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*(音符)*まんまるおなかの元気な子*(汗)*

2010-01-21 23:37:00 | 徒然なるままに
1月20日(水)

今日、私は赤いカーディガンを着て出勤した。*(笑顔)*

それを見た男子生徒に、
「今日の服装は何のコスプレですか?」
とか、
「なんだか今日はイメージが違う」
と言われた。

いつもの私は、黒か紺色のジャージの上下に、中は日替わりのようにいろいろなカラーのタートルネックを着ている。
(夏場は、いろいろな美術展や美術館のオリジナルTシャツとジャージのズボンと言う服装だ)
式典や、保護者会、出張などの時はスーツを着るがほとんどスカートははかない。お化粧もいわゆる『イベントメイク』だ。
およそ、「女らしい格好」(ドレッシーとかセクシーとか)と言う服装とは程遠いかも。*(退屈)*
大体、美術先生なのだから、汚れが目立たない服装で、更に、黒いガーデニングエプロンと言った感じなので、『赤いカーディガン』と言うのは、珍しかったかもしれない。

実は、このカーディガンは、去年の予餞会のときに、まさに『コスプレ』として着たものでもある。*(シャイ)*
3学年の先生方で『丘の上のポニョ』を踊ったときに、白いトレーナーの上にこのカーディガンを着たら、その後からついたあだ名が『ポニョ先生』だった。意地悪な男子からは『ボニョ先生』とも言われたっけ。
そういえば、美術部の生徒達が離任式のときに贈ってくれた色紙にも『ポニョ』が描いてあったっけ・・・。
で、今回ももれなくそのあだ名がついてしまった。

*(音符)*まんまるおなかの元気な子

去年より、更に育ってしまったまんまるおなか。卒業式までに本気でダイエットしないと、去年のスーツが入らないぞ!!*(青ざめ)*
と決心したのに・・・・。

娘の買い物に行ったついでに、二人で回転寿司*(ウニ)**(トロ)*に行き、おなかいっぱい食べて帰ってきた私だった。*(酔払い)*

明日からダイエットしよう*(汗)*(←毎日言ってる*(口笛)*)
せっかくの赤いカーディガンが『コスプレ』にならないように・・・。

『ゴッホ』鑑賞と『読書感想画』

2010-01-21 22:54:00 | 徒然なるままに
1月19日(火)

今日は、1年生の授業で『ゴッホ』の鑑賞をした。
私が講師を始めてから『ゴッホ』の鑑賞は必ずやっている。
特に1年生は、一番最初の授業で『色の3要素』を学習するのだが、その時に『補色』について学び、その効果についても学習している。その後、いろいろな作品作りを経験した上で『ゴッホ』を鑑賞することにより、よりいっそう学習の成果が定着するのだ。

『ゴッホ』といえば『黄色』が好きな画家として有名だ。
初期のゴッホは、その黄色を生かす描き方を独学で描きながら試行錯誤している。
そういう時期に、ゴッホは浮世絵に出会い、広重の黄色と『ヒロシゲブルー』と呼ばれる藍色の使い方から、色は1色ではその色の良さを発揮できない。お互いに引き立てあう、『補色』の効果があってこそ、その色の魅力を倍増して発揮できるということを学ぶのだ。
『夜のカフェテリア』は、黄色と青の含有率がほぼ同じ割合でできているという、奇跡のような作品だ。
頭にろうそくを立てた帽子を被って手元を明るくして描いたという『ローヌ川の星月夜』の黄色の含有率は、全体の3パーセントに満たないのに、輝ける星々や、川面に映る夜景が本当に美しい。
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド

次回は、ゴッホが夢に描いた芸術家のユートピア・アルルの黄色い家にやってくる、ゴーギャンとの共同生活とその破綻、そして挫折、自殺とも言われる人生の終焉について学ぶ。
『ゴッホ』が『炎の画家』と呼ばれる由縁と、彼の生涯とその作品の鑑賞から、どんなことを感じ取ってくれるだろう。
ゴッホが愛し、憧れた日本と浮世絵。『ジャポニズム』を学ぶことによって、日本の美術に素晴しさにも気づいてほしい。

          *(ひまわり)*          *(ひまわり)*          *(ひまわり)*          *(ひまわり)*          *(ひまわり)*

今日はまた、図書館司書の先生に、1年生が描いた『読書感想画』を見ていただき、図書室にある本で、本の紹介にもなり、がんばって描いた絵として図書館に展示してもらえる絵を選んでいただいた。

今回、『自由図書』として描かせたので、私は、生徒が描いている本を全て読んでいるわけではない。だが、さすが司書の先生はほとんどの作品についての本を読んでいらっしゃった。生徒が描いた感想文を読みながら、そのシーンを描いた絵を見ていろいろ感想をおっしゃっていただくのを聞きながら、改めて生徒の絵を見ると、すごく伝わってくるものがあったり、逆に、読まずにイメージだけで描いたものもあったりで、大変参考になった。
また、先生から、
「この作品のこの部分はどんな手法で描かれているのですか?」
と質問され、いろいろと解説をすると、
「面白いですね~。こういう手法を習ったからこそ、それを使って、この作品のこのシーンを描いてみたいと思ったのでしょうね」
とおっしゃってくださった。
子ども達にとっても、私が選んだだけより、司書の先生がほめてくださったというのは読書するにも、絵を描くにも、すごく励みになることだと思う。
選ばれた作品は『図書室便り』にも詳細されるということで、発行が楽しみだ。