11月21日(土)
今日は妹と上野の国立博物館に、『皇室の名宝展第二期』http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=6890
を見に行った。
まずは、その前に腹ごしらえをしてからと言うことで、息子お奨めのラーメンを食べに行った。
東十条北口にある『燦燦斗』(さんさんと)だ。
http://www.01ch.com/ramen/sansanto.html
改札口で駅員さんに場所を聞いたら、親切に地図を出して説明してくださり、
「美味しくて有名なラーメン屋さんですよ」
と教えてくださった。
チャーシューがやわらかく、味玉が絶品だった。
太目の自家製麺は、ラーメンでも付け麺でも美味しく、ボリュームがあった。
これが後々祟ることになるのだが・・・。
さて、展覧会場に着いたら長蛇の列。でも、30分待ち程度で、『阿修羅展』の時の1時間半待ちに比べれば楽勝だ。
でも会場内は混雑していて、なかなか前に進めなかった。
じっくりじっくり見ながら進んでいると、さっきのラーメンの満腹感からか、だんだん睡魔が襲ってきて、細かい書や絵巻物をじっくり見ることが出来なくなってきてしまった。
立ち止まったままいつの間にか眠っていて、気が付くと私で渋滞していたり、音声ガイドの説明が終わっていたりした。
屏風のコーナーにたどり着いたときには眠気もピークになっていて、仕方なくスツールで仮眠を取った。
やっと頭もすっきりしてじっくり見始めた頃には、そろそろ閉館時間が近づいていた。
見終わってみて、一期と二期を比べてみると、私的には一期のほうが見応えがあったかなぁ・・・。特に、伊藤若冲はいまだに感動が覚めやらない。本当は会期中にもう一度見に行きたかったのだが、インフルエンザになってしまい、治る前に会期が終わってしまって残念だった。
二期にも素晴しい名作・名品はたくさんあった。特に『書』や『刀剣』に興味のある人にはたまらないお宝がたくさんあった。
それにしても、日本人の美意識や美学って、すごいなあと思った。
『皇室の名宝』と言うのは、世が世なら現人神からの勅命を受けた当代一の名工達が、命がけで取り組んだ作品だ。
後世に伝わる名作を伝統の技と己のオリジナリティを精魂こめて作り上げた気概が、見るものの胸を打ち、感嘆の声を上げさせる。
維新や震災、戦争で数多くの名作、名品が失われてしまったが、奈良時代のものなど完全な形で今に伝わることが出来たのは、宮中の人々が細心の注意を払って保管し、後世に伝えるという大役を必死で守り、果たして来た人たちのおかげだと思う。名宝の素晴しさに見入ると同時に、影の人たちの努力に頭が下がる思いだ。
私たちはこういう類まれな展示会を、意識的に見に行って、日本の美を再認識する必要があると思う。
去年の3年生に、『ジャポニズム』の授業をしたとき、つくづく感じた。
それにしても、日本美術を見るときには日本史や、日本文学をもっと勉強する必要があると思った。
たとえば『源氏物語』を読んでいるかどうかで、その作品の素晴しさの感じ方はだいぶ違うと思う。
絵巻物にしても、屏風絵にしても、『源氏物語』をモチーフにしたものや、有名な場面を見ても、何が描かれているのか分かった上で見たほうがずっと興味深く見ることが出来るのだ。
またいつかこういう展示会を見る時には、名工たちがその作品にこめた思いをもっと感じ取れるよう、勉強しておこうと思う。
それと、展示会を見る前にはあまりお腹いっぱいになるまで食べないでおこうっと・・・*(シャイ)**(汗)*
今日は妹と上野の国立博物館に、『皇室の名宝展第二期』http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=6890
を見に行った。
まずは、その前に腹ごしらえをしてからと言うことで、息子お奨めのラーメンを食べに行った。
東十条北口にある『燦燦斗』(さんさんと)だ。
http://www.01ch.com/ramen/sansanto.html
改札口で駅員さんに場所を聞いたら、親切に地図を出して説明してくださり、
「美味しくて有名なラーメン屋さんですよ」
と教えてくださった。
チャーシューがやわらかく、味玉が絶品だった。
太目の自家製麺は、ラーメンでも付け麺でも美味しく、ボリュームがあった。
これが後々祟ることになるのだが・・・。
さて、展覧会場に着いたら長蛇の列。でも、30分待ち程度で、『阿修羅展』の時の1時間半待ちに比べれば楽勝だ。
でも会場内は混雑していて、なかなか前に進めなかった。
じっくりじっくり見ながら進んでいると、さっきのラーメンの満腹感からか、だんだん睡魔が襲ってきて、細かい書や絵巻物をじっくり見ることが出来なくなってきてしまった。
立ち止まったままいつの間にか眠っていて、気が付くと私で渋滞していたり、音声ガイドの説明が終わっていたりした。
屏風のコーナーにたどり着いたときには眠気もピークになっていて、仕方なくスツールで仮眠を取った。
やっと頭もすっきりしてじっくり見始めた頃には、そろそろ閉館時間が近づいていた。
見終わってみて、一期と二期を比べてみると、私的には一期のほうが見応えがあったかなぁ・・・。特に、伊藤若冲はいまだに感動が覚めやらない。本当は会期中にもう一度見に行きたかったのだが、インフルエンザになってしまい、治る前に会期が終わってしまって残念だった。
二期にも素晴しい名作・名品はたくさんあった。特に『書』や『刀剣』に興味のある人にはたまらないお宝がたくさんあった。
それにしても、日本人の美意識や美学って、すごいなあと思った。
『皇室の名宝』と言うのは、世が世なら現人神からの勅命を受けた当代一の名工達が、命がけで取り組んだ作品だ。
後世に伝わる名作を伝統の技と己のオリジナリティを精魂こめて作り上げた気概が、見るものの胸を打ち、感嘆の声を上げさせる。
維新や震災、戦争で数多くの名作、名品が失われてしまったが、奈良時代のものなど完全な形で今に伝わることが出来たのは、宮中の人々が細心の注意を払って保管し、後世に伝えるという大役を必死で守り、果たして来た人たちのおかげだと思う。名宝の素晴しさに見入ると同時に、影の人たちの努力に頭が下がる思いだ。
私たちはこういう類まれな展示会を、意識的に見に行って、日本の美を再認識する必要があると思う。
去年の3年生に、『ジャポニズム』の授業をしたとき、つくづく感じた。
それにしても、日本美術を見るときには日本史や、日本文学をもっと勉強する必要があると思った。
たとえば『源氏物語』を読んでいるかどうかで、その作品の素晴しさの感じ方はだいぶ違うと思う。
絵巻物にしても、屏風絵にしても、『源氏物語』をモチーフにしたものや、有名な場面を見ても、何が描かれているのか分かった上で見たほうがずっと興味深く見ることが出来るのだ。
またいつかこういう展示会を見る時には、名工たちがその作品にこめた思いをもっと感じ取れるよう、勉強しておこうと思う。
それと、展示会を見る前にはあまりお腹いっぱいになるまで食べないでおこうっと・・・*(シャイ)**(汗)*