鋼の錬金術師
を観ました。
幼くして天才的才能を持つエドと弟アルは、亡くなった母をもう一度会いたいと禁忌の「人体錬成」に挑んだ。
しかし、結果は失敗。”錬金術とは等価交換であるーー”その容赦ない鉄則は、エドの左脚と、アルの身体すべてを奪い去った。
瀕死のエドを、自らの右腕と引き換えに弟の魂をなんとか引き戻し、近くにあった鎧に定着させた。
多くを失ったエドだが、諦めはしなかった。アルの身体を元に戻す。そう決心し、鋼の義肢、オートメイル(機械鎧)をつけた身で、史上最年少の国家錬金術師「鋼の錬金術師」になった。
兄は、自分が巻き込んでしまった弟のために。そして弟は、命を捨てる覚悟で自分の魂を錬成してくれた兄のために。
絶対の絆で結ばれた兄弟は、失った身体を取り戻すため、カギとなる伝説の「賢者の石」を求めて旅に出る。
支え励ましてくれる人々との出会い。二人の前に現れる謎多きホムンクルス(人造人間)たち。
その先に待ち受ける驚愕の真実。そして兄弟は再び、「人間の命とは何なのかーー」という命題と向き合うことになる。
どんな困難が待ち受けていようとも、エドとアルは前へと進む。
すべてを圧倒する愛と信頼、そして兄弟の絆を懸けた、超ド級の冒険が今、始まる!
曽利文彦監督作品です。
ピンポンは原作ファンとして何度も繰り返し見てますが、それ以外はあまり高評価が無い印象です。
CGメインの作品が得意な曽利監督ですが、ヒューマンドラマ箇所はあまりピンと来ません。
今作は主人公の造形からしてCG感満載なので丁度いいのかもしれません。
原作は知りませんが名前は聞いたことがあるので人気作品なのはわかります。
プロローグの少年時代の描写からこの手の作品では当然ですが、
冒頭にインパクトを与えようとストーリーも設定もわからないままザコ敵を倒すような場面です。
なかなかの映像力ですが、個人的にはストーリー性の低さや演出の低さがひしひしと伝わる冒頭でした。
通りすがりの人を人質に取って「う・・・動いたら殺すぞ!」みたいな。
その後も映像は近代的ですが、人間のやり取り、セリフはびっくりするほど古典的な感じです。
昭和のベタなタイプの演出だけで成り立っているような。
仮に原作がそうだとしてももう少し見せ方は工夫して欲しかったですね。
多少のミスリード、どんでん返しはありますが驚くほどでもないです。
キャラクターのキャラ付けもちょっと弱く、セリフが少ない人は何かあるのかな?
と思わされますが普通に無口です。
主人公のエドは最近売れてる山田涼介です。
基本的に苦手な方ですが、今作は基本的に題材が難しかったですかね。
その割には妥当にこなして居たと思います。
漫画的なルックスも良かったと思います。
本田翼は大好きで相変わらず可愛いのですが、本田翼の一番悪い部分を引き出したような演出でした。
上手く演出すれば見た目の可愛さもあって非常に雰囲気ある女優ですが、一歩間違えるとかなりの大根感があります。
今作はその大根っぷりを引き出しまくった感じでした。
ディーン・フジオカはカッコよくて演技も上手いと思うのですが、意外とこういう子供向けな作品選びが印象的です。
個人的にはもっとアーティスティックな作品で彼を見たいのですが。
カッコいいですがとりわけ彼の良さは出ていないとは思います。
その点、同じような役どころの佐藤隆太はマルチなのでどんな作品でも違和感無く観れます。
蓮佛美沙子と夏菜が似たような感じで出てましたがこの二人を見ると「君に届け」を思い出します。
あれは予想外にいい映画だったのでそこで二人を認識した記憶があります。
今作ではあまり目立った出番が無く、贅沢な使い方だと思いました。
松雪泰子がセクシーな怖い役で結構ハマってました。
原作を知らないですが、松雪泰子を含め本郷奏多と内山信二のトリオは原作に忠実っぽい、と感じました。
大泉洋はコメディさゼロのソフトな役どころでした。
正直、コレなら大泉洋じゃないくても良いような、個性死んじゃうよ!な感じでした。
因みに同日に探偵はBARにいる3も観たので振り幅は流石だと思いました。
國村隼ってこの手の作品によく出てますね。
この手以外も沢山出てますね。
まあ、期待してませんでしたがその通りな映画ですかね。
この手の作品は原作ファンが喜べるなら一先ずはクリアと思いますが。
そんなわけで4点。
を観ました。
幼くして天才的才能を持つエドと弟アルは、亡くなった母をもう一度会いたいと禁忌の「人体錬成」に挑んだ。
しかし、結果は失敗。”錬金術とは等価交換であるーー”その容赦ない鉄則は、エドの左脚と、アルの身体すべてを奪い去った。
瀕死のエドを、自らの右腕と引き換えに弟の魂をなんとか引き戻し、近くにあった鎧に定着させた。
多くを失ったエドだが、諦めはしなかった。アルの身体を元に戻す。そう決心し、鋼の義肢、オートメイル(機械鎧)をつけた身で、史上最年少の国家錬金術師「鋼の錬金術師」になった。
兄は、自分が巻き込んでしまった弟のために。そして弟は、命を捨てる覚悟で自分の魂を錬成してくれた兄のために。
絶対の絆で結ばれた兄弟は、失った身体を取り戻すため、カギとなる伝説の「賢者の石」を求めて旅に出る。
支え励ましてくれる人々との出会い。二人の前に現れる謎多きホムンクルス(人造人間)たち。
その先に待ち受ける驚愕の真実。そして兄弟は再び、「人間の命とは何なのかーー」という命題と向き合うことになる。
どんな困難が待ち受けていようとも、エドとアルは前へと進む。
すべてを圧倒する愛と信頼、そして兄弟の絆を懸けた、超ド級の冒険が今、始まる!
曽利文彦監督作品です。
ピンポンは原作ファンとして何度も繰り返し見てますが、それ以外はあまり高評価が無い印象です。
CGメインの作品が得意な曽利監督ですが、ヒューマンドラマ箇所はあまりピンと来ません。
今作は主人公の造形からしてCG感満載なので丁度いいのかもしれません。
原作は知りませんが名前は聞いたことがあるので人気作品なのはわかります。
プロローグの少年時代の描写からこの手の作品では当然ですが、
冒頭にインパクトを与えようとストーリーも設定もわからないままザコ敵を倒すような場面です。
なかなかの映像力ですが、個人的にはストーリー性の低さや演出の低さがひしひしと伝わる冒頭でした。
通りすがりの人を人質に取って「う・・・動いたら殺すぞ!」みたいな。
その後も映像は近代的ですが、人間のやり取り、セリフはびっくりするほど古典的な感じです。
昭和のベタなタイプの演出だけで成り立っているような。
仮に原作がそうだとしてももう少し見せ方は工夫して欲しかったですね。
多少のミスリード、どんでん返しはありますが驚くほどでもないです。
キャラクターのキャラ付けもちょっと弱く、セリフが少ない人は何かあるのかな?
と思わされますが普通に無口です。
主人公のエドは最近売れてる山田涼介です。
基本的に苦手な方ですが、今作は基本的に題材が難しかったですかね。
その割には妥当にこなして居たと思います。
漫画的なルックスも良かったと思います。
本田翼は大好きで相変わらず可愛いのですが、本田翼の一番悪い部分を引き出したような演出でした。
上手く演出すれば見た目の可愛さもあって非常に雰囲気ある女優ですが、一歩間違えるとかなりの大根感があります。
今作はその大根っぷりを引き出しまくった感じでした。
ディーン・フジオカはカッコよくて演技も上手いと思うのですが、意外とこういう子供向けな作品選びが印象的です。
個人的にはもっとアーティスティックな作品で彼を見たいのですが。
カッコいいですがとりわけ彼の良さは出ていないとは思います。
その点、同じような役どころの佐藤隆太はマルチなのでどんな作品でも違和感無く観れます。
蓮佛美沙子と夏菜が似たような感じで出てましたがこの二人を見ると「君に届け」を思い出します。
あれは予想外にいい映画だったのでそこで二人を認識した記憶があります。
今作ではあまり目立った出番が無く、贅沢な使い方だと思いました。
松雪泰子がセクシーな怖い役で結構ハマってました。
原作を知らないですが、松雪泰子を含め本郷奏多と内山信二のトリオは原作に忠実っぽい、と感じました。
大泉洋はコメディさゼロのソフトな役どころでした。
正直、コレなら大泉洋じゃないくても良いような、個性死んじゃうよ!な感じでした。
因みに同日に探偵はBARにいる3も観たので振り幅は流石だと思いました。
國村隼ってこの手の作品によく出てますね。
この手以外も沢山出てますね。
まあ、期待してませんでしたがその通りな映画ですかね。
この手の作品は原作ファンが喜べるなら一先ずはクリアと思いますが。
そんなわけで4点。