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シグナル100

2020年01月29日 | 映画
シグナル100
を観ました。


朝。まもなく始まる学園祭の準備で慌ただしい日々を送る聖新学園高校3年C組の生徒たち。
担任教師・下部(中村獅童)に視聴覚室に呼び出された樫村怜奈(橋本環奈)ら36人は、突然、不気味な映像を見せられる。それは≪自殺催眠≫の暗示だったー。
その催眠発動(自殺)のシグナルは、全部で100種類。「遅刻をする」「スマホを使う」「涙を流す」……何気なく普段行っていた行為が死を招く。
学校から出ることも、外部に助けを求めることもできない。
死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ。
最後に生き残った者だけが、自殺催眠から逃れられるというのだ。
シグナルを発動させてしまった生徒たちが次々と壮絶な死を迎える中、その謎を明かされないまま、下部は教室の窓から飛び降り、突然の死を遂げてしまう。
絶望的な状況のもと、人間の醜い本性が次々と暴かれ、やがて、生き残りを賭けた壮絶なデスゲームへと発展していく。
タイムリミットは夜明けまで。樫村は全員が生き残る方法を見つけようと、この見えない恐怖に立ち向かうがー。
催眠を解くのが先か、自分以外のクラスメイト全員の死を見届けるのが先か!?狂気と絶望のデスゲームの結末とは……!?


竹葉リサ監督です。

クラス全員が催眠術をかけられ何かをきっかけに自殺してしまうけどそのきっかけがわからない。
自分以外のクラスメイトが全員死ぬまで催眠が解けないという。
かなりショッキングで残虐な映画でした。

誰もが思うバトルロワイヤル式な作品ですね。
フォーマット的にはかなり踏襲していると思いました。

唐突に当たり前の日常が崩壊する冒頭、序盤はみんながパニックで極度に怯えるフェーズ。
容赦なく死んでいってしまうので次に誰が犠牲になるのか?がわからず見てる方もドキドキでした。

そこから生き残るための謎解きに発展していく中盤。
見てる方もそうしたほうがいいと思わされる説得力ある展開でした。
バカがバカをするシーンも多々ありますが、主要な登場人物たちは結構賢いのでストレス少なかったです。

途中でタイムリミットがあることに気づいてさらにパニック。
あくどいやつを筆頭に殺し合いに発展していきます。
そうなると裏切りがあったり。
みんなで助かろうとする人々と、生き残ろうとする人々との衝突です。
自殺のシグナルにそんな軍団対抗に最適のものがあって見事でした。

完璧とは言えないですが、それなりにインパクトはあるクライマックスでした。

かなり目を背けたくなるような娯楽性の残虐描写には賛否あるでしょうが。
この手の作品が定期的にあるのも自然な気がします。

バトルロワイヤル同様に続編がありそうですね。

橋本環奈が主演でもちろん正義の側の生徒でした。
今の彼女のブランド感からするとよく今作に参加したなとは思いましたが。
主演ですがちょっと贅沢な使い方だと思いました。
相変わらずあまり好みではないですがあまりに説得力あるルックスのインパクトですね。
ただもっとふさわしいキャスティングもあった気はします。

小関裕太はハンサムでいい役でした。
この子も今旬な雰囲気ですが今後売れていきそうですね。

悪者役が瀬戸利樹でした。
今大作で結構インパクト残していて良いですね。
ルックスも演技も結構好みです。

相当高評価している恒松祐里も出ていました。
贅沢な使われ方していました。

乃木坂46の若月佑美や栗原類なんかも出ていて。
それなりに若手の有望株が揃ったキャスティングでした。

先生役の中村獅童はやはりバトルロワイヤルのビートたけしっぽかったですが。
それなりの怖さとクセと存在感でした。

ちょっとライトにこういう中高生ウケを狙った残虐はあまり好きじゃないですが。
それなりに説得力ある映画でした。


そんなわけで6点。

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