メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

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砂漠でサーモン・フィッシング

2012年12月14日 | 映画
砂漠でサーモン・フィッシング を鑑賞。


砂漠の国イエメンで鮭釣りがしたい、そんな馬鹿げた仕事を依頼された水産学者ジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)。
持ち込んだのはイエメンの大富豪シェイフ・ムハンマド(アマール・ワケド)のコンサルタント:ハリエット(エミリー・ブラント)。
不可能と拒むが、英国外務省も中東との緊張緩和の為に支援を決定、首相まで巻き込んで荒唐無稽な企画が立派な国家プロジェクトにまで急展開。
ハリエットは付き合って間もない軍人の彼氏ロバート(トム・マイソン)が戦場に行っており気持ちが落ち着かなくなる。
ジョーンズ博士はハリエットに惹かれるようになり妻と険悪になる。
国が手を引いたり、ムハマンドが命を狙われたり、プロジェクトに様々な困難と向きあうが、ジョーンズ博士はプロジェクトに人生をかける。


ってお話。

定期的に作品を作ってるラッセ・ハルストレム監督作品です。
脚本はスラムドッグ・ミリオネアのサイモン・ビューフォイというそこそこの企画です。

ラッセ・ハルストレムというとどうしてもおとぎ話のようなほのぼのヒューマンドラマをイメージしてしまいます。
今作もイントロダクションや予告編を観てラッセ・ハルストレムらしい感じだなと思いました。

しかしながら予想以上にラブロマンス系ですね。
コレは前作の「親愛なるきみへ」と近いですね。

この時期に来てがっつりラブロマンスに目覚めているのでしょうか。

無謀な企画を成し遂げる感動ヒューマンドラマを予想していたので、ちょっと予想外でした。

予定調和な展開の応酬ですね。
コレといって裏切るような展開はありませんでした。

鮭が泳ぎだした時はちょっと感動がありましたが、そこで豪快な展開で驚いたくらいですかね。

わかりやすい嫌味な登場人物や、わかりやすい噛ませ犬的な登場人物。
予想通りの活躍でした。

ユアン・マクレガーは好きでいい感じですが、あまり良さは活かせてませんでしたかね。
ちょっと内気な草食系な博士でした。
近頃いい人役のポジションを得ていますね。

エミリー・ブラントはサンシャイン・クリーニングで非常に高評価でしたが、
なかなか存在感あっていいですね。
先日観た人生の特等席のエイミー・アダムスと連続でサンシャイン・クリーニングの姉妹役の主演作を観ましたね。
この二人を観るとやっぱりサンシャイン・クリーニングのイメージ強いですね。
美人だし、良い感じで悲壮感や影のある感じが出てていいです。

品質が高いので観れますが、盛り上がりには欠けましたね。
でも大体こんな感じですよね、ラッセ・ハルストレム作品は。


そんなわけで5点です。


安定してほのぼの映画を提供してくれます。

ちょいとフライフィッシングしたくなりました。

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