108〜海馬五郎の復讐と冒険〜
を観ました。
脚本家・海馬五郎は、ある日、愛する妻・綾子がSNSに若いコンテンポラリーダンサーへの恋心を綴っているのを知ってしまう。
その投稿についた「いいね!」はなんと108。あまりのショックに離婚を決心するが、離婚した場合は財産分与で資産の半分にあたる1000万円を綾子に支払わなければならないことを知り大激怒!納得がいかない海馬は、意地でも資産を使い果たすことを決意。ついには投稿についた「いいね!」の数だけ女を抱いて復讐するというとんでもない計画を思いつく。
タイムリミットはたった1か月。人智の及ぶあらゆる手を使って資産を減らしていくが、108人への道のりは果てしなく遠い。
追い込まれた海馬は、やがて想像をはるかに超える「ある方法」で目標をクリアしようとするのだが…。
松尾スズキ監督・脚本・主演です。
松尾スズキ作品って事以外全く前情報なしでしたが非常にびっくりさせられました。
これは松尾スズキしか撮れないような圧倒的な松尾スズキ作品でした。
過去作と比べても一番松尾スズキらしい映画だった気がします。
というかこれは映画なのか?という議論すらしたいですね。
AVを観てるのに近い感覚もありますし、コメディポルノ映画って感じです。
邦画でリアルにこんなにモザイクって使って良いんだね、って思わされました。
確かにAVはモザイク使いまくりなのに映画ではモザイク使わないアングルで勝負することが多いですからね。
それがアダルト作品と通常の映画を分けてる境界線のように思い込んできましたが。
それが変わって行く時期なのかも知れません。
そのパイオニアが松尾スズキだったのかも知れません。
奥さんへの復習のために金を使って108人の女を抱くという試練を自身に課すのですが。
裸ばかりでめちゃくちゃエロいのですが、それを上回るコメディです。
そのために途中からは裸も全然エロく感じさせなくなるような展開でした。
正直松尾スズキって自分の監督作品で自身の性的欲望を満たしてるんじゃないか?
その公私混同っぷりがいつも気になってますが。
昔大人計画ファンの女友達も時々松尾スズキのやり口を軽蔑していましたが。
まあ人間らしくて嫌いじゃないです。
今作も役得みたいなシーンばかりですがしっかりコメディで笑わせてくれるのでそれで満たされます。
個人的にはずっと度肝抜かれていたし、多分一生忘れられない映画ですね。
場面場面の演出のセンスは流石の奇才っぷりでいちいち独特です。
天才にしか出来ないようなシュールな演出の連続でいちいち面白かったです。
それでいて何か深読みしたくなるようなシーンはたくさんありました。
クライマックスもかなり余韻っぷりでした。
エロへのためらいのなさ、中学生的妄想の成れの果て。
逆に1周して典型的な下ネタの具現化って感じでした。
松尾スズキはこういう事出来るポジションを手に入れてよかったなと思いました。
主演は松尾スズキでらしい挙動不審で変態的なキャラでした。
本当にエロとコメディしかやってなかったですね。
役者としても替えが利かないヤバさはありましたね。
中山美穂は夫の松尾スズキを狂わせる魔性で意味不明な妻でした。
作品が作品なのでうっかりスルーしてしまいそうですが、なかなか濃厚なラブシーンやってました。
作風にごまかされそうですがファンにはお宝な、今でも全然美女であることを知らしめていました。
秋山菜津子が友人ながらセフレな感じでした。
松尾スズキ常連なかんじですが、これまた体を張ったぶっ飛んだ役をやってました。
とても面白かったですね。
岩井秀人が友人の変な人でしたが。
非常に良いスパイスでコメディを作り出していました。
クライマックスには凄いことになる役でよく受けたなと思いました。
坂井真紀が妹役ですが、この人ももっと評価されるべき名女優ですね。
自分の青春時代からトップトレンディ女優でしたが年々良くなってきてる気がします。
コメディの才能が素晴らしいですね。
大東駿介が超絶チャラいホストでしたがなんか要所要所でめちゃくちゃ重要な役でした。
密かにストーリーを裏まわししてるような。
作品を選ばず様々な作品でちゃんとカメレオンっぷりを発揮してるのは素晴らしいですね。
土居志央梨が高級コールガールの役でした。
結構セクシーな役をやりますが、今作もめちゃくちゃエロい役でした。
演技もそれなりに上手くてエロもいけてかなり貴重な女優さんですね。
大好きな堀田真由が不思議なロボットみたいなキャラの女の子でした。
相変わらず可愛いですがこの作品に出てるのでどうなるか?とちょっとドキドキしてしまいました。
ストーリー上は一応巻き込まれていますが演出上は流石にセクシーなくてホッとしました。
王道からサブカルから幅広く活躍してますがもっともっと売れて欲しいですね。
とにかくぶっ飛んだ替えが利かない映画でした。
そんなわけで8点。
を観ました。
脚本家・海馬五郎は、ある日、愛する妻・綾子がSNSに若いコンテンポラリーダンサーへの恋心を綴っているのを知ってしまう。
その投稿についた「いいね!」はなんと108。あまりのショックに離婚を決心するが、離婚した場合は財産分与で資産の半分にあたる1000万円を綾子に支払わなければならないことを知り大激怒!納得がいかない海馬は、意地でも資産を使い果たすことを決意。ついには投稿についた「いいね!」の数だけ女を抱いて復讐するというとんでもない計画を思いつく。
タイムリミットはたった1か月。人智の及ぶあらゆる手を使って資産を減らしていくが、108人への道のりは果てしなく遠い。
追い込まれた海馬は、やがて想像をはるかに超える「ある方法」で目標をクリアしようとするのだが…。
松尾スズキ監督・脚本・主演です。
松尾スズキ作品って事以外全く前情報なしでしたが非常にびっくりさせられました。
これは松尾スズキしか撮れないような圧倒的な松尾スズキ作品でした。
過去作と比べても一番松尾スズキらしい映画だった気がします。
というかこれは映画なのか?という議論すらしたいですね。
AVを観てるのに近い感覚もありますし、コメディポルノ映画って感じです。
邦画でリアルにこんなにモザイクって使って良いんだね、って思わされました。
確かにAVはモザイク使いまくりなのに映画ではモザイク使わないアングルで勝負することが多いですからね。
それがアダルト作品と通常の映画を分けてる境界線のように思い込んできましたが。
それが変わって行く時期なのかも知れません。
そのパイオニアが松尾スズキだったのかも知れません。
奥さんへの復習のために金を使って108人の女を抱くという試練を自身に課すのですが。
裸ばかりでめちゃくちゃエロいのですが、それを上回るコメディです。
そのために途中からは裸も全然エロく感じさせなくなるような展開でした。
正直松尾スズキって自分の監督作品で自身の性的欲望を満たしてるんじゃないか?
その公私混同っぷりがいつも気になってますが。
昔大人計画ファンの女友達も時々松尾スズキのやり口を軽蔑していましたが。
まあ人間らしくて嫌いじゃないです。
今作も役得みたいなシーンばかりですがしっかりコメディで笑わせてくれるのでそれで満たされます。
個人的にはずっと度肝抜かれていたし、多分一生忘れられない映画ですね。
場面場面の演出のセンスは流石の奇才っぷりでいちいち独特です。
天才にしか出来ないようなシュールな演出の連続でいちいち面白かったです。
それでいて何か深読みしたくなるようなシーンはたくさんありました。
クライマックスもかなり余韻っぷりでした。
エロへのためらいのなさ、中学生的妄想の成れの果て。
逆に1周して典型的な下ネタの具現化って感じでした。
松尾スズキはこういう事出来るポジションを手に入れてよかったなと思いました。
主演は松尾スズキでらしい挙動不審で変態的なキャラでした。
本当にエロとコメディしかやってなかったですね。
役者としても替えが利かないヤバさはありましたね。
中山美穂は夫の松尾スズキを狂わせる魔性で意味不明な妻でした。
作品が作品なのでうっかりスルーしてしまいそうですが、なかなか濃厚なラブシーンやってました。
作風にごまかされそうですがファンにはお宝な、今でも全然美女であることを知らしめていました。
秋山菜津子が友人ながらセフレな感じでした。
松尾スズキ常連なかんじですが、これまた体を張ったぶっ飛んだ役をやってました。
とても面白かったですね。
岩井秀人が友人の変な人でしたが。
非常に良いスパイスでコメディを作り出していました。
クライマックスには凄いことになる役でよく受けたなと思いました。
坂井真紀が妹役ですが、この人ももっと評価されるべき名女優ですね。
自分の青春時代からトップトレンディ女優でしたが年々良くなってきてる気がします。
コメディの才能が素晴らしいですね。
大東駿介が超絶チャラいホストでしたがなんか要所要所でめちゃくちゃ重要な役でした。
密かにストーリーを裏まわししてるような。
作品を選ばず様々な作品でちゃんとカメレオンっぷりを発揮してるのは素晴らしいですね。
土居志央梨が高級コールガールの役でした。
結構セクシーな役をやりますが、今作もめちゃくちゃエロい役でした。
演技もそれなりに上手くてエロもいけてかなり貴重な女優さんですね。
大好きな堀田真由が不思議なロボットみたいなキャラの女の子でした。
相変わらず可愛いですがこの作品に出てるのでどうなるか?とちょっとドキドキしてしまいました。
ストーリー上は一応巻き込まれていますが演出上は流石にセクシーなくてホッとしました。
王道からサブカルから幅広く活躍してますがもっともっと売れて欲しいですね。
とにかくぶっ飛んだ替えが利かない映画でした。
そんなわけで8点。