百日紅~Miss HOKUSAI~ を観た。
浮世絵師・お栄は、父であり師匠でもある葛飾北斎とともに絵を描いて暮らしている。
雑然とした家に集う善次郎や国直と騒いだり、犬と寝転んだり、離れて暮らす妹・お猶と出掛けたりしながら絵師としての人生を謳歌している。
今日も江戸は、両国橋や吉原、火事、妖怪騒ぎ、など喜怒哀楽に満ちあふれている。
恋に不器用なお栄は、絵に色気がないと言われ落ちこむが、絵を描くことはあきらめない。
そして、百日紅が咲く季節が再びやってくる、嵐の予感とともに・・・。
江戸の四季を通して自由闊達に生きる人々を描く、浮世エンターテイメント!
って話。
クレヨンしんちゃんシリーズでお馴染みの原恵一監督なので期待します。
かなり情報無しで観に行きましたがなかなか良かったです。
いきなりちょっと話逸れますが、
僕くらい映画観てると最初に表示される配給や制作で作品の予想がついたりします。
今作は東京テアトル配給だったのでちょっとテンション上がりました。
基本どんな映画も映画館着いた時疲れてるからだらっとするのだけど、
この配給や制作次第でちょっと姿勢正すことがあります。
葛飾北斎近辺の物語です。
葛飾北斎って娘と弟子と絵を描いていたのですね。
その娘のお栄を主人公に描いた物語です。
いやなかなか映画でした。
非常に好みの画のタッチでした。
ちょっとジブリチックなキャラクターのテイストですが、
町並みや遠くの背景をさり気なく浮世絵タッチにしていたり。
絵師たちが描く絵は本物テイストで。
江戸の温度感や湿度感が非常によく伝わる見事な表現力でした。
お栄には目が見えなくて病気の妹が居るのですが、
この子がたまらなく可愛くて存在自体がとても儚くて。
この子が出てくるシーンは殆どうるうるしながら観ていました。
超可愛かったです。
お栄の可愛がり方も絶妙でとても愛しい気持ちになりました。
登場人物たちがそれぞれ心に抱えているものがありますが、
それらに対する具体的な説明はありません。
観る人間が各々察しなければいけないパターンですが、
そこまで難解じゃなくていい塩梅でした。
全体的にはそんなに明るい物語じゃないかもしれないですが、
キャラクターたちがクールでサバサバした感じでそんなに陰鬱に見せないです。
一言で言うならば”かっこいい”映画ですね。
キャラクターたちのやり取りはルパン等に近いです。
最近、江戸の町並みの風景にやたら惹かれる僕ですが、
その点でもこれは観て良かったです。
あえて難点を挙げるならば声優でしょうか。
僕、声優に有名な役者使うのあまり好きではないのです。
あっ、これあの人の声だ。
とその人の顔が浮かんで仕方ないし。
聞いたことある、これ誰の声だっけ??
ってなってちょっと集中欠けたりします。
そんなわけで7点です。
葛飾北斎に興味ある人は必見ですね。
浮世絵師・お栄は、父であり師匠でもある葛飾北斎とともに絵を描いて暮らしている。
雑然とした家に集う善次郎や国直と騒いだり、犬と寝転んだり、離れて暮らす妹・お猶と出掛けたりしながら絵師としての人生を謳歌している。
今日も江戸は、両国橋や吉原、火事、妖怪騒ぎ、など喜怒哀楽に満ちあふれている。
恋に不器用なお栄は、絵に色気がないと言われ落ちこむが、絵を描くことはあきらめない。
そして、百日紅が咲く季節が再びやってくる、嵐の予感とともに・・・。
江戸の四季を通して自由闊達に生きる人々を描く、浮世エンターテイメント!
って話。
クレヨンしんちゃんシリーズでお馴染みの原恵一監督なので期待します。
かなり情報無しで観に行きましたがなかなか良かったです。
いきなりちょっと話逸れますが、
僕くらい映画観てると最初に表示される配給や制作で作品の予想がついたりします。
今作は東京テアトル配給だったのでちょっとテンション上がりました。
基本どんな映画も映画館着いた時疲れてるからだらっとするのだけど、
この配給や制作次第でちょっと姿勢正すことがあります。
葛飾北斎近辺の物語です。
葛飾北斎って娘と弟子と絵を描いていたのですね。
その娘のお栄を主人公に描いた物語です。
いやなかなか映画でした。
非常に好みの画のタッチでした。
ちょっとジブリチックなキャラクターのテイストですが、
町並みや遠くの背景をさり気なく浮世絵タッチにしていたり。
絵師たちが描く絵は本物テイストで。
江戸の温度感や湿度感が非常によく伝わる見事な表現力でした。
お栄には目が見えなくて病気の妹が居るのですが、
この子がたまらなく可愛くて存在自体がとても儚くて。
この子が出てくるシーンは殆どうるうるしながら観ていました。
超可愛かったです。
お栄の可愛がり方も絶妙でとても愛しい気持ちになりました。
登場人物たちがそれぞれ心に抱えているものがありますが、
それらに対する具体的な説明はありません。
観る人間が各々察しなければいけないパターンですが、
そこまで難解じゃなくていい塩梅でした。
全体的にはそんなに明るい物語じゃないかもしれないですが、
キャラクターたちがクールでサバサバした感じでそんなに陰鬱に見せないです。
一言で言うならば”かっこいい”映画ですね。
キャラクターたちのやり取りはルパン等に近いです。
最近、江戸の町並みの風景にやたら惹かれる僕ですが、
その点でもこれは観て良かったです。
あえて難点を挙げるならば声優でしょうか。
僕、声優に有名な役者使うのあまり好きではないのです。
あっ、これあの人の声だ。
とその人の顔が浮かんで仕方ないし。
聞いたことある、これ誰の声だっけ??
ってなってちょっと集中欠けたりします。
そんなわけで7点です。
葛飾北斎に興味ある人は必見ですね。