メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

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第7鉱区

2011年11月14日 | 映画
第7鉱区 を観た。


韓国のアクションホラーです。

エイリアン的な映画です。


九州の西の油田開発の施設。

ボーリング作業を繰り返すが石油が見つからず撤退するかしないか?で揉めていた。

そこで過去に父を亡くしているヘジュン(ハ・ジウォン)は石油探しに躍起になっていた。

父と一緒に作業していた元キャプテンのジョンマン(アン・ソンギ)が合流し石油探しは続行することになる。

そこに謎の生物に現れ次々と作業員が襲われる。


ってお話。

いやいやびっくりするほどお粗末な演出でした。

今更エイリアン2に憧れコピーしたかのような内容です。

主役のハ・ジウォンはもはや友近のエイリアン的な、シガニー・ウィーバー的なコントをより大げさにしたような演技でした。
「ううっ!」「ああっ!」「くっ!」と非常に笑えましたけど。

射撃ゲームをしたり、バイクレースをしたりソレに賭けたり、クールなやり取りをしたがりますが相当痛かったです。
全くかっこ良くなくて逆にスゲーな、とさえ思っちゃいました。

誰もが知ってるわかりきった展開を今更もったいぶってやられても、って感じです。

どうせアレで倒すんでしょ?って道具が序盤に披露されているのになかなかソレを使ってくれません。

脇役二人が「僕を見捨てないで下さいね」「まかせろ、いざというときの俺は強いぜ」って不自然にフューチャーされるシーンが差し込まれます。

当然、後々それに沿うシーンが来るんだなーって思ってたら直後にそんなシーンが来ました。
「なぜ自分だけ逃げないんですかー」「見捨てないって言っただろ、いざという時の俺は強いって言っただろー!」って・・・そのシーンたった今観たばっかりなんですけど・・・。

フリに対する回答が早すぎるやろ!!
と衝撃的で逆に斬新でした。

完全に80年代映画を目指したセンスですが、ソレにも及ばなかったようです。

映像的には頑張ってたかな?と思います。


そんなわけで2点です。


2Dで観ちゃいましたが3Dで観れば、ストーリー度外視で、
おっ飛び出してる飛び出してるって暇つぶしにはなりそうです。

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