとするプラン。
シリーズの過去作の素材を再利用するあまりに見事な展開、普通の映画一本分くらい長いエピローグ。
MCU作品を多分全部劇場で順番に観てきた自分にはご褒美みたいな最終作でした。
そもそもここにつながるまでの個々の作品も見事に回収していました。
ファンでない自分でも、ついにアベンジャーズが終わってしまったという喪失感に襲われるような凄い大作でした。
13位 スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け
映画史に残る伝説的なシリーズのついについにの最終作でした。
自分の人生と同じ頃に始まり人生にずっとついて回っていた作品がついに終わりました。
個人的にはやっぱり新三部作が好きでめちゃくちゃ夢中になったものですが、続三部作もここまで来ると流石の思い入れです。
旧三部作へのオマージュが強いですが、それに上手いこと新しい要素を入れて現代的に作品になっていたと思います。
わかりやすいご都合主義な展開もスターウォーズならば、と許せました。
それに見合う起承転結とラストシーンでした。
長く続いた宇宙の戦争も結局はスカイウォーカー家の数奇な物語だったという帰結。
それにふさわしすぎる最終作の副題”スカイウォーカーの夜明け”でした。
ラストシーンにしびれましたね。
冒頭のロゴと爆音で流れるスターウォーズのテーマ、あれがもう体験出来なくなるのは流石にロスです。
12位 ラスト・クリスマス
ワムの名曲を触発されたコテコテのクリスマス映画でした。
想像以上のハイセンスで超絶素敵なラブコメ、ロンドンの美しさも堪能できて、それでいてびっくりするどんでん返し。
急などんでん返しに悲しすぎる展開、それでいて意外と他の作品で触れてこられなかった世の中に多くあるであろうテーマ。
映画・ドラマ・小説、、、病気の困難と戦う系、病気で愛する人を失う系は何千、何万と観てきましたが。
病気を克服した人の困難を描いた映画はとても珍しいと思いました。
そして現在のブレクジットに揺れるイギリスでの移民の苦悩も見事に入っていて社会派としても説教臭くなく上質でした。
更に社会貢献活動への偏見、嫌味なくやることの難しさなんかも見事に描かれていました。
こういうスーパーポジティブなタイプの女性が主人公の喜怒哀楽系にはとても弱いですが、生きる力をもらえるとても素晴らしい映画でした。
クリスマス映画としても人生でトップ3に入る素敵すぎるクリスマス感でした。
11位 バンブルビー
トランスフォーマーシリーズのスピンオフ的な作品ですが、それを注目のトラヴィス・ナイト監督が手掛けていました。
2019年でもトップクラスに予想以上の名画でした。
凄い宇宙での戦争シーンから、地球のシーンのアクション、怖すぎて強大過ぎる相手に対する不安すぎる主人公たち。
実はハリウッド映画の歴史上の名作フォーマットへの強いオマージュも感じさせて。
華やかだった80年代を思い出させるノスタルジックもありながら、素敵すぎる未知との遭遇や異星人との強い絆。
孤独な少女と孤独な宇宙生物がお互いを必死に守ろうとする極限の困難に立ち向かう姿、まさかの涙涙でした。
大好きなヘイリー・スタインフェルドの良さがめちゃくちゃ出ていて彼女のキャリアハイくらいに素晴らしかったです。
それでいてインパクト強い大迫力アクションシーンも盛りだくさんで。
あまりにいい映画だったので3回くらい見に行ってしまいました、思い出しても泣けてきます。
いやはや、思い出して書いていても胸アツになる作品ばかりでした。
どれもこれもめちゃくちゃ面白くて人生に刻まれた映画ばかりですね。
全員に全部を見てもらいたいです。
つづく
もうどれも繰り返し見たい名画ゾーンのランキングですね。
235本中のトップ20ですから。
感情によってはどれもトップになりうるくらいめちゃくちゃいい映画たちです。
20位 愛がなんだ
今泉力哉監督の出世作と言って良いでしょう名画です。
あまりに生々しい現代的な若者の恋愛観、女性のプライドをギリギリやりくるするような愛し方。
正解も不正解も無いような恋愛模様をあまりにハイセンスに見せていて非常に見心地が良かったです。
個人的には東京の描き方が絶妙で東京に住んでいる自分にも不思議と東京っぽさを感じさせる映画でした。
キャスティングも絶妙でした。
何度でも見れる映画だと思います。
19位 アイネクライネナハトムジーク
再び今泉監督作品です、近年の活躍は目覚ましいですね。
ロマンチストな故にこじらせてずっとアローンな僕ですがそんな人間をフォローしてくれるような素晴らしくミラクルでロマンチックな壮大なラブストーリー群像劇でした。
恋愛には誰だって完璧を求めるはずなのに、大抵がそれ以外で済ませてしまう世の中に疑惑しか無い自分ですが。
出会いから運命的じゃないとやっぱり嫌で、合コンもマッチングアプリもやらない自分ですが。
そんな人間にビシビシ響く内容をとてつもなく素敵でロマンチックな物語で見せてくれていました。
コメディの質も良くてキャスティングも相当絶妙でした。
今泉監督作品の最大の特徴はラストカットに最大の余韻と予感を入れる子とですね。
18位 天国でまた会おう
とてもドラマティックで数奇で怖くて悲しい盛りだくさんな映画でした。
第一次世界大戦で負傷した帰還兵たちが突拍子もないことを始める物語。
ちょっと頼りない間抜けな人々が隠れ家で壮大な計画を立てる感じって妙に引き込まれますね。
驚きの起承転結とブラックなコメディと刹那的な幸福感、それでいて芸術性の高さにかなり胸を打たれました。
17位 殺さない彼と死なない彼女
びっくりするくらい油断を裏切られました。
最初から最後までほとんどが名言で綴られるめちゃくちゃクールな青春ラブストーリーでした。
各場面が観心地がやたら良いので構造の謎を度外視して見れる上に構造もしっかりとパズル的に解明されて。
ほのかだけど響くメッセージ性も悲しくとも爽やかな観た後感でした。
愛してやまない桜井日奈子のキャリアハイ、明確な代表作ができたことも非常に価値あることだと思います。
同じく愛してやまない堀田真由と箭内夢菜がちゃんと可愛い役で出ていて、高評価の恒松祐里が名演をしている素晴らしい映画でした。
すっかり売れっ子の間宮祥太朗にとってもキャリアハイの作品だと思いました。
16位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
自分世代だとそれだけで事件なレオナルド・ディカプリオ&ブラット・ピットの共演をタランティーノが撮るという。
何も考えずに映画館に行ってしまう企画ですね。
実際の事件をモデルにしてますが、それどころじゃないタランティーノ感でした。
何を観させられているんだろう?何を意図してるんだろう?というシーンも多いですが結局めちゃくちゃ惹きつけられる緊張感でした。
非常に大人向けなブラックな雰囲気なコメディもとても効果的でした。
高次元での男の友情、ディカプリオとブラピの生活シーンやらちょっとした所作のすべて、世界中の男の子が真似したくなります。
ブラット・ピットはやっぱり我々世代が目指す男像だと再確認させられる、ディカプリオも過去最高クラスの出来で両ファンには大喜びの映画でしょう。
古き良きハリウッドに酔いしれます。
15位 ライオン・キング
かの有名なディズニーアニメを実写映画風に描いた超実写という新たなジャンルですが。
もともとさほど好きでは無かったライオン・キングですがこれはアニメより数段良い仕上がりだったと思います。
音楽がフォーカスされたり魅力的なディズニー作品ですが、これは純粋に映像力が素晴らしかったです。
もうどうやってこんなクオリティで様々な動物たちを描いたのか?どれくらいの時間がかかるのか?ほとほと関心しました。
それでいて絵力強くて印象にのこる芸術点が高いシーンが多かったです。
わかりきった物語をこんなにも没入して見れた時点でクオリティが素晴らしかったと思います。
14位 アベンジャーズ/エンドゲーム
映画史に残る最大規模のシリーズにおいて最大の衝撃的なオチを残した前作を引き継いでの最終作、それにふさわしい内容だったと思います。
毎作長尺で物凄い映像で物凄い過激な内容を見せてきますが、今作はその最たる作品でした。
前作のあんなに凄い事件が思ったより序盤に片付いて、最悪の結末を取り返そうとするプラン。
シリーズの過去作の素材を再利用するあまりに見事な展開、普通の映画一本分くらい長いエピローグ。
MCU作品を多分全部劇場で順番に観てきた自分にはご褒美みたいな最終作でした。
そもそもここにつながるまでの個々の作品も見事に回収していました。
ファンでない自分でも、ついにアベンジャーズが終わってしまったという喪失感に襲われるような凄い大作でした。
13位 スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け
映画史に残る伝説的なシリーズのついについにの最終作でした。
自分の人生と同じ頃に始まり人生にずっとついて回っていた作品がついに終わりました。
個人的にはやっぱり新三部作が好きでめちゃくちゃ夢中になったものですが、続三部作もここまで来ると流石の思い入れです。
旧三部作へのオマージュが強いですが、それに上手いこと新しい要素を入れて現代的に作品になっていたと思います。
わかりやすいご都合主義な展開もスターウォーズならば、と許せました。
それに見合う起承転結とラストシーンでした。
長く続いた宇宙の戦争も結局はスカイウォーカー家の数奇な物語だったという帰結。
それにふさわしすぎる最終作の副題”スカイウォーカーの夜明け”でした。
ラストシーンにしびれましたね。
冒頭のロゴと爆音で流れるスターウォーズのテーマ、あれがもう体験出来なくなるのは流石にロスです。
12位 ラスト・クリスマス
ワムの名曲を触発されたコテコテのクリスマス映画でした。
想像以上のハイセンスで超絶素敵なラブコメ、ロンドンの美しさも堪能できて、それでいてびっくりするどんでん返し。
急などんでん返しに悲しすぎる展開、それでいて意外と他の作品で触れてこられなかった世の中に多くあるであろうテーマ。
映画・ドラマ・小説、、、病気の困難と戦う系、病気で愛する人を失う系は何千、何万と観てきましたが。
病気を克服した人の困難を描いた映画はとても珍しいと思いました。
そして現在のブレクジットに揺れるイギリスでの移民の苦悩も見事に入っていて社会派としても説教臭くなく上質でした。
更に社会貢献活動への偏見、嫌味なくやることの難しさなんかも見事に描かれていました。
こういうスーパーポジティブなタイプの女性が主人公の喜怒哀楽系にはとても弱いですが、生きる力をもらえるとても素晴らしい映画でした。
クリスマス映画としても人生でトップ3に入る素敵すぎるクリスマス感でした。
11位 バンブルビー
トランスフォーマーシリーズのスピンオフ的な作品ですが、それを注目のトラヴィス・ナイト監督が手掛けていました。
2019年でもトップクラスに予想以上の名画でした。
凄い宇宙での戦争シーンから、地球のシーンのアクション、怖すぎて強大過ぎる相手に対する不安すぎる主人公たち。
実はハリウッド映画の歴史上の名作フォーマットへの強いオマージュも感じさせて。
華やかだった80年代を思い出させるノスタルジックもありながら、素敵すぎる未知との遭遇や異星人との強い絆。
孤独な少女と孤独な宇宙生物がお互いを必死に守ろうとする極限の困難に立ち向かう姿、まさかの涙涙でした。
大好きなヘイリー・スタインフェルドの良さがめちゃくちゃ出ていて彼女のキャリアハイくらいに素晴らしかったです。
それでいてインパクト強い大迫力アクションシーンも盛りだくさんで。
あまりにいい映画だったので3回くらい見に行ってしまいました、思い出しても泣けてきます。
いやはや、思い出して書いていても胸アツになる作品ばかりでした。
どれもこれもめちゃくちゃ面白くて人生に刻まれた映画ばかりですね。
全員に全部を見てもらいたいです。
つづく