シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
を観ました。
パリ市街戦(アバンタイトル1)
物語中では赤く染まった姿で登場するパリ市街とエッフェル塔。エッフェル塔は戦闘で大破し、マリには武器がわりに使われる。
赤く荒廃したパリ市街地に、上空のWILLEの旗艦ヴンダーから艦隊とマリの乗るEVA8号機、そしてリツコが率いる作業員たちが降下し、「ユーロNERV第1号封印柱」の復旧作業を始める。途中NERVのEVAによる妨害を受ける[注 2]が、8号機がすべて撃破する。復元作業を終えたパリ市街地は元の美しい姿を取り戻し、WILLEは旧NERVユーロ支部に保管されていたEVA2号機の修理パーツと8号機改造のための追加パーツを入手できた。
第3村(アバンタイトル2からAパート)
前作『Q』のラスト後、アスカはシンジ・レイ(仮称)を連れ、救助を求めて赤い大地を放浪していた。やがて三人は大人になった相田ケンスケに救助され、ニアサードインパクトの避難民村「第3村」へ辿り着く。同じく大人になった鈴原トウジ・ヒカリ夫妻らに歓迎され、彼らと共に第3村での生活を始める。レイ(仮称)は鈴原家の世話になり、ヒカリらに挨拶を教わったり、赤ん坊(鈴原夫妻の娘・ツバメ)の世話や、村民に農作業や洗濯といった仕事を教わるなどの交流を通じて、人間らしい感情や言葉を覚えていく。
一方シンジはアスカとともにケンスケの家に泊まるが、重すぎる罪の意識やショックから声が出せなくなり[6][注 3]、廃人に近い状態が続いていた。その様子をアスカに責められたシンジはケンスケの家から家出し、NERV第二支部跡地で一人で過ごすようになる。そんな中でもシンジはレイ(仮称)やケンスケたちに見守られ、次第に元気になっていくが、その矢先、レイ(仮称)がLCLとなって死亡する[注 4]。その日、NERVとの最終決戦に向け準備を進めるヴンダーが第3村に寄港し、船に戻るアスカに対し、シンジは乗船を志願する。
庵野秀明総監督。
鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏監督です。
ディズニー系のアニメだと複数監督体制の作品が多く個人的にはそっちの方がいい場合も多々あると考えています。
日本でもこういう体制の作品が増えつつあり新たな大作コンテンツが生まれる予感もします。
まずは個人的なエヴァンゲリオンの思い出ですが正直苦手な方でした。
元来オタク的文化がアレルギーで自分の世代だとこういうのを志向する人はかなりそれ系なイメージだったしコミケ等の同人誌的な文化の草分なイメージで。
エヴァンゲリオンはそれでも一般的な人も見るくらいヒットしてたのでTVアニメは何度かチャレンジしたのですが。
あと第3新東京市のモデルの箱根の仙石原に実家の一つがあるので非常に目にはしてきたのもあり。
オタク向けなエロスとか碇シンジとアスカ・ラングレーのやり取りとかかなりきつくて毎度挫折して最後まで見きれず。
この映画に向けてようやく今年になって25年ぶりくらいにTVシリーズを完走できましたがそれほど面白いとはおもいませんでした。
ただ劇場版の序破Qは結構面白いと思いました。
しかも順を追って面白くなっている印象で今作に備えて2周見返しました。
ストーリーも映像も見応えあります。
結構見てきましたがファンでは無いので考察したりはしないです。
なのでワードや背景などはさっぱりでなんとなくで見てきました。
何が起きてるかは大体わかりますが、意味わからないという印象も強いです。
ただこの映画の感想に「意味がわからない」はなるべく使いたくないですね。
こんなにセリフ量が多いのに何を言ってるかわからず不思議なジェットコースター感を出すのは庵野監督の技ですね。
前作が結構衝撃的で好きな映画ですが(劇場で見たときには意味わからず低評価でしたが繰り返し見た上で)、その続きということで期待値はありました。
コロナと劇場が混んでいたのでちょっと見るのが遅くなりましたがその間にもかなりヒットして今年屈指の話題作となってます。
プロローグ的になにか戦闘してて映像の凄さが早くもわかる良い掴みでした。
前作からかなり時を経ているし更に以前の作品とは時代も変わってるので映像力が上がってるのは当然ですが。
妙につなぎなどを考えず現代的なクオリティで描いているのは良いと思います。
その後はひたすらいじける碇シンジとエヴァンゲリオンらしくない田舎のほっこり生活。
3人のパイロットたちの戦闘以外の生活シーンは結構好みですが。
その極みみたいなほっこりシーンでした。
下手したらこのまま終わるのかな?って思うくらい別のアニメを見ているような感覚でした。
結構尺が長い映画ですが中盤以降はずっとクライマックスみたいな激しい映画でした。
スケール感大きい戦闘の連続で爆音に次ぐ爆音でどこで終わってもおかしくないような雰囲気を感じました。
もう異世界感が凄く正直何を見せられているのか?な気分でした。
わからないながらも衝撃的な展開が繰り返されて終盤の終盤にはエヴァンゲリオンらしいシュールで不思議な世界観でした。
個人的にはラストカットはとてもびっくりでしたが非常に考えてしまいました。
映画とは?アニメとは?時代は変わっているという感覚。
既存の常識にとらわれずに成長し続けた作品の大団円。
当然普通に終わるわけにはいかないでしょう。
おそらく10年後、20年後も普通に見られる映画になることは約束されているようなものだし今の状況だけを見て作る映画ではないでしょう。
きっと造り手たちもそのくらいは考えているでしょうし、なので圧倒的に世界観強い仕上がりでした。
夢を見てるような夢に出てきそうな、見てるうちにトランスしそうなもはや物語というよりはアート作品みたいな凄い映像世界でした。
きっと今ファンの子供世代でも見られて同じように議論される気がします。
多分チャンスがあれば繰り返し見るでしょうが今の所すごい映画を見たという気持ちにはさせてもらいました。
時間がある時に色んな考察やらこの作品世界の勉強をしたいですね。
そんなわけで9点。
を観ました。
パリ市街戦(アバンタイトル1)
物語中では赤く染まった姿で登場するパリ市街とエッフェル塔。エッフェル塔は戦闘で大破し、マリには武器がわりに使われる。
赤く荒廃したパリ市街地に、上空のWILLEの旗艦ヴンダーから艦隊とマリの乗るEVA8号機、そしてリツコが率いる作業員たちが降下し、「ユーロNERV第1号封印柱」の復旧作業を始める。途中NERVのEVAによる妨害を受ける[注 2]が、8号機がすべて撃破する。復元作業を終えたパリ市街地は元の美しい姿を取り戻し、WILLEは旧NERVユーロ支部に保管されていたEVA2号機の修理パーツと8号機改造のための追加パーツを入手できた。
第3村(アバンタイトル2からAパート)
前作『Q』のラスト後、アスカはシンジ・レイ(仮称)を連れ、救助を求めて赤い大地を放浪していた。やがて三人は大人になった相田ケンスケに救助され、ニアサードインパクトの避難民村「第3村」へ辿り着く。同じく大人になった鈴原トウジ・ヒカリ夫妻らに歓迎され、彼らと共に第3村での生活を始める。レイ(仮称)は鈴原家の世話になり、ヒカリらに挨拶を教わったり、赤ん坊(鈴原夫妻の娘・ツバメ)の世話や、村民に農作業や洗濯といった仕事を教わるなどの交流を通じて、人間らしい感情や言葉を覚えていく。
一方シンジはアスカとともにケンスケの家に泊まるが、重すぎる罪の意識やショックから声が出せなくなり[6][注 3]、廃人に近い状態が続いていた。その様子をアスカに責められたシンジはケンスケの家から家出し、NERV第二支部跡地で一人で過ごすようになる。そんな中でもシンジはレイ(仮称)やケンスケたちに見守られ、次第に元気になっていくが、その矢先、レイ(仮称)がLCLとなって死亡する[注 4]。その日、NERVとの最終決戦に向け準備を進めるヴンダーが第3村に寄港し、船に戻るアスカに対し、シンジは乗船を志願する。
庵野秀明総監督。
鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏監督です。
ディズニー系のアニメだと複数監督体制の作品が多く個人的にはそっちの方がいい場合も多々あると考えています。
日本でもこういう体制の作品が増えつつあり新たな大作コンテンツが生まれる予感もします。
まずは個人的なエヴァンゲリオンの思い出ですが正直苦手な方でした。
元来オタク的文化がアレルギーで自分の世代だとこういうのを志向する人はかなりそれ系なイメージだったしコミケ等の同人誌的な文化の草分なイメージで。
エヴァンゲリオンはそれでも一般的な人も見るくらいヒットしてたのでTVアニメは何度かチャレンジしたのですが。
あと第3新東京市のモデルの箱根の仙石原に実家の一つがあるので非常に目にはしてきたのもあり。
オタク向けなエロスとか碇シンジとアスカ・ラングレーのやり取りとかかなりきつくて毎度挫折して最後まで見きれず。
この映画に向けてようやく今年になって25年ぶりくらいにTVシリーズを完走できましたがそれほど面白いとはおもいませんでした。
ただ劇場版の序破Qは結構面白いと思いました。
しかも順を追って面白くなっている印象で今作に備えて2周見返しました。
ストーリーも映像も見応えあります。
結構見てきましたがファンでは無いので考察したりはしないです。
なのでワードや背景などはさっぱりでなんとなくで見てきました。
何が起きてるかは大体わかりますが、意味わからないという印象も強いです。
ただこの映画の感想に「意味がわからない」はなるべく使いたくないですね。
こんなにセリフ量が多いのに何を言ってるかわからず不思議なジェットコースター感を出すのは庵野監督の技ですね。
前作が結構衝撃的で好きな映画ですが(劇場で見たときには意味わからず低評価でしたが繰り返し見た上で)、その続きということで期待値はありました。
コロナと劇場が混んでいたのでちょっと見るのが遅くなりましたがその間にもかなりヒットして今年屈指の話題作となってます。
プロローグ的になにか戦闘してて映像の凄さが早くもわかる良い掴みでした。
前作からかなり時を経ているし更に以前の作品とは時代も変わってるので映像力が上がってるのは当然ですが。
妙につなぎなどを考えず現代的なクオリティで描いているのは良いと思います。
その後はひたすらいじける碇シンジとエヴァンゲリオンらしくない田舎のほっこり生活。
3人のパイロットたちの戦闘以外の生活シーンは結構好みですが。
その極みみたいなほっこりシーンでした。
下手したらこのまま終わるのかな?って思うくらい別のアニメを見ているような感覚でした。
結構尺が長い映画ですが中盤以降はずっとクライマックスみたいな激しい映画でした。
スケール感大きい戦闘の連続で爆音に次ぐ爆音でどこで終わってもおかしくないような雰囲気を感じました。
もう異世界感が凄く正直何を見せられているのか?な気分でした。
わからないながらも衝撃的な展開が繰り返されて終盤の終盤にはエヴァンゲリオンらしいシュールで不思議な世界観でした。
個人的にはラストカットはとてもびっくりでしたが非常に考えてしまいました。
映画とは?アニメとは?時代は変わっているという感覚。
既存の常識にとらわれずに成長し続けた作品の大団円。
当然普通に終わるわけにはいかないでしょう。
おそらく10年後、20年後も普通に見られる映画になることは約束されているようなものだし今の状況だけを見て作る映画ではないでしょう。
きっと造り手たちもそのくらいは考えているでしょうし、なので圧倒的に世界観強い仕上がりでした。
夢を見てるような夢に出てきそうな、見てるうちにトランスしそうなもはや物語というよりはアート作品みたいな凄い映像世界でした。
きっと今ファンの子供世代でも見られて同じように議論される気がします。
多分チャンスがあれば繰り返し見るでしょうが今の所すごい映画を見たという気持ちにはさせてもらいました。
時間がある時に色んな考察やらこの作品世界の勉強をしたいですね。
そんなわけで9点。