7月23日(金)
夏休みに入り、21・22日はびっしり早朝から夕方まで演劇部の指導。
23日は3校合同演劇発表会があった。
特訓の成果もあり、顧問のよく目ではないが、本番は3校のうち一番いい出来だったと思う。
4月当初は、顧問が代わって何となく私に対して反抗的だった2年生たち。
何を言っても、「去年は・・・」とか「うちの演劇部は・・・」とか新しいことは一切受入れない雰囲気があった。
とりあえず、「今までのやり方」を尊重しながらも、部活動は体操服で活動することと、活動前と活動後は、稽古場兼部室を掃除することから教えた。
芝居の稽古も、いろいろアドバイスをしても、プライドが高いのか、なかなか素直に受け付けない。自分ではやっている、できているつもりらしいのだが、全然動けていない。
母親役の生徒にいろいろアドバイスしても、
「私はまだ子どもを産んだり、子どもを亡くしたりしたことがないからわからない」
と言う。
体験したことがないことや自分と違う人間を「演じる」とはどういうことかから、丁寧に言って聞かせた。
セリフが入って、体育館を使って立ち稽古ができるようになってから、舞台の様子をビデオで撮って見せた。
そうしたら、「百聞は一見に如かず」の通り、私が指摘したことにようやく納得したようだった。
今まで、自分の演じている姿を客観的に見たことはなかったのだろう。
声の大きさ、滑舌、顔の向き、目線、前髪が顔にかかって影になり、表情が見えるか見えないか、手の癖、手の表現、自分の位置、動き、舞台の広さを生かして動けているか・・・
自分ではやっているつもり、できているつもりだったはずが、ビデオを見れば一目瞭然。
自分を客観視する目を持てたのだと思う。
その日の反省会は長かった。私があれこれ言わなくても、彼女達は自分で「自分の課題」を見つけていた。
それからは、私に対して素直に、積極的にアドバイスを聞いて来た。そして、それを一生懸命実践しようと努力しているのが見えた。
そうなると、どんどんアドバイスを吸収して、どんどん演技が良くなっていった。
私とだけでなく、部員同士でもぶつかり合い、トラブったこともあった。でも、話し合って誤解を解いてからは、逆にそれがあったからこそ分かり合え、チームワークも部の雰囲気も良くなっていったと思う。
本番はみんながそれぞれの「仕事」をきっちりやって、達成感のある舞台をみんなで作り上げることができたと思う。
2学期は初めての中学校演劇コンクールに出場するために、基礎訓練と脚本選びをがんばるぞ!
もう、「影の薄い演劇部」なんて誰にも言わせない。校内でも一目置かれる部活動としてみんなに認められるような演劇部を目指すぞ!
冬のコンクール、2月の予餞会では、今までで最高の舞台になるよう、みんなで頑張ろう!
そして、来年度はたくさん部員を増やして(特に男子!)大道具や小道具、衣装などのスタッフも充実させて、いつかは「大作」や「名作」に挑戦できる部活動ができるように頑張ろう!
私の任期もあと7か月。私がかつて演劇部や劇団、人形劇で学んだり会得したことをしっかり生徒たちに伝授して、3月の離任式を迎えたい。
夏休みに入り、21・22日はびっしり早朝から夕方まで演劇部の指導。
23日は3校合同演劇発表会があった。
特訓の成果もあり、顧問のよく目ではないが、本番は3校のうち一番いい出来だったと思う。
4月当初は、顧問が代わって何となく私に対して反抗的だった2年生たち。
何を言っても、「去年は・・・」とか「うちの演劇部は・・・」とか新しいことは一切受入れない雰囲気があった。
とりあえず、「今までのやり方」を尊重しながらも、部活動は体操服で活動することと、活動前と活動後は、稽古場兼部室を掃除することから教えた。
芝居の稽古も、いろいろアドバイスをしても、プライドが高いのか、なかなか素直に受け付けない。自分ではやっている、できているつもりらしいのだが、全然動けていない。
母親役の生徒にいろいろアドバイスしても、
「私はまだ子どもを産んだり、子どもを亡くしたりしたことがないからわからない」
と言う。
体験したことがないことや自分と違う人間を「演じる」とはどういうことかから、丁寧に言って聞かせた。
セリフが入って、体育館を使って立ち稽古ができるようになってから、舞台の様子をビデオで撮って見せた。
そうしたら、「百聞は一見に如かず」の通り、私が指摘したことにようやく納得したようだった。
今まで、自分の演じている姿を客観的に見たことはなかったのだろう。
声の大きさ、滑舌、顔の向き、目線、前髪が顔にかかって影になり、表情が見えるか見えないか、手の癖、手の表現、自分の位置、動き、舞台の広さを生かして動けているか・・・
自分ではやっているつもり、できているつもりだったはずが、ビデオを見れば一目瞭然。
自分を客観視する目を持てたのだと思う。
その日の反省会は長かった。私があれこれ言わなくても、彼女達は自分で「自分の課題」を見つけていた。
それからは、私に対して素直に、積極的にアドバイスを聞いて来た。そして、それを一生懸命実践しようと努力しているのが見えた。
そうなると、どんどんアドバイスを吸収して、どんどん演技が良くなっていった。
私とだけでなく、部員同士でもぶつかり合い、トラブったこともあった。でも、話し合って誤解を解いてからは、逆にそれがあったからこそ分かり合え、チームワークも部の雰囲気も良くなっていったと思う。
本番はみんながそれぞれの「仕事」をきっちりやって、達成感のある舞台をみんなで作り上げることができたと思う。
2学期は初めての中学校演劇コンクールに出場するために、基礎訓練と脚本選びをがんばるぞ!
もう、「影の薄い演劇部」なんて誰にも言わせない。校内でも一目置かれる部活動としてみんなに認められるような演劇部を目指すぞ!
冬のコンクール、2月の予餞会では、今までで最高の舞台になるよう、みんなで頑張ろう!
そして、来年度はたくさん部員を増やして(特に男子!)大道具や小道具、衣装などのスタッフも充実させて、いつかは「大作」や「名作」に挑戦できる部活動ができるように頑張ろう!
私の任期もあと7か月。私がかつて演劇部や劇団、人形劇で学んだり会得したことをしっかり生徒たちに伝授して、3月の離任式を迎えたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます