メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

任侠ヘルパー

2012年12月12日 | 映画
任侠ヘルパー を鑑賞。


指定暴力団「隼会」を抜け、堅気となった元極道・翼彦一(草剛)はコンビニで働きながら細々と暮らしていたが、ある事件がきっかけで逮捕されてしまう。
刑務所で逮捕のきっかけとなった渡世人の蔦井雄三(堺正章)と再会し、元極道であることの生きづらさを感じていた彦一は、出所後自分を舎弟にして欲しいと慕ってきたコンビニバイトで一緒だった山際成次(風間俊介)を連れて蔦井のツテを頼って、「極鵬会」という組を訪れ、そこで再び裏の仕事に手を染め始める。
その仕事は老人相手の闇金と、その闇金で破産した老人たちを「うみねこの家」という名の、劣悪な環境の老人介護施設に入れ彼らの生活保護や年金をせしめるものだった。
その施設に図らずもボケた母を入れる事となった蔦井の娘葉子(安田成美)。
高校時代から葉子に想いを寄せ、貧困ビジネスを目の敵にして暴力団と真っ向から戦う市議会議員の八代照生(香川照之)。
兄弟たちを養うためキャバクラ嬢をしていた仙道茜(夏帆)は彦一に惹かれうみねこの家を手伝う。
淡々と仕事をこなしていた彦一は次第に疑問を抱き苛立ちを募らせ、遂にうみねこの家をまともな施設にすべく自力で改善を始める。
しかしそれを面白く思わない極鵬会の上層部との間に軋轢が生まれて行く。
様々な人間たちの思惑が入り乱れる中彦一は一人で立ち向かう。


ってお話。

ドラマとか一切観たこと無かったのですが、観てみました。
タイトルが結構笑ってしまいそうにチープなのでどうなの?と思ってましたが、なかなか高品質な映画でした。

流石の草剛は極道やらせても演技上手いですね。
草剛みたいないい人が極道何て出来るのかしら?と疑問でしたが相当なもんでした。
SMAPという事でちょっと周りに足引っ張られてる気がしますが、この人本格的ですね。
かなりのアウトレイジ的な演技でカッコイイし痛快でした。
「ぶち殺すぞババア!!」的な台詞ばっかりで気持ちよかったです。
もう北野武映画に出てきてもいいのでは無いかしら?

安田成美は相変わらずべっぴんさんですね。
少々病んだ、悲壮感漂う女の役でしたが、ヒステリックな演技から悲しい演技まで相当良かったですね。
この人も演技上手ですね。

僕の好きな香川照之がまたも出てますね。
もう全ての映画にでてねぇ?って思うほどよく出てきますね。
いったい幾ら稼いでるんだよ・・・って下世話な想像しちゃいます。
しかしどの映画でも高品質なので出まくりも納得です。

夏帆が結構エロいバカ女役でしたが、最初夏帆って気づかない程なりきってました。
元々結構好きな子ですが、こんな役でもとても惹かれました。
こんな女も悪くないですねぇ、こんな子に好かれるなら極道になってみたいですねぇ。

金八フリークとしては風間俊介が出てるのも嬉しいのですね。
いつ観ても金八のイメージが強すぎますが、今回はチンピラ役。
毎度舞台の演技みたいで微妙ですが、童顔だなぁと感心しました。

全般として草剛強しカッコ良すぎるぜ~な映画です。
僕もこんな男を目指して行きましょう。


そんなわけで5点です。


まあ、コレ以上は掘り下げてみようとは思えない程のものでした。

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