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私の元気の素

2010-01-22 23:04:00 | 徒然なるままに
1月21日(木)

今日は、息子の住民票を取りに行くために早退して、そのまま、子どもネットのサークル会に出席した。

ピアノの帰り道の末娘も途中から参加して、ガストで夕食会を兼ねながらのミーティングだった。

先日の『こどもの国』の反省会に始まり、今年のいろいろな年間行事や鑑賞会についての連絡の後、子育ての話題、特に、受験や進学の話で盛り上がった。

子どもネットは、子ども達と一緒に、地域のサークル活動を通して地域ぐるみで親子が育ちあい、自分達の地域にプロの劇団やミュージシャンを呼んで、お芝居を見に行ったり、コンサートを聴きにいくというネットワークだ。(詳しくは、リンク集にある『子どもネット八千代』参照)

我がサークルはみんな共稼ぎなので、月に一回のサークル会は、夕食会を兼ねてのミーティングで、いろいろな情報交換や、相談や楽しいことの企画をやっている。
子ども達がまだ小学校や幼稚園から続いているこのサークルは、実にいろんなイベントをやってきた。
主役はいつも子ども達。お母さん達は影武者に徹しながらも、自分達も楽しみ、何より、自分の子のみならず、よその子たちの成長ぶりも楽しんできた。

その子達も大きくなって次々と手を離れていったが、今度は、地域の小さい子を抱えたお母さん方をサポートするという楽しみが増えた。
かつて自分もそうやって先輩お母さん達にサポートしてもらったように・・・。

          *(クローバー)*          *(クローバー)*          *(クローバー)*          *(クローバー)*          *(クローバー)*

ミーティングの後、お会計をしようとレジに向かったら、店員さんが私に声をかけてきた。
「あの、○○さんですよね?私、□□です。覚えていらっしゃいますか?小学生のとき、ソーランでお世話になりました」

見れば、もうすっかり素敵な年頃の娘さんになっていて、名のってもらわなければ絶対に分からない。
彼女は、今高校3年生で、バイトで来ていると言う事だった。

「まだ、ソーランは踊っていらっしゃいますか?私、あの長半纏、まだ大事にとってあるんですよ」
そう、彼女達がソーランを踊っていた頃は、お父さんのワイシャツ3枚を繋げて黒エリをつけ、背中にはアクリル絵の具で自分達の思い思いの文字やら絵やらを描いた長半纏で踊っていたものだった。
その長半纏は、校庭などで大勢で踊るとまるで色とりどりの大漁旗が波間に翻っているような壮観さがあった。
踊りそのものはもちろん、背中の文字にも元気をもらえるようなソーランを踊っていたっけ・・・・。

「今はソーラン隊も解散しちゃったけど、みんな、いろんなところで踊っているよ。
30人の高校生でソーラン隊を組んでオーストラリアに踊りに行っちゃったりね。
池袋のふくろ祭りや原宿のスーパーよさこいとかでも『南中ソーラン』やっていたら踊りの中に入って行っちゃえば?」
「みんなすごい!私も、あの『南中ソーラン』のイントロが聞こえてくると踊りたくなっちゃうんです。」
「私もね、こないだ冬休み前の集会で、全校生徒の前で一人でソーラン踊っちゃった。最後まで踊りきれるか心配だったけど、生徒達が掛け声かけてくれて、最後まで踊りきったときは気持ちよかった~!」
「また一緒に踊りたいですね」
「そうだね~!」
「もうすぐ卒業だね。高校生活もバイトも頑張ってね!」
「はい!」

ソーランを教えていた頃はまだ教師ではなく、地域のボランティアおばさんだったけれど、ソーランを一緒に踊った仲間は延べ3000人を超える。
2歳から70代まで、いろんな地域から講習会に来てくれたり、教えに行ったりして、一年中、毎週のように土日は何処かのイベントで踊っていたような気がする。
『踊る人も見てくれる人も元気になるソーラン』
かつての教え子であり、仲間と話しているうちに、私の中でポッと火がつく音がした。
その頃の年賀状の画像があるので、アップしてみよう。
懐かしいなあ・・・。この頃はどこのイベントにも母子4人で参加していたっけ・・・。
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド