20世紀少年 最終章 ぼくらの旗 を観た。
話題を呼んだ20世紀少年もついにこれで終わりです。
連載1話目から読んで読んで読みまくった大好きな漫画でした。
友達暦3年(西暦2017年)の世界が舞台。
世界は世界大統領として君臨する”ともだち”に支配されていた。
東京はウィルスから隔離する為と高い壁で囲まれ、ケンジ達の子供時代の町を再現したような景観になっている。
そしてテレビからは毎日友達の予言が流れる。
「8月20日に宇宙人の襲来により世界は滅びる」と。
東京に忍び込んだおっちょはそんな東京の現状を知る。
カンナはヨシツネと意見が合わず、ヨシツネ率いるゲンジ一派から独立して氷の女王と呼ばれゲンジ一派とは別の反政府組織を率いていた。
(ネタバレ)
おっちょはカンナのともだち府への攻撃を止めるよう説得する。
ラジオから流れるケンジの歌を聞かせてケンジが生きているとカンナに知らせる。
ケンジの姉キリコはともだちがばら撒くウィルスのワクチンを自らの体で人体実験して開発。
世間の人々はラジオから流れるケンジのグータララの歌を聞いて励まされていた。
生きていたケンジは北から東京に向け一人バイクで進んでいた。
道中歌で群集を励ましながら。
アジトがともだち府の地球防衛軍に見つかりカンナはオッチョと共に掴る。
そして父親であるともだちと話をする。
ともだちは8月20日にウィルスを撒くが万博は守ると言う。
カンナは開放されオッチョはヤン坊マー坊に助けられる。
ともだちは放送で今までの出来事は全て自分の仕業と告白する。
カンナは少しでも人を助けようとフェスを企画する。
8月20日に万博フェスを開きそこに人を集めようという作戦。
ラジオのグータララの歌手が来ると言う触れ込みで。
なんだかんだで運命の8月20日。
フェスには多くの人々がやってくる。
ケンジが現れるまで春波夫が繋ぐ。
カンナはケンジおじちゃんがやってくると信じる。
ヨシツネとユキジはともだち府にしのびこむ。
東京にはともだちが飛ばしたUFOが現れ殺人ウィルスを撒き大勢が死ぬ。
オッチョはUFOを打ち落とす。
ユキジとオッチョが合流するがヨシツネは行方不明。
UFOを打ち落とされたともだちはロボットを発信させる。
マルオとケロヨンはワクチンを配っている。
ロボットを発見したケンジは止めようと乗り込み、必死に頑張る。
中にはともだちに掴りともだちの格好をさせられたヨシツネが居た。
駆けつけたオッチョとケンジの活躍によりロボットを止める。
そこにともだちが現れ遂にその顔を晒す。
(誰かは見てのお楽しみ)
万丈目によってともだちは殺される。
ケンジが現れないとフェスは暴動間近。
そこにケンジが現れ、春波夫らとライブを開始する。
客は大盛り上がり。
それに喜ぶ仲間達と、ただ涙を流しながら見つめるカンナ。
ライブ終了後みんなと再会の挨拶をするケンジ。
そして最後に号泣するカンナが抱きつく。
ケンジはともだちランドのバーチャルアトラクションで過去の世界へ。
そして自分の万引きの身代わりで冤罪でいじめられるようになったともだちに誤りに行く。
中学の時昼休みに流した20th century boy。
誰も聞いていないと思いきや、屋上で自殺しようとしていたともだちはその歌を聞いて自殺を止め、ケンジと友達になる。
(評価)
日本映画史に残るような大プロジェクトも遂に終わりって感じですね。
序盤は漫画にあるいろんな要素をパーツにして小さくして並びかえて、無理からに詰め込んだ感じで薄い感じになってました。
途中からはかなり映画オリジナルな感じになっていきました。
ヨシツネをともだちと思わせるようなミスリードがありますが、まー誰も騙されないと思います。
最終章に来て詰め込む事が多くて大変そうだなって印象でした。
ライブシーンがなかなか壮大で良かったと思います。
ちょっとサブイボでした。
ずっとケンジおじちゃんに会いたくて心を殺して氷の女王になったりして無理して突っ張っていたカンナが最後遂に再会して子供のように泣きじゃくる。
平愛梨さんの映画史に残るようななかなかの号泣芝居でもらい泣きしそうでした。
でもメイキングでみる平愛梨さんがカンナオーディションに受かったシーンの涙がこの映画にまつわるものの中で一番泣けますね。
映画では20世紀少年という響きに意味を持たせていたのは良かったと思います。
最高で最悪だった20世紀が僕を生んだ。
僕こそが20世紀少年だ、というともだちの台詞は良かった気がします。
まー幼少期のいじめが人間を大きくゆがませる可能性はあると思います。
今より問題になりにくかっただけで1960年代当時はあんな感じであからさまにいじめがあった事は想像できますね。
ラストは大分しっとりと終わりました。
まー漫画の空気感は大事にしつつ頑張ってオリジナったって感じでしょうか。
群像劇風に沢山を詰め込んだので、映画としてはかなり薄かったと思います。
基本全ての演技に前フリが少なくていきなりトップギアから入る感じなので感情移入しにくかったです。
そんなわけで7点です。
まーこの企画を達成した制作陣、キャスト、エキストラは立派だと思うのでサービス点数です。
でも映画化しない方が良かったと言う純粋なファンの感想です。
又は第10章くらいまでは必要だったと思います。
今後平愛梨ちゃんの出る映画は全て観ていこうという気持ちになったのが収穫でした。
話題を呼んだ20世紀少年もついにこれで終わりです。
連載1話目から読んで読んで読みまくった大好きな漫画でした。
友達暦3年(西暦2017年)の世界が舞台。
世界は世界大統領として君臨する”ともだち”に支配されていた。
東京はウィルスから隔離する為と高い壁で囲まれ、ケンジ達の子供時代の町を再現したような景観になっている。
そしてテレビからは毎日友達の予言が流れる。
「8月20日に宇宙人の襲来により世界は滅びる」と。
東京に忍び込んだおっちょはそんな東京の現状を知る。
カンナはヨシツネと意見が合わず、ヨシツネ率いるゲンジ一派から独立して氷の女王と呼ばれゲンジ一派とは別の反政府組織を率いていた。
(ネタバレ)
おっちょはカンナのともだち府への攻撃を止めるよう説得する。
ラジオから流れるケンジの歌を聞かせてケンジが生きているとカンナに知らせる。
ケンジの姉キリコはともだちがばら撒くウィルスのワクチンを自らの体で人体実験して開発。
世間の人々はラジオから流れるケンジのグータララの歌を聞いて励まされていた。
生きていたケンジは北から東京に向け一人バイクで進んでいた。
道中歌で群集を励ましながら。
アジトがともだち府の地球防衛軍に見つかりカンナはオッチョと共に掴る。
そして父親であるともだちと話をする。
ともだちは8月20日にウィルスを撒くが万博は守ると言う。
カンナは開放されオッチョはヤン坊マー坊に助けられる。
ともだちは放送で今までの出来事は全て自分の仕業と告白する。
カンナは少しでも人を助けようとフェスを企画する。
8月20日に万博フェスを開きそこに人を集めようという作戦。
ラジオのグータララの歌手が来ると言う触れ込みで。
なんだかんだで運命の8月20日。
フェスには多くの人々がやってくる。
ケンジが現れるまで春波夫が繋ぐ。
カンナはケンジおじちゃんがやってくると信じる。
ヨシツネとユキジはともだち府にしのびこむ。
東京にはともだちが飛ばしたUFOが現れ殺人ウィルスを撒き大勢が死ぬ。
オッチョはUFOを打ち落とす。
ユキジとオッチョが合流するがヨシツネは行方不明。
UFOを打ち落とされたともだちはロボットを発信させる。
マルオとケロヨンはワクチンを配っている。
ロボットを発見したケンジは止めようと乗り込み、必死に頑張る。
中にはともだちに掴りともだちの格好をさせられたヨシツネが居た。
駆けつけたオッチョとケンジの活躍によりロボットを止める。
そこにともだちが現れ遂にその顔を晒す。
(誰かは見てのお楽しみ)
万丈目によってともだちは殺される。
ケンジが現れないとフェスは暴動間近。
そこにケンジが現れ、春波夫らとライブを開始する。
客は大盛り上がり。
それに喜ぶ仲間達と、ただ涙を流しながら見つめるカンナ。
ライブ終了後みんなと再会の挨拶をするケンジ。
そして最後に号泣するカンナが抱きつく。
ケンジはともだちランドのバーチャルアトラクションで過去の世界へ。
そして自分の万引きの身代わりで冤罪でいじめられるようになったともだちに誤りに行く。
中学の時昼休みに流した20th century boy。
誰も聞いていないと思いきや、屋上で自殺しようとしていたともだちはその歌を聞いて自殺を止め、ケンジと友達になる。
(評価)
日本映画史に残るような大プロジェクトも遂に終わりって感じですね。
序盤は漫画にあるいろんな要素をパーツにして小さくして並びかえて、無理からに詰め込んだ感じで薄い感じになってました。
途中からはかなり映画オリジナルな感じになっていきました。
ヨシツネをともだちと思わせるようなミスリードがありますが、まー誰も騙されないと思います。
最終章に来て詰め込む事が多くて大変そうだなって印象でした。
ライブシーンがなかなか壮大で良かったと思います。
ちょっとサブイボでした。
ずっとケンジおじちゃんに会いたくて心を殺して氷の女王になったりして無理して突っ張っていたカンナが最後遂に再会して子供のように泣きじゃくる。
平愛梨さんの映画史に残るようななかなかの号泣芝居でもらい泣きしそうでした。
でもメイキングでみる平愛梨さんがカンナオーディションに受かったシーンの涙がこの映画にまつわるものの中で一番泣けますね。
映画では20世紀少年という響きに意味を持たせていたのは良かったと思います。
最高で最悪だった20世紀が僕を生んだ。
僕こそが20世紀少年だ、というともだちの台詞は良かった気がします。
まー幼少期のいじめが人間を大きくゆがませる可能性はあると思います。
今より問題になりにくかっただけで1960年代当時はあんな感じであからさまにいじめがあった事は想像できますね。
ラストは大分しっとりと終わりました。
まー漫画の空気感は大事にしつつ頑張ってオリジナったって感じでしょうか。
群像劇風に沢山を詰め込んだので、映画としてはかなり薄かったと思います。
基本全ての演技に前フリが少なくていきなりトップギアから入る感じなので感情移入しにくかったです。
そんなわけで7点です。
まーこの企画を達成した制作陣、キャスト、エキストラは立派だと思うのでサービス点数です。
でも映画化しない方が良かったと言う純粋なファンの感想です。
又は第10章くらいまでは必要だったと思います。
今後平愛梨ちゃんの出る映画は全て観ていこうという気持ちになったのが収穫でした。
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