10月2日(木)
今日、娘が登校した。
5月の連休明けぐらいから不登校になり、6月には全く行けなくなって以来、初めての登校だ。
ここに至るまでは、本当に毎日が親も子も、葛藤の毎日だった。
今朝、7時にはすでに身支度を済ませた長女が、食堂に入ってきたとき、その、制服姿が本当にまぶしく、妹は大喜びだった。
でも、長女の顔はかなり緊張気味で、食事も全部は食べられないようだった。
誰かと待ち合わせもしていないようで、妹が後を追いかけるように一緒に登校していく姿を見て思わずぐっと来てしまった。
息子も、「あいつは、今日から学校に行くんだ?」と言った。
昨日の朝の、娘と私の会話を、黙って聞いていた息子に、昨夜
「やっぱり、学校に行くって、あの子にとっては大変な勇気がいるんだよね。今はまだ、無理なんだろうか?」
と言ったら、息子は一言
「そうだね・・・」
と言っていただけに、自分が起きてくるよりも早く登校していった妹のことを、驚き、気遣っている様子だった。
娘は、2時間目まで授業を受けて、帰って来た。
あまり最初からフルタイムでいてくると、疲れてしまって、次の日までもたないから、私は、
「慣れるまでは、午前中で帰ってきてもいいよ。」
と言っていた。
3時間目は数学だった。
他の教科については、小学校の授業を更に詳しくした感じだが、英語と数学に関しては、1年生の一学期からの積み重ねが大切な教科である。
一番の心配と不安と自信のなさが数学だったのだろう。
今日は「はじめの一歩」。次の一歩が明日なのか、明後日なのか、1週間後、一か月後なのかは分からない。
私としても、休み続けている時の対応と、行き始めた時の対応とは違えなくてはならない。
我が家のトイレにかけてある、相田みつをの日めくりカレンダーの言葉。
昨日は「いまから ここから」
今日は「つまづいたっていいじゃないか 人間だもの」
とにかく、今日、一歩踏み出した娘に、この歌を贈る。
はじめの一歩 作詞/新沢としひこ 作曲/中川ひろたか
小さな鳥が歌っているよ
ぼくらに 朝が訪れたよ と
昨日と違う朝日が昇る
川の流れも輝いている
はじめの一歩 明日に一歩
今日から何もかもが 新しい
はじめの一歩 明日に一歩
勇気をもって 大きく一歩 歩き出せ
信じることを 忘れちゃいけない
必ず朝は訪れるから
僕らの夢を 無くしちゃいけない
きっといつかは かなうはずだよ
はじめの一歩 明日に一歩
今日から何もかもが 新しい
はじめの一歩 明日に一歩
生まれ変わって 大きく一歩 歩き出せ
この夏、玉川大学のスクーリングでであった歌で、この歌からたくさんの勇気をもらった通大生はたくさんいるだろう。
人生の応援歌。
今日、勇気を持って自分で一歩踏み出した娘に、心からのエールを贈る。
今日、娘が登校した。
5月の連休明けぐらいから不登校になり、6月には全く行けなくなって以来、初めての登校だ。
ここに至るまでは、本当に毎日が親も子も、葛藤の毎日だった。
今朝、7時にはすでに身支度を済ませた長女が、食堂に入ってきたとき、その、制服姿が本当にまぶしく、妹は大喜びだった。
でも、長女の顔はかなり緊張気味で、食事も全部は食べられないようだった。
誰かと待ち合わせもしていないようで、妹が後を追いかけるように一緒に登校していく姿を見て思わずぐっと来てしまった。
息子も、「あいつは、今日から学校に行くんだ?」と言った。
昨日の朝の、娘と私の会話を、黙って聞いていた息子に、昨夜
「やっぱり、学校に行くって、あの子にとっては大変な勇気がいるんだよね。今はまだ、無理なんだろうか?」
と言ったら、息子は一言
「そうだね・・・」
と言っていただけに、自分が起きてくるよりも早く登校していった妹のことを、驚き、気遣っている様子だった。
娘は、2時間目まで授業を受けて、帰って来た。
あまり最初からフルタイムでいてくると、疲れてしまって、次の日までもたないから、私は、
「慣れるまでは、午前中で帰ってきてもいいよ。」
と言っていた。
3時間目は数学だった。
他の教科については、小学校の授業を更に詳しくした感じだが、英語と数学に関しては、1年生の一学期からの積み重ねが大切な教科である。
一番の心配と不安と自信のなさが数学だったのだろう。
今日は「はじめの一歩」。次の一歩が明日なのか、明後日なのか、1週間後、一か月後なのかは分からない。
私としても、休み続けている時の対応と、行き始めた時の対応とは違えなくてはならない。
我が家のトイレにかけてある、相田みつをの日めくりカレンダーの言葉。
昨日は「いまから ここから」
今日は「つまづいたっていいじゃないか 人間だもの」
とにかく、今日、一歩踏み出した娘に、この歌を贈る。
はじめの一歩 作詞/新沢としひこ 作曲/中川ひろたか
小さな鳥が歌っているよ
ぼくらに 朝が訪れたよ と
昨日と違う朝日が昇る
川の流れも輝いている
はじめの一歩 明日に一歩
今日から何もかもが 新しい
はじめの一歩 明日に一歩
勇気をもって 大きく一歩 歩き出せ
信じることを 忘れちゃいけない
必ず朝は訪れるから
僕らの夢を 無くしちゃいけない
きっといつかは かなうはずだよ
はじめの一歩 明日に一歩
今日から何もかもが 新しい
はじめの一歩 明日に一歩
生まれ変わって 大きく一歩 歩き出せ
この夏、玉川大学のスクーリングでであった歌で、この歌からたくさんの勇気をもらった通大生はたくさんいるだろう。
人生の応援歌。
今日、勇気を持って自分で一歩踏み出した娘に、心からのエールを贈る。