メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

パイレーツ

2015年06月04日 | 映画
パイレーツ を観た。

明皇帝から贈られた朝鮮建国の証し「国璽」を運んでいた使節船が、夜間航行中にクジラと衝突。
海上に放り出された大切な国璽が、クジラにひと飲みにされてしまった!
前代未聞の重大事件に朝廷は大騒ぎ。
その行方をめぐり、野望を秘めた者たちが海へと引き寄せられてくる。
見たこともない海で一攫千金を狙おうとする山賊。
すべてを知り尽くした海で謀略に巻き込まれる海賊。
国璽を取り戻さなければ死罪を免れない水軍・・・。
消えたクジラを追い、荒波に囲まれ逃げ場のない船上は一気に騒乱の戦場と化していく!

って話。


情報ゼロで観に行きました。
韓国映画なのでなんとなく期待します。

いやいや、これ・・・めちゃくちゃオモロかったです!

韓国映画ってもうハリウッド越えていくんじゃない?ってくらいの力を示したアクション超大作でした。
大スケールで描く一大冒険活劇です。

わかりやすい登場人物のキャラ設定、わかりやすいコメディ要素、わかりやすい展開、わかりやすい物語。

韓国映画って韓国独自の文化ってあまり感じないですが、
他所の国で育った文化のいいとこ取りするの非常に上手だな、と感心させられます。
映画以外でもそれは言えるかもしれないですが。

僕は知る人ぞ知るクジラ大好きくんなのですが。
そんな大好きな巨大ヒゲクジラ(多分ザトウクジラ)が出てきてそのシーンがどれも見事で相当興奮しました。
劇場の大スクリーンで圧倒的なクジラの映像力でした。

そのクジラが物語の鍵になってるんですが。
映画館の巨大スクリーンでこんなクジラのシーンが観れて感動した。

何より海賊の頭役のソン・イェジンが可愛いこと可愛いこと。
猛烈に好みの顔です、デラベッピン過ぎます。
私の頭の中の消しゴムも良かったけど、断然美人になった気がします。
僕、韓国のべっぴんさん大好物なもんで。

主演のキム・ナムギルは当然イケメンで、この大作の主人公に相応しい存在感でした。
一流の剣の達人でありながら超おバカキャラで。
そんな2人のまるであだち充漫画の様なほんのりラブロマンスもごって良かったです。

韓国時代劇テイストの冒頭の歴史的な場面から終わりまで、
物語は途切れず全て繋がる見事さもあります。
それでいてちゃんと史実に繋げている物語でした。
(無理矢理感があるのでどれほど忠実か?はわかりませんが)

コレ、「オブ・カリビアン」付いてるやつより面白いと思います。
内容的にシリーズ化出来なそうなのが残念ですが。

純粋にエンターテイメント作品として相当面白いと思えました。
冒頭から息をもつかせぬ展開、退屈シーンも無く見事なテンションで見せてました。
このスケール感で描くエネルギーは素晴らしいと思います。


そんなわけで8点です。


韓国映画はもう規模的にも世界をマーケットにすべきかもですね。

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