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秋空に響け歌声!~合唱コンクールに参加して

2003-10-19 08:12:00 | 徒然なるままに
10月17日(金)晴れ!!

今日は、隣の学区の中学校の合唱コンクールに、PTAコーラスとして参加してきた。

市民会館大ホールを使用しての、本格的なコンクールだった。
各学年、合唱もかなり練習してきたんだなあという成果が現れていたし、ピアノ伴奏も、指揮も、とても上手で立派だった。
特に、2年生の優勝したクラスが歌った「木琴」という歌は、戦争を題材にした歌だったが、聴いているうちに情景が見えてくるような、歌い手の思いが伝わってくるような歌い方に、思わず涙が出てきてしまった。

市民会館という会場のせいもあってか、生徒の入・退場も、客席で聞く態度も立派で、適度な緊張感が心地好かった。

3年生の合唱が終わって、審査が出るまでの間の「つなぎ」として、いよいよ私たちPTAコーラスの出番。
昼休みのリハーサルの時には、全然声が出ない上に声が嗄れていて焦ってしまったが、その後の「声出し」で何とか高いキーが出るようになった。(「声出し」って大切~!)

ところが、アルト4人に対して、ソプラノ・メゾが15人ぐらいもいる(本番前に急に増えている~?!)。なのに、私の隣のアルトの人は、リハーサルではメロディーを歌っていた。な・何故~?????
こう言う状況の場合、私の行動パターンとしては、そう「頑張ってしまう」という悪い癖が頭をもたげてしまった。
なのに、この間のソーランですっかり喉を潰してしまって、「米良さん」の声が出なくなってしまっている・・・!
もう、こうなったら、演劇的発声法で、地声で突っ張らないように気をつけながら、自分だけ飛び出ないように、でもソプラノに負けない程度の声量は出さなきゃならない。(む・難しい・・・!)
リハーサルの時に感じたのだが、練習のときにはピアノを囲んで歌っていたが、舞台では真横2列に並んで歌うとお互いの声が聞こえない。
きれいにハモれているか、自分の声がどの程度出ているか、又は出ていないか出しすぎていないか、全然分からず不安いっぱいで本番を迎えた。
先生は、とにかく、「笑顔で、歌う。歌うことを楽しもう!」といった下さった。

「キス ユア ドリーム」も「マイ ウエイ」も客席が本当に一生懸命聴いてくれているのがわかって、私的にはかなりノって歌えたと思う。
とくに「キス ユア ドリーム」は、生徒たちの顔一人一人を見ているつもりで歌った。内容的にも今の中学生達へのエールのような内容なので、「母の心」で心を込めて歌ったつもりだ。
「マイ ウエイ」はおなじみな曲なので、会場のお母さんたちも一緒に歌ってもらえたらいいなあと思いながら歌った。

果たして私の声は、客席にはどう聞こえていたのだろう???
顔見知りの母さんに「良かったよ~、アルト一人で頑張っていたね」
といわれ愕然!「3人のアルト」の声に聞こえていなかったんだ~~~(ショック・・・)

でも、そのあとの反省会で、メンバーのお子さん達が、
「お母さん達にも金賞あげたいくらいだったね」
「アルトの声が良かった」
と言っていたと聴いてうれしかった~~!!
講評の先生にも、この5年間で初めて
「レベルの高いコーラスで、感心しました」
とおっしゃってもらった!!

反省会&打ち上げの帰り、夜の国道を運転しながら車の中で「キス ユア ドリーム」と「マイ ウエイ」を大きな声で歌った。
この歌の練習がなくなるのは、なんだかとっても淋しい・・・。
また来年も、このメンバーに+αで歌いたいと思う。
今日はお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

29日は息子・長女の中学の合唱コンクール。
PTAの出番はなさそう。(残念!)
息子にとっては中学最後の合唱コンクール。
今年も伴奏担当なのだが、家では、
「いつ練習するんだ?」
というくらい、まだ気合いが入っていないように見えるのだが・・・。
先日、1年生が息子のクラスの練習を見学に来た時、その日の学級日誌に
「すごかった・・・。1年生とは比べ物にならない・・・。3年生の歌、本当にすごかったです!サイコーでした!」
とあったそうだ。
3年生に刺激されて、「一声入魂」で、クラスがどんどん1つの目標に向かってまとまっていく。
娘の友達が、先生が、ラブコールを送ってくれている・・・。
長女は、その日までに登校できて参加できるかどうか、今、葛藤の毎日を過ごしている。
後12日・・・。

その日は息子の15歳の誕生日。悔いなく思う存分楽しんで、いい誕生日といい合唱コンクールを過ごしてほしいと思う。