メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

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ルームメイト

2013年11月14日 | 映画
ルームメイト を観た。


派遣社員として働いている23歳の萩尾春海(北川景子)は、ある日交通事故に遭ってしまう。
命に別状はなかったものの頭を強く打ち、片足を骨折、しばらく入院することに。
そんな春海を気遣い優しく支えてくれたのは、看護師の西村麗子(深田恭子)だった。
春海と麗子。患者と看護師として病院で初めて会った2人だったが、なぜか互いに親近感を覚え意気投合。
春海の退院をきっかけに麗子はルームシェアを提案し、一緒に暮らしはじめる。
また、面倒見のいい麗子は春海に代わって事故を起こした加害者の工藤謙介(高良健吾)と彼の友人で保険会社の長谷川伸一(尾上寛之)との交渉も引き受ける。
そんな優しい麗子に春海はすっかり心を許すのだった。
「麗子みたいな人だったら、ずっと一緒にいたい」「私もだよ、春海」と、2人の共同生活は順調にみえた。
麗子の奇妙な言動を目にしてしまうまでは──。


って話。


あまり観たことがない、馴染みのない古澤健監督の作品です。

僕の好きな北川景子、深田恭子、高良健吾が出てるので世の中の注目度以上に必見でした。
何においても北川景子は今かなり熱い女優さんですし、とにかく可愛いですし。

物語はかなり独特な不気味な世界観を持っていました。
黒沢清的なテイストという感じで嫌いじゃ無かったです。

冒頭からかなり謎めいていました。
その謎のボリューム感も悪くなかったです。
とある恐ろしい事件現場から物語は始まります。
そこから”事件の3ヶ月前”と数ヶ月時間が遡り徐々に事件の日に近づいていく。
それはなかなか緊張感を煽るいい見せ方でした。
2画面の様な編集も面白かったです。

映画、ドラマ、小説など多くの物語に触れる自分は、
謎の真相や、どんでん返しの展開をどうしても予想してしまいます。
ひとつはすぐに分かりましたがもう一つはなかなかぶっ飛んでいました。

近年はどんでん返しは二重、三重にしておかなきゃならないですね。
言わばおとりどんでん返しが必要ですね。
その点でこの物語は成功していたと思います。

北川景子は可愛さより演技力を求められる役でした。
北川景子は大好きですが、ベストキャストには思えませんでした。
でも全然見れるし、物語には入り込めました。

深田恭子はいつまでも若いですね。
お約束、武器である棒読み演技もこの怖い役にはマッチしてました。
コレはナイスキャストでしたね。

僕の大好きな高良健吾は相変わらず上手いです。
ただの演技上手い俳優ですね。
どんどんいい俳優になってきていて嬉しいですね。

日本では結構ありがちにも思えるサスペンス、
もうやり尽くされた感のある多重人格ものみたいな展開ですが、
かなり入り込めて面白いと思えました。


そんなわけで6点です。


ルームメイトが怖いって怖いですね。
コレはかなり怖いですよね。

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