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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

キング・オブ・エジプト

2016年09月15日 | 映画
キング・オブ・エジプト
を観ました。


残虐な暴君と化した砂漠の髪・セト(ジェラルド・バトラー)の支配によって、国民が苦しめられるなか、王座を巡る壮絶なバトルが勃発。
鍵を握るのは、奪われた恋人ザヤ(コートニー・イートン)を救うため立ち上がった盗賊の青年ベック(ブレントン・スウェイツ)。
彼は天空の神・ホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)のパートナーとなりスフィンクスやピラミッド、神話の神々が次々と立ちはだかる冒険の旅へと出る。


アレックス・プロヤス監督作品です。

古代のエジプトを舞台にしたスペクタクル映画です。

さほど期待していなかったですが、そのくらいの評価です。

CGで表現された古代エジプトの街は壮大でハイテクで観ていて気持ちよかったです。
その分、人間の普通の演技の部分はなかなかチープに見えました。

いつも言うクレームですが、
古代エジプトを舞台にしているのに欧米な白人だらけ、英会話はやはりピンと来ません。
しかしコレは真面目に歴史に向き合う作品ではなく、
もはや子供向けのアニメ的な作品でもあるのでそこはいいとしましょう。

神様たちはサイズの大きい超能力者って感じです。
神様たちの争いは醜く人間よりもたちが悪い感じがあります。
この点で古代ギリシャや古代エジプトの神様の扱いって不思議に思います。

神様たちは人間の倍くらいのサイズで、
主人公の盗賊は小さく、各場面で合成や遠近法的な感じで表現されます。
遠近法的な表現の時になかなかチープな感じに思いました。
劇場の巨大スクリーンで観てその感じなので、ビデオで観たら厳しそうです。

映像はなかなかのクオリティでいいですが、節操はない感じです。
凄く高かったり、凄く大きかったり、
とことんやってやれ!って感じの仕上がりで結果薄くなってる感じでした。

主演のブレントン・スウェイツはなかなかハンサムでいいですが、
この作品では俳優というよりはアイドルとして扱われている感じですね。

同等に主役な感じのニコライ・コスター=ワルドーは役の割にインパクトが薄めです。
あまりいいキャスティングとも思いませんでした。

ジェラルド・バトラーが悪役として出ているのでそこで引き締まる感じはあります。
この作品の品質を上げる僅かな要素だと思います。

よく見かけるジェフリー・ラッシュは今作もらしいポジションのキャラクターを演じていました。
ロード・オブ・ザ・リングと同じようなポジションですね。

ヒロインをコートニー・イートンが演じていましたが、この子はめちゃくちゃ可愛いですね。
この子の可愛さを堪能出来たので僅かながらこの映画を観て得した気分になれました。
日本語吹き替え版では僕の大好きな永野芽郁ちゃんが演じているようで。
二人共めちゃくちゃ可愛いのでそこはナイスキャスティングですね。

何れにせよツッコミどころ満載な駄作寄りのスペクタクル映画です。
ラズベリー賞にノミネートされそうな気がします。


そんなわけで4点。
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